おせっかいというか、余計なお世話というか、善意や親切を押し売りしてくる人って面倒ですよね。
お願いしていない手伝いをしてきたり、欲しくもない差し入れを買ってきたりする人ってマジで面倒くさい。
相手は良かれと思ってしているのかもしれませんけどね。
でも頼んでもいないことを勝手にやられて、それを好意として受け取らないといけないのは疲れます。善意を押し付けてこないでよって言いたい。
そして本当にうっとうしいのが、職場の上司がこの手の人間だった場合です。
相手がただの知り合いだったら軽く流せばいいだけです。「すいませんね(ペコ)」で終わり。それ以上は無理に関わろうとしなくてもいい。
でも上司ともなると、そうはいかないんですよね。部下という立場上、適当にあしらうこともできない。
社交辞令でも「ありがとうございます」とお礼を言う必要が出てきます。上辺だけでも感謝している態度を見せないといけません。
無理やり押し付けてきたことに対して無理やり感謝しないといけないって、それってただの嫌がらせじゃないですか?
ハッキリ言って上司からの善意や親切を押し売りはパワハラと変わらないと思う。ストレスめっちゃたまります。
善意や親切を押し売りをする上司がウザいのは感謝を強要してくるから
こんなことを言うと「やってもらっておきながら図々しいぞ」という思う人もいるかもしれない。それは確かにそう。親切にしてもらいながら「うっとうしいんだよ」と言うのは間違っている。
でもしてもらったことが純粋な親切心からくる行為だったら、まだこちらも素直に受け取ることができるんですけどね。「ありがとうございます」の言葉も自然と口から出ます。
でもこの手の人たちって、だいたい見返りを求めてくるんですよ。自分がやったことに対して感謝やお返しを強要してくる。
そうなると話は変わってきますよ。善意や親切心など邪魔でしかない。押し売りしてくるぐらいだったら、何もしてもらわない方がいいです。
善意・親切に対しての「してやった感」がハンパない
僕も上司から何かしてもらった時はしっかりとお礼は言いますよ。
ご飯をおごってもらったら「ありがとうございます。ごちそう様でした」
仕事をフォローしてもらったら「すいません、助かりました」
感謝の言葉を口に出して、ちゃんと敬意は払っています。
でも善意や親切を押し付けてくる人って、それだけでは満足しないんですよね。その場だけの感謝じゃなく、その後もずーっと感謝し続けなければ気が済まない。
いつまでたっても「この前、飯を奢ってやっただろ」とか「あの時、仕事のフォローしてやっただろ」とか、偉そうに言ってくる。正直、恩着せがましいです。「してやった感」が半端ない。
そうなってくると善意なんて負担でしかないですよ。一度のちょっとした親切をその後も感謝し続けないといけないなんて、対価が全然釣り合ってないでしょ。
「ありがとうございます」の一言があればいいじゃないですか。
頭を下げたらもうそこは終わりでしょ?
それ以上何があるの?
さりげなく振る舞ってくれてたらいいんですよ。変にアピールされなければ、僕も「いつも面倒見てくれてありがたいな」と思えます。
でも「してやった感」を出されたとたん、感謝の気持ちはわずらわしさに変わります。ウザくてしょうがない。親切をされそうになった瞬間から「余計なことするなよ」と身構えてしまう。
見返りを強制されるなら最初から何もいらない
結局、善意や親切を押し売りしてくる人って、相手への思いやりから出る行動じゃないんですよね。本当に優しい人は過剰に見返りを求めない。相手がどうであれ優しい。
彼らが親切にしてくるのは
- 偉そうにしたいだけ
- マウント取りたいだけ
- 「俺って優しいだろ」とアピールしたいだけ
だから見返りがないと我慢できないんですよね。要は自分本位のクズ野郎なんですよ。相手のことを思ってじゃなくて、自分の欲を満たすために親切してるだけなんです。
そんな善意なら最初から何もしてもらわない方がいいですよ。
たとえ仕事を手伝ってもらえなくても、ご飯を奢ってもらえなくても、恩着せがましさを感じるよりマシです。そっちの方がよっぽど仕事も効率的になるし、ストレスフリーで職場の居心地もよくなります。
望まない行為を無理やり押しつけられて、さらには見返りを強要されるその精神的負担はパワハラと何ら変わりはない。「してやった感」を押し付けられる上司からの親切なんて、ただの罰ゲームですよ。
社長の善意の押し売りがパワハラレベルを超えている件
ウチの社長は善意の押し付け方がマジでえげつないですよ。おせっかいというか、余計なお世話というレベルではありません。もはやパワハラを超えています。
だから社員たちはみんな「社長から世話を受けたくねー」「頼むからほっといてくれ」と思ってる。社長からの善意を心底嫌がっています。
飯に誘われた日にはマジでヘコみます。テンションだだ下がり。その日は一日中「行きたくねー」と頭を悩ませることになる。
食事をおごった後は感謝を強制!気に入らないとブチギレ
とにかく「してやった感」がめちゃくちゃスゴいんです。
例えば、晩ご飯を奢ってもらったとするでしょ?するとまず、別れた直後に「今日はごちそう様でした」とお礼の文章をLINEかメールで送らないといけない。
それもお礼だけでなく「社長の話を聞いて自分の未熟さを実感しました」みたいな、社長をヨイショしながら意識高い系の文章を送らないといけないんです。これってめちゃくちゃ面倒くさいです。
もしお礼のLINEを送らなかったらブチギレですよ。
「お前には感謝の気持ちがないのか!」
「お礼もできないなんて人間性が足りないんだよ!」
「そんなんだから仕事もロクにできないんだ!」
奢ってもらったときにお礼はちゃんと言ってるんですよ。それでもその後の「お礼のメール」を強要してくるんです。
面倒くさいのはそのあとも続きます。
奢ってもらった翌日も「昨日はありがとうございました」と再度お礼を言わないといけないんです。
社長はお酒が入った次の日は会社へ来ないので直接は言えません。なので電話をかけることになります。
もし電話をかけ忘れたらまたブチギレです。
お前には感謝の気持ちがー
お礼もできないなんてー
そんなんだから仕事もー
はぁ...本当にダルい。ただでさえしゃべりたくないのに、そう何度も連絡させてるなよ。声を聞きたくないんだよ。
そして極めつけは最後。直接、顔を合わせた時もお礼を言わないといけないんです。1回のご飯で3回もお礼を言わないといけないんですよ。
そしてその中の一つでも忘れたらブチギレ。たまったものじゃありません。どれだけ感謝すれば気が済むねん。
善意を受け取らなくてもブチギレ!マジで2度とご飯に誘わないでほしい
こんな様子だから、社長とご飯に行きたいはずがありません。誘われたときはどうにかして断る理由を探そうとする。
でも断ることはできないんですよ。社長から誘われた時点で強制参加が決定しているんです。僕らに拒否権はない。
仮に断ろうものなら、またキレられるだけです。「俺からの好意が受け取れないのか!?」と怒鳴り散らされる。
「人からの善意を無下にする奴は人間的になってない」だの「上司の誘いを素直に受けられない奴は仕事もできない」だの意味不明な説教をくらうことになる。もう嫌だ...
だから穏便に済ますために、誘ってもらったら「ごちそうになります」と嬉しそうにしないとけいない。本音ではめちゃくちゃ行きたくないけど「誘ってもらってありがとうございます」と感謝しないといけないんです。
食事中も全然楽しくないですからね。「食事中の態度が気にらない」とか「もっと気遣いができる人間になれ」とかゴチャゴチャ説教される。
マジでストレス半端ないですよ。精神的ダメージが大きすぎる。これをパワハラと言わず何と言おう。嫌がらせ以外の何物でもない。
「お前のためを思ってやってるんだ」という言葉にダマされるな!
今回さんざん言いましたが、善意や親切を押し売りしてくる上司はハッキリ言ってクソです。
そこには思いやりや気配りなんて気持ちは一切なく、ただ自分の欲を満たしたいだけの自慰行為でしかない。
善意って肯定されやすい言葉じゃないですか。素直に受け取らないと「人間性が低い」と見なされる。
「気遣いを忘れない」「誰にでも気配りをする」という行為は美徳とされていますし、「お前のためを思ってやっているだ」と言われれば反論しづらい。受け入れざるを得ない空気感がある。
だからダマされないでくださいね。中には素直に「面倒見がいい人だな」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、それって本当の親切心じゃないですから。
善意も無理やり押し付けてくるようであれば悪意でしかないですよ。結局は「受けた人間がどう思うか?」ですからね。
また善意や親切の押し売りは、社員の教育にも利用されることがあります。実際、ウチの会社では従業員を洗脳するために使われていました。
社員を食事や飲みの席に頻繁に連れて行くわけですよ。必要以上に世話をしようとしてくるんです。
仮にこれが押し付けだったとしても、飲みに連れて行ってもらった社員は上司に感謝するようになります。「ここまで世話をしてもらったんだから仕事で返さなきゃ」と思っちゃうんです。
これは『返報性の原理』といって人をマインドコントロールする方法として有名です。人間って、人からしてもらったことには「返さないと」と思ってしまう生き物なんです。
あたたもそんな茶番に引っかかっちゃダメですよ。
善意や親切を押し売りしてくる上司は総じてクソ!「お前の為だ」と言いながら自分の為でしかありません。
ましてや見返りを強要してくるのはパワハラでしかないので信用しないようにしましょう。
コメント
塾講師をしていました。管理者が自己愛パーソナリティ障害の気質があり、退職しました。
無意味なクソアイデアや、定時退社を拒む空気を出したり、構ってほしさにマウントを取っ
たり、何一つ良いところがなく、このままでは自身の成長はおろか、プライベートまでダメ
になると思い、やめました。バカ上司のせいで退職しなければならなかったことが、今も悔しいです。
能力が低すぎる上司と認識するのに時間がかかってしまいました。
こんなバカな奴が上司になれるわけない、と思っていたからです。
でも、バカでもなれるのですね。
ある意味、世間は自分が思っているより、ハードルが低いのかもと思っています。
また、そのバカ上司から、「仕事のレベルを下げろ。」
と言われたこと、忘れません。
呆れて開いた口がふさがりませんでした。
本当に無能でバカな人間ているんですね。