睡眠時間を確保できない人にチャレンジしてほしい短時間睡眠法

睡眠時間を短縮する方法 仕事術

「睡眠時間が確保できない」とお悩みの人は、短時間睡眠にチャレンジしてみてはいかがでしょう?

 

ブラック企業では長時間労働はつきものです。

そして長時間労働の弊害と言えば睡眠不足です。

 

やっぱりね、人間は寝なきゃダメですよ。

寝不足が続くと体もしんどいし、気分まで沈んできます。

 

日中のパフォーマンスがー、なんて意識高めのことを言うつもりはないですが、やっぱり体は大事ですからね。

睡眠不足が続くと、そのうちまぶたがピクピク痙攣しだしてヤバいゾーンに突入していきます。

 

でも、寝ようと思っても夜中まで働かされる社畜には睡眠時間の確保は難しいじゃないですか。

そこで『短時間睡眠』の登場というわけです。

 

短い時間で十分な睡眠がとれれば、これほど良いことはないですからね。

日中のダルさは軽減されますし、何といっても一日に使える時間が増える!

 

ちなみに僕の環境で言うと、頑張れば一日6時間ぐらいは寝られます。

「6時間も寝られたらいいじゃん」て思うでしょ?

でもこれがなかなか難しいんですよね。

 

家に帰ったら、即シャワーを浴びて、すぐに着替えて、急いでベッドに入る。

食事やプライベートの時間を全て削り、寝る以外の行動をすべて省いて、ようやく確保できるのが6時間です。

 

でも、正直言って、少しぐらいはテレビも見たいし、晩ご飯も食べたいじゃないですか。

湯船にゆっくり浸かる時間も欲しいです。

てなると、どうしても1~2時間ぐらいはかかっちゃうんですよ。

 

そして結局、睡眠時間が確保できない...

 

でも短観睡眠を取入れてからは、プライベートに時間を割きつつ睡眠時間も確保できるようになりました。

あなたもそんな生活に嫌気がさしているなら、短時間睡眠を取り入れてみてはいかがでしょう?

では早速説明していきますね。

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睡眠時間を確保できない人は必見!睡眠の質を高める6つの習慣

睡眠時間を短くしたいなら”睡眠の質”を上げることです。

上質な睡眠をとることで、短時間で体の疲れを癒すことができます。

 

こんなことを言うと、どこかの怪しいセミナーみたいなセリフみたいですね。

「本当かよ~」と思うかもしれませんが、でもこれって事実です。

睡眠って、寝るときの環境や状況によって、質が全然変わってくるんです。

 

例えば、車のリクライニングで寝る5時間と、布団の中で寝る5時間とでは、熟睡感がまったく違うでしょ?

起きたときのスッキリ感も全然違うし、疲れの取れ方なんかは歴然の差です。

短時間睡眠は、いかに睡眠の質を上げるかがカギとなっています。

体内時計を整える

睡眠の質を上げるためにまず意識してもらいたいのが『体内時計』を整えること。

人間はもともと体内時計によって、夜になると眠たくなり、朝になると目が覚めるようにできています。

時間によって脳内物質やホルモンの分泌を調整して睡眠をサポートしているわけですね。

 

ところが長時間労働を強いられていると、この体内時計がズレてきます。

脳が「眠りなさい」と命令しているときに起きていたり、「起きなさい」と命令しているときに寝ていたりするからです。

 

せっかく睡眠をサボートしてくれる機能があるのに、それに反するような睡眠の取り方をしていれば当然、睡眠の質は下がります。

まずは体内時計を正常に戻し、そのリズムに沿った生活ができるようにしましょう。

1.毎朝、同じ時間に起きる

体内時計を正常に戻すためには、規則正しい生活を送る必要があります。

毎日、決まった時間に起きて、決まった時間に寝る生活です。

 

とは言え、毎日、帰る時間が一定しないブラック企業では、規則正しい生活なんて送れません。

どうしても寝る時間もバラバラになってしまいますからね。

 

その場合は朝起きる時間だけでも一定にしましょう。

寝るのが遅くなった日は起きづらいかもしれませんが、頑張って毎日決まった時間に起きてください。

 

最初のうちはきつくても、慣れてくると自然と同じに間に目が覚めるようになってきます。

体内時計を戻す第一段階は、決まった時間に起きて、決まった時間に寝る。

それが難しい場合は起きる時間だけでも一定にすることです。

2.起きたら朝日を浴びる

朝、目を覚ましたら、最初に部屋のカーテンを開けて朝日を取り込むようにしましょう。

日光を浴びることによって、脳に「朝が来た」という情報が伝わり、体内時計が調節されます。

 

それに朝日は「セロトニン」という覚醒物質が分泌も促します。

セロトニンは、明け方になると自然と分泌されるものですが、朝日を浴びることによって出やすくなるんです。

スパッと目覚める習慣を身に付けるのに、朝日はとても有効な手段です。

3.毎日、朝食を食べる

朝起きたら一時間以内に朝食をとるようにしてください。

食物を体内に取り入れることで、脳が活動を始める準備をしだします。

 

一日のスタートに必要なエネルギーを摂取するためにも、朝食は大事です。

会社へ向かう前に、朝ごはんはきちんと食べるようにしましょう。

就寝前の習慣を変える

睡眠の質を上げるためには、体内時計を調節するだけでなく、就寝前の行動にも気を付ける必要があります。

単純に、寝る前の行動というのは睡眠の質に直結しますからね。

眠りを妨げないために、次の行動に気をつけてください。

4.寝酒はしない

就寝前にお酒を飲むことを「ナイトキャップ」と言い、寝つきを良くする習慣として広く知られています。

しかしナイトキャップは、寝つきを良くしても睡眠の質そのものは悪くなります。

アルコールを分解したときに発生するアセトアルデヒドという有害物質によって、眠りが浅くなってしまうんです。

また、利尿作用によって途中で目が覚めたりもしますからね。

 

ブラック企業で働いていたら、ストレス発散のために一杯飲みたくなるかもしれません。

しかしそれが寝起きの悪さにつながり、新たなストレスにつながります。

晩酌を楽しむのはいいですが、お酒はほどほどにしておきましょう。

5.就寝の一時間前には風呂を済ませておく

人間は夜になると体温が下がり、寝る準備を始めます。

これも体内時計の働きによるものです。

 

しかし体温を下げるために邪魔な作業が一つあります。

それはお風呂です。

 

お風呂は疲労回復に良しとされていますが、体温が上昇してしまうため、睡眠の妨げになってしまうんです。

睡眠の質を上げるために、お風呂は就寝の一時間前には済ませておきましょう。

帰るのが遅くて寝る直前にしか入れない人は、体温が上がらないようにぬるめのお風呂に入りましょう。

6.寝る前に食事を取らない

晩ご飯のタイミングも睡眠の質を上げるためには重要なポイントです。

寝る前に食事を取ると、消化のために内臓器官が活動的になり、体が起きてしまうからです。

体力回復に必要なエネルギーも消化活動のために割かれてしまいます。

 

晩ご飯は睡眠の2時間前にとること。

それが無理な場合は、うどんやパンなど消化に良い物を少しだけ食べるようにしましょう。

上手に仮眠をとる

睡眠の質を上げても、ふとした瞬間に睡魔に襲われることがあると思います。

もし仕事中に眠たくなってきたら、サッと仮眠をとってください。

 

仮眠は数分でもかまいません。

短時間でも十分に効果があって、一説には10分の仮眠で夜の睡眠1時間分の効果が得られるとも言われています。

 

人目が気になる場合はトイレにでも移動すればいいです。

隙間時間を見つけては、仮眠をとって睡眠不足を補いましょう。

平均睡眠時間は4時間半!ブラック企業で働く僕の1日のスケジュール

短時間睡眠を実践するコツは、寝る時間を一度に短くしようとせずに、徐々に縮めていくことです。

一気に削ると、あまりの眠気に耐えきれくなって、挫折してしまいます。

 

始めは30分だけ短くして、それに慣れてきたら更に30分短くする。

このような感じで、少しづつ短くして言ってください。

 

ちなみに私の場合は、元々は6時間以上は寝ないとダメな体質でしたが、今では平均睡眠時間は4時間半です。

おかげで長時間労働で働いていても、一日1~2時間程度はプライベートの時間を持つことができています。

そんな僕のスケジュールは次の通り。

・6:50 起床

・6:50~7:15 朝食

・7:15~7:30 出勤準備

・7:30~7:40 通勤

・8:00 始業

・12:00~12:15 昼食

・12:15~12:30 仮眠

・12:30~ 仕事再開

・0:00頃 終業

・0:10~2:20 プライベート

・2:20~ 睡眠

多少は前後しますが、だいたいこんな感じです。

会社の近くに住んでいるので、通勤時間が極端に短いのもポイントですね。

 

このように仕事だらけの毎日でも短時間睡眠を実践することによって多少プライベートの時間も持てます。

ただし無理はしないでくださいね。

体を壊しては意味がないので、できる範囲で実践していきましょう。

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