昨日、もっと早くに寝ておけばよかった...
このように、朝起きてから夜更かしを後悔した経験は誰にでもあるハズ。
次の日のことを考えれば、早く寝た方がいいのは分ってる。しかし分っていても、やめられないのがこの”夜更かし”です。
やっぱりテレビも見たいし、漫画も読みたいし、ゲームもしたいですからね。
そりゃ寝てる場合じゃないですよ。ただでさえプライベートの時間が少ないのに。
とはいえ、睡眠時間を削れば次の日がキツイだけ。どうにかして夜更かしをやめたいと考えている人は多いでしょう。
実はこの夜更かし。寝る前の習慣をちょっと変えるだけでやめることができます。
かつては僕も誘惑に負けて夜遅くまで起きている人間でした。でも就寝前の行動を変えることでスパッとやめることができました。
今回はその『夜更かしをやめる方法』についてお話ししたいと思います。本気でやめたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
夜更かしがやめられないのは「意志が弱いから」ではない
夜更かしをやめたいと思いながらもやめられないのはなぜですか?
そう聞かれるとほとんどの人はこう答えると思う。
- 意志が弱いから
- 誘惑に負けてしまうから
確かにそれも原因の一つでしょうね。
早く寝ればいいものを、寝ないで起きてるなんて意志の弱さ以外のなにものでもない。誘惑に負けて寝不足になるなんて、ただの自業自得です。
「じゃあ意志を強く持てばいいの?」ってことなんですが、そう簡単な話でもない。それができてれば誰も苦労はしないわけです。
禁欲したところで夜更かしはやめられない
人間は元々意志の弱い生き物です。自分の欲には忠実に行動してしまう。
僕も意志ユルユルの人間なんで「今日は早く寝るぞ!」と決めたところで、その数分後にはyoutube見てる。人間なんてそんなもん。
そもそも意志の力で何とかしようとするのが間違いなんですよね。
人間ってそんなストイックには生きられないですよ。漫画の続きは気になるし、ゲームはやめられないし、その誘惑に流されてしまいます。
だから禁欲して早く寝ようとしても、どだい無理な話なんです。
- スマホは禁止
- テレビは付けない
- 漫画は読まない
このように決めたところで、どうせ守れるわけがありません。挫折するに決まってる。
しかし世の中に出回っている夜更かしをやめる方法を見てみると、意志の力でどうにかしようとしたり、禁欲を勧めるものばかり。
- 夜の娯楽は控えましょう
- 早起きする目的を作りましょう
- 寝る時間を決めましょう
そんなこと出来るなら最初からやってます。俺の意志の弱さをナメるなよって話。
今回、僕が紹介する『夜更かしをやめる方法』は禁欲なんてしなくていいです。実際、僕は寝る前でもスマホはさわるしテレビも見る。それでも夜更かしをやめられてます。
ぶっちゃけネットなどで紹介されている改善方法なんてクソの役にも立たないですよ。まったくあてになりあせん。
夜更かしをやめたいのなら「自分の意志に頼らない方法をとること」が重要
そもそも夜更かしをやめられない人というのは、本音ではやめたいとは思ってない。むしろ「夜遅くまで起きていたい」と思ってる。
要は寝るのがもったいと思ってるんですね。残りの一日を少しでも楽しみたいわけなんです。
そんな人間が意志の力で夜更かしがやめられるでしょうか?絶対無理でしょ。
だから本当にやめるのなら「自分の意志に頼らない方法をとること」が重要です。起きていたいと思っていても寝てしまうような状況を作るのが大事。
極端な話、徹夜明けだったらどうですか?いくらテレビを見たくても、いくらゲームをしたくても、サッサと寝ません?
まあ今のは極論ですが、行動をとるきっかけとしては『意志の力』よりも『生理的欲求』の方がはるかに強いです。
腹が減ったらダイエットしててもご飯を食べちゃいます。
眠たくなったら夜更かししたくても寝るんです。
つまり、僕が勧める『夜更かしをやめる方法』は、意図的に睡魔に襲われる状況を作って寝ちゃいましょうということ。
眠気をコントロールして、テレビやゲームを楽しみながらパタッと眠る方法です。
夜更かしをやめたい人は必見!自ら睡魔に襲われる方法
では本題の睡魔に襲われる方法ですが、ポイントは次の2つ。
- 体を覚醒させないこと
- 睡眠のスイッチを入れること
これだけ聞くと「なんのこっちゃ?」て感じですが、具体的に説明していきますね。
眠気を妨げる3つの行動
人間は夜になると自然と眠たくなるものですが、ある行動を取るとせっかくの眠気が飛んで行ってしまいます。その就寝前にしてはいけない行為というのが
- 食事
- 入浴
- 光を浴びる
この3つが就寝前のNG行為。
食事をとると、食べたものを消化するために胃や腸などの内臓が活発に動き始めます。これが体の覚醒へとつながってしまうんです。
だから寝る前の食事はNG。できれば就寝前の2時間前には済ましておきましょう。
帰りが遅くて晩ご飯が寝る前にしか食べられないのであれば、揚げ物などは避けて消化のいい食べ物を少量だけ摂取するようにしてください。
あとNGなのが入浴。
お風呂に入ると体温が上がり、目が覚めてしまうきっかけとなります。こちらも寝る1時間前には終わらせておいてください。
もし寝る直前に入る場合は、ぬるめのお湯に短時間だけ浸かり、体温が上がらないようにしましょう。
最後に部屋の明かりについて。
帰宅後は蛍光灯はつけずに間接照明などで過ごしてください。というのも蛍光灯は光が強すぎて、浴びると脳が昼間だと勘違いして覚醒してしまうからです。
そうなったら睡魔どころじゃありません。目がらんらんとしてきて眠れなくなりますよ。
以上が睡魔に襲われるためにしてはいけない行為。これらを避けることで就寝時間がくると自然と眠たくなります。
部屋の明かりは早めに消して布団に入る
眠気を妨げる行為をやめることによって、自然と眠りにつきやすくなる。しかしそれだけでは夜更かしをやめることはできません。
なぜなら「残りの一日を楽しみたい」という欲求が満たされていないからです。
テレビやスマホを見なきゃ一日は終れない。でもそうすると夜更かししてしまうことになる。
このジレンマを解決するのが『睡眠のスイッチ』です。
人間には反射機能があり、ある特定の条件を与えると体が自然に反応してしまうという性質があります。
梅干しを見ると唾液が出る。本屋に入るとトイレに行きたくなる、というのがそうです。
この反射機能を利用したのが『睡眠のスイッチ』。
脳が「もう寝る時間だ」と判断する環境を作ることによって、睡眠に入る命令を身体へ出すように仕向けるわけです。そうすることで強制的に眠りに入ることができます。
睡眠スイッチが入るきっかけは「部屋を暗くすること」と「布団に入ること」の2つ。これで意図的に睡魔に襲われることになります。
部屋を暗くすると言っても真っ暗にする必要はないですよ。間接照明などで薄暗くするだけでOK。
漫画を読む人は手元だけ明るくするという方法でもかまいません。部屋全体が明るく照らされていなければ大丈夫です。
睡眠スイッチを入れることで、やがて襲ってくる眠気によって夜更かしすることができません。その時間を楽しみつつも、早く寝てしまうことができる。
実際、僕は布団の中でテレビを見たり、スマホをいじったりしていますが、ほとんど寝落ち状態でいつのまにか寝ています。
ちなみにスマホをいじるときはディスプレイはナイトモードにしてくださいね。蛍光灯と一緒で、画面から強い光を受けると目が覚めてしまいます。
睡眠スイッチは人それぞれです
今回、眠りに入るきっかけとして「部屋を暗くすること」と「布団に入ること」の2点をあげましたが、必ずしもこの方法じゃないといけないというわけではありません。
睡眠スイッチは人によって効果に差があります。音楽を聞くと眠たくなるという人もいれば、アロマを焚くことで眠れるという人もいる。
より効果的に睡魔を作るのなら、自分に合った睡眠スイッチを見つけるのも一つの手です。
眠れない人は体内時計がズレているのかもしれません
以上の方法で睡魔を作れるはずですが、それでも眠たくならないという人は体内時計がズレている可能性が高いです。
俗に言う『夜型人間』というやつですね。昼夜が逆転してしまっているんです。
本来、人間は朝に目が覚めて夜は眠たくなるようにできていますが、夜型人間にはこれが当てはまりません。
その場合はズレた体内時計を元に戻すことから始めましょう。
時間を戻す方法は「朝、日光を浴びること」と「朝食をとること」。
これにより脳が今の時間帯が朝であることを認識するので、それを習慣化することでズレた体内時計が正常な時間へと戻っていきます。
夜更かしをやめることで時間を有効化にもつながる
僕が夜更かしをやめたいと思ったのは副業を始めたのがきっかけでした。ブラック企業を辞めるために副収入を得ようとしてたんですね。
しかし社畜である僕は、副業をしようにも時間を確保することができません。仕事が終わって家に帰ってくるのは毎日夜中ですから。
そこで思いついたのが朝活です。夜に時間をとるのが難しいのなら、朝早く起きて作業しようと思ったんです。
でもですね。やっぱり夜更かししちゃうわけですよ。
だって朝早く起きるためには夜も早く寝ないといけないでしょ?となると家に着いたら何かをする間もなくサッサと寝ないといけないわけ。
それじゃあ、あまりにも虚しすぎる。本当に寝てるか仕事してるかだけの生活になってしまう。
少しでも生活に潤いが欲しくて夜更かしをやめられなかったわけですが、今回紹介した方法によって娯楽と睡眠を両立しながらやめることができました。
おかげで朝早く起きて時間を確保することもでき、副業も順調に進められています。夜更かしをやめることで、今まで無駄だった時間を有効活用することができたんです。
あなたも夜更かしをやめたいのなら、一度チャレンジしてみてはいかがでしょう?この記事がお役にたてれば幸いです。
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