夫婦生活を続けていると、ケンカの一つ二つありますよね。
ウチの家庭もしょっちゅうケンカしてます。
嫁の口が悪いもんで、僕もついカッとなっちゃうんですよね。
ちょっとした一言が引き金となって、嫁VS俺 ファイッ!ですよ。
でもケンカした後に問題となるのが『嫁への謝り方』です。
まあ、もともとは他人同士なので、夫婦喧嘩が勃発することは仕方ない。考え方や価値観が違うので衝突してしまうことはある。
でも仕方ないとはいえ、いつまでも引きずるわけにはいきません。ずーっと怒ってもられないので、止め時を見つけないといけない。
今回は、ケンカと仲直りを何度も繰り返していくうちに身に付けた僕流の嫁への謝り方をご紹介します。
ぶっちゃけ嫁に上手く謝ることができない旦那さんって多いと思うんですよね。
- 嫁と中々仲直りができない
- どう謝ればいいのか分からない
このような男性はぜひ参考にしてください。
とりあえずは自分の怒りは我慢する
正直、嫁に謝るのって難しいですよね。
男としてのプライドも邪魔して、素直に嫁へ頭を下げられない。
それに男性って基本的に口下手だから、上手く謝れないんですよ。
さらに言い負かされて、謝るどころかまたカッとなっちゃったり...
まず最初に言えることは「あ、これヒートアップしそうだな」と思ったら、それ以上は何も言わないことです。
冷静な判断ができない者同士が言い合っても余計に話がこじれるだけ。
なので一旦、こちらからの攻撃はストップしてください。
しかしあなたが黙っても、奥さんはかまわず文句を言ってくると思います。
でもそこは言い返さずに、グッとこらえてください。
「はいはい、わかった、わかった」ぐらいにとどめておき、それ以上、火に油を注ぐことは止めましょう。
まずは冷却時間をおいて落ち着く
興奮している相手を、その場でしずめようとしても無理です。
感情まかせにガンガン言ってくるだろうし、こちらも頭に血が上っているので冷静に話せません。
なので、その場でどうこうしようとはせず、一度、時間を置くことが必要です。
これは怒りの感情と上手く付き合うための『アンガーマネジメント』でも言われていることで、人間の怒りというのは時が経つほど収まっていくものなんです。
まずは話し合いができる状態を作らないといけないので、お互いが冷静になれるための冷却時間を置いてください。
何を言ってもガンガン反論してきた奥さんも、時間を置くことで怒りが静まり、話を聞く体制ができます。
時が解決してくれるじゃないですけど、気持ちを落ち着かせるためにしばらく間を置くことは大切です。
女は理屈で攻めても無理です
落ち着きを取り戻したら今度は謝罪に転じるわけですが、ここで注意してほしいことが一つ。
それは『自分の正当性を主張しないこと』です。
謝るにしてもこちらにも言い分もあるでしょう。
「俺も悪かったけど、お前だって人のこと言えないじゃん」と言いたくなると思います。
でも言っちゃダメです。
口論になったとき、男性は論理立てて相手を責めてしまいがちです。
ケンカいたるまでの理由と経緯を、順を追って理路整然と説明します。
でもそれって女性には逆効果なんですよね。
女性は感情の生き物なので、理屈であーだこーだ言っても通用しません。
たとえこっちに非がないことでも、超絶理論でこちらを悪者にして文句を言ってきます。
怒りをぶり返させてしまう結果となるので、とりあえず自分の言い分を主張するのは止めてください。
言いたいこともあるとは思いますが、それは仲直りが終わって夫婦関係が平常運行してからの方がいい。
とにかく最初のうちは奥さんの気を静めることに徹してください。
第一段階はLINE(ライン)での謝罪がおススメ
では実際の具体的な謝る方法ですが、僕は初めにLINE(ライン)で謝るようにしています。最初から面と向かって話すことはしません。
別にLINEじゃなくてもメールでも何でもいいです。とりあえず文章で謝るようにしています。
LINEで謝ることのメリット
LINEやメールの良いところは、自分の思ったことをストレートに伝えやすいことです。
顔を合わせて話すと、言いたいことがなかなか伝わらないことないですか?
売り言葉に買い言葉というか、つい感情的になってしまって、勢いで言いたくないことまで言ってしまうことがある。
仲直りするどころか、逆にヒートアップすることになりかねません。
そして女性は男性よりも口が達者ですからね。
こっちが話してるのに、途中で言葉をさえぎってきたりするでしょ?
その結果、言いたいことも言えず、歯がゆさだけが残ったりもする。
その点、文章だと落ち着いて自分の思いを伝えられます。感情的になることもないし、言葉がさえぎられることもない。
そして最大のメリットは”文章を熟考して送ることが出来る”ということ。これは口下手な人間からしたら大きな利点です。
僕は会話が上手い方じゃないので、瞬発的に気の利いた言葉が出ません。
相手から攻め寄られると、言葉が出ずに黙っちゃうこともある。
このことから相手に誤解されたまま会話が終わってしまうことが少なくないんですが、文章だとその心配がない。
どのような文面にすれば理解が得られるのか?
こんな言い方をすれば反感を買わないだろうか?
そんなことをじっくり考えながら文章が作れるからです。
- お互いが冷静でいられること
- 口下手でも自分の思いを伝えやすい
この2点のメリットから、最初はLINEなどの文章での謝罪をお勧めします。
LINE・メールでの謝り方の例文
さて、文章で謝るとして実際にはどのような内容にすればいいのか?
僕の場合は次のような構成にしています。ぜひ参考にしてください。
①謝罪の文章
まずは普通に謝ります。
「昨日の夜はゴメンね」とか「今日は言い過ぎた。悪い」とか、謝りの文面を一番最初に入れます。
②経緯について話す
相手はこちらの事情を知らないから怒っている部分もあります。
「何でそんなことを言われないといけないの?」という感情が、怒りを増幅させているんです。
そこで「どうしてそうなったか」を説明してください。
意味も分からずに声を上げられたらムカつきますが、状況が分れば「そういった事情があったんだね」と理解してもらいやすくなる。
仮に、一方的な八つ当たりで全面的にこっちが悪かったとしても「ごめん。ちょっと仕事でイラついてて、責めるつもりはなかったけどあんな言い方になってしまった。申し訳ない」と謝れば、相手の気持ちは和らぎます。
一番腹立つのは理由も分らず怒鳴られること。
そうならないために「実はこういった事情があったんだ」と説明してください。
しかし先ほども言ったように”自分の正当性を主張する”ような文章になったらダメですよ。
「こういう事情だから俺が悪いんじゃないんだ」じゃなくて「こういった理由はあれど、怒ってしまった僕が悪い」という姿勢を見せてください。
③自分の未熟さを謝る
ケンカにいったった経緯を話すのはいいですが、場合によっては100%相手が悪いケースもあります。
その場合は事情の説明もクソもありません。「お前が悪いんだろうが!」としか言いようがない。
とはいえ、相手を責めたところで仲直りはできないので、そんなときは自分の未熟さについて謝ってください。
- もっと君の立場になって考えたら良かった
- そんなことに気付けなくてゴメンね
- 僕がもっと気を使っていれば良かった
奥さんをフォローする感じで、自分にも非があったと謝るんです。
そうすることによって、奥さんの溜飲を下げることができます。
④謝罪の言葉で締める
事情を説明して、奥さんへのフォローも入れたら、最後はもう一度、謝罪の言葉で締めましょう。
今後のことについてことを一言入れられたら、尚いいです。
「これからはもっと話を聞くようにするね」
「喧嘩しちゃったけど、また仲良くやっていこうね」
と、これからのことについての文章を入れましょう。
以上の点を踏まえた文章を送れば、奥さんの態度はかなり軟化します。
いきなり面と向かって謝るのは難易度が高いですが、間に文章をワンクッション入れると、だいぶ話しやすくなります。
顔を合わせたときに、直接「ゴメン」と言いましょう
LINEを送るタイミングはできるだけ早い方がいいです。
夜にケンカしたのなら、次の日の仕事中にでも送った方がいい。後回しにすればするほど、謝るタイミングを見失いますよ。
できるだけサッと送ってしまうのが、仲直りのコツです。
そして家に帰ったときに、面と向かって「ゴメン」と言いましょう。
LINEで先に謝っているので、怒り心頭だった奥さんも打って変わって聞く体制が取れているハズです。
相手と同じ土俵で戦ってはいけません
女性って本当に理不尽に怒ることが多い。
こちらがあえて折れてやっているのに、調子に乗って「私の方が正しかったでしょう?」的な態度をとってきたりもします。
でもそこで言い返したら元も子もない。
言いたいことは言わせてやるのも男としての器です。ここは好きなように言わせてやりましょう。
人としてあまりに間違っていることを言ってきたら、たしなめる必要はありますが、多少のことには目をつぶってください。
相手と同レベルで言い争うと、本当にいつまでたっても解決しません。
ここは自分が上の立場になったつもりで冷静に。どうしても言いたいことがあるなら、ケンカが落ち着いたときに話しましょう。
決して相手と同じ土俵で戦ってはいけません。
口下手な旦那の嫁への謝り方・まとめ
夫婦生活は我慢の連続。もはや修行です。
ぶっちゃけ本気でケンカしたら男が勝ってしまうので、口ゲンカぐらいは奥さんに花を持たせてあげてください。
嫁への謝り方のコツは
とりあえず冷静になる
文章でワンクッション入れる
聞く体制を作って直接謝る
そして後はひたすら我慢ですね。
腹が立つこともありますが、夫婦円満のためそこはグッとこらえるようにしましょう。
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