体調不良でも休めない会社で働いている人は演技力で休暇を勝ち取れ

体調不良でも休めない ブラック企業

劣悪な労働環境が話題になっている昨今、体調不良でも休めないという人もたくさんいると思います。弱っている体にムチを打ってでも働かないといけないなんて、日本の会社は本当におかしいですよね。

 

ウチの会社も体調不良で休みたいなんて言おうものなら「健康管理も仕事のウチだ!」と怒鳴られるような会社です。社員の健康より会社の利益を優先するバリバリのブラック企業。

 

このような会社で働いている人は、普通に休暇の申請をしたってまず通らない。

会社を休みたいのなら、裏ワザを使って勝ち取るしかありません。

 

その方法とは”演技をして同情を買う”というやり方です。

 

周囲の人間が「そんなにひどいんだったら、もう休んどけよ」と言いたくなるぐらいの不調を訴えて、休暇をゲットするんです。

 

まともな会社なら「風邪を引いたので休ませてください」で済むのかもしれませんが、我々、ブラック企業の社員は多少の体調不良では休めない。演技で「具合が悪くてこれ以上は働けません」と訴えるしかないんです。

 

「休むだけでそこまでしないといけないの?」と思うかもしれない。

それはその通りだと思う。有給の使用は労働者に与えられた当然の権利だし、会社には「法定休日も守らないクセに少し休んだぐらいでゴチャゴチャ言うなよ」とも思う。

 

でもね。そんなこと言ったってしょうがないじゃん。そいういった会社に勤めちゃったんだから。

勤め先がブラック企業の場合は「労基法違反だ」とか、まともなこと言っても何も改善されません。そんなヒマがあったら、ゴホゴホ言って体調の不調をアピールした方がいい。

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罪悪感を抱く必要は無し!体調不良なのに会社を休めないなんておかしい

「演技をする」ということは、周囲の人間を欺くということです。つまり相手をダマすということ。

まあ体調不良は本当のことなので、完全にダマしているありませんが、過剰にアピールすることに罪悪感を抱く人もいるかもしれない。

 

でもそんな罪の意識は不要です。もとはと言えば休ませない会社がおかしいんです。

 

先ほども言いましたが、病気療養を理由に休むのは悪いとこではありません。それを「体調が悪くても働け」と言う方が間違っています。

 

だから罪悪感を感じる必要もないし、堂々と休んだらいいんです。

あなた一人が休んだところで会社の被害なんてたかが知れてる

自分が休むことで周りの人に迷惑がかかると思っている人もいるでしょう。でも人がひとり休んだぐらいじゃそこまでの影響はないですよ。気にしなくていい。

 

確かにあなたがやるべき仕事が他の人の負担になってしまうかもしれない。しかしそんなのは後から「迷惑かけてすいません。助かりました」と謝れば済む話です。

 

仮に、あなたが休んだことで代わりの人に過剰な負担が及ぶのであれば、それはギリギリの人材しか確保しない会社が悪いです。

スケジュールを再調整したり、期日をズラしたり、やり方はいくらでもあります。たった一人の社員が休んだだけで業務が回らなくなるんであれば、組織としてヤバいです。

 

どちらにしてもあなたが背負うべき責任じゃありません。社員に有給を与える余裕するない会社なんて、どう考えてもおかしい。

無理をするより体調を万全にしてから働いた方が効率がいい

責任感が強い人は、仕事を遅らせないために無理して働こうとするかもしれない。

でも体調が悪いときに仕事しても効率が悪いだけですよ。思考力や判断力が鈍っている状態で働いたら当然パフォーマンスは下がる。ミスも多くなるし、ロクな結果になりません。

 

だったら十分に休んで、万全の体調でリカバリーにのぞみましょう。そっちの方が断然効率的です。

 

無理をすれば体の治りも遅くなりますからね。パフォーマンスが下がった状態で働き続けるのは得策とは言えません。

ここはスパッと休んで、体調を回復させてから休んだ分を取り戻しましょう。

波風を立たせない体調不良で会社を休むときの手順

では、具体的な休み方についてお話ししますね。

病を押してまで働けという会社では「休ませてください」の一言がとても言いずらい。事を荒立てずにスムーズに休む方法について説明します。

手順1.ウソでもいいから出社する意思を見せる

朝起きたら体がだるい。寒気がする。おそらく風邪だ。さてどうするか?

 

普通の会社なら「体調が悪いので今日は休ませてください」と電話をすればいいだけでしょう。しかしブラック企業では「風邪を引いた」という大義名分があろうとも「甘えたこと言ってんじゃねぇ!」と言い返されます。

 

なので、いきなり「休ませてください」とお願いするのではなく、見せかけでもいいので会社に出社しようとする意志を見せましょう。

「1~2時間もすれば落ち着くと思うので、出社を少し遅らせてください」

「すいませんが病院に行かせてもらっていいですか?午後には出られると思います」

このように、本当は仕事ができるような状態ではないけど無理してでも行きますよ、ということをアピールするです。

 

電話の会話中に「ゴホゴホ」と咳払いするのも忘れずに。あざとくならないように「ゴホゴホッ、すいません」と申し訳なさそうにするのがコツです。

 

この言い方だと怒られることはないハズ。上手くいけば「今日はもういいから休んどけよ」と休暇をGETできます。

 

「じゃあ、サッサと病院行ってから急いで会社に来い」と切り返されることもありますが、そのときはしょうがない。

 

実際、会社を休むほどの体調不良だったら病院は行って方がいいですからね。大人しく病院へ行ってから会社に向かいましょう。

手順2.演技力で体が言うことを聞かないのをアピールする

体調が悪いといっても「とりあえず会社に来い」と言われることもあると思います。

ウチの会社なんてそのパターン。とりあえず会社に来させて、社員の様子を見てから休ませるかどうかを判断します。

 

ここが演技力を発揮するところですよ。

思いっきり体調が悪そうに見せましょう。

 

しかし、単に「辛い、気持ち悪い」というような態度だと、逆に上司の反感を買ってしまうことになります。「病は気からなんだよ!気合いが足りないんだ!」とドヤされかねない。

 

なので頑張って気を張ろうとするんだけど体が言うことをきかないというような演技をするんです。時折、気を引き締める仕草を入れながら、やっぱり体調不良にはかなわないという態度をとりましょう。

 

ブラック企業の上司は、一方的に甘えようとする態度には厳しいですが、無理をしてでも頑張ろうという姿勢には寛容です。「努力」や「根性」という言葉が大好きなので。

 

ここで上司の態度を軟化させることに成功すれば「もういいから帰って休んどけ」と、休むことができます。

 

また、あまりにひどい咳き込み方をしていると、風邪が周りにうつることを心配して先に返してもらえることもあります。

あくまで「社員の体を気遣って」ではなく「周囲への被害を考えて」での判断ですが、休めるのであれば結果オーライです。そう思わせるためにも演技は大事です。

手順3.薬だけ買いに行かせて欲しいと上司に頼む

ここまできてまだ働かせようとするのなら、もう休ませる気がないんだと思います。

 

でも諦めてはいけません。そこからでも「今日はもう帰れ」と言ってもらえるきっかけを作って、少しでも早く帰りましょう。

 

しかし休ませる気がない相手に体調不良の演技を続けてもウザがられるだけ。ここで有効なのが「薬を買いにドラッグストアにだけ行かせてもらっていいですか?」の一言です。

 

先ほども言ったように、ブラック企業の上司は無理して働こうとする人間が大好きです。気分が悪いのに我慢して働こうとする姿に気を許すはず。

 

上手く行けば「もうそのまま帰っていいぞ」となりますよ。体調不良を気遣わせるきっかけを作って、半日休暇だけでもGETしましょう。

社員の健康を気遣ってくれない会社は辞めるべし

今回紹介した手順を踏んでも休ませてもらえないのなら、そんな会社は辞めた方がいいですよ。ブラック度合いが過ぎます。

 

ウチの会社ですら死にそうな顔をしてたら、怒られながらも休みをくれたりします。まあ体調不良なのに、そこまでしないと休めないのもどうかと思えいますが。

 

社員の健康を一切気遣えない会社は働く価値がありません。使い潰してポイ捨てされるのがオチなので、潰される前に転職することをお勧めします。

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