してやってる感を出してくる上司は例外なくロクでもない奴です

してやってる感 仕事術

あなたのまわりに「~してやったのに」と恩着せがましく言ってくる人はいませんか?

 

気を使ってくれるのはありがたいけど、その見返りを求めてくる人って、正直、ウザいですよね。

あまりに『してやってる感』を出されると、「じゃあ最初から何もしてくれなくていいよ」なんて思っちゃう。

 

こういう人って、結局は先に恩を売っておいて、あとからマウントを取ろうとしているだけなんですよね。

つまり、損得勘定で”いい人”を装っているだけで、本当はいい人でも何でもないんです。

 

もしあなたの上司がこのように「してやってる感」を出す人だったら、その人を信用しちゃダメですよ。

その上司は好意で動いているのではなく、ただあなたを思い通りに動かすために恩を売ってるだけなんです。

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いちいち恩着せがましい行動をとる社長がウザ過ぎる

ウチの社長がまさに”恩を売る人”の典型で、頼んでもいないことを次々と押し付けてきます。

 

ほんと「思いやりの押し売り」ですよ。もはや何もしてくれない方がありがたいレベル。

 

あとから「~してやっただろうが!」と罵られるのが分っているので、全然、嬉しくもないし、逆に迷惑です。

無理やり「してやった」という既成事実を作ってくる

社長がよく使うのが”ご飯を奢る”という手です。

ちょっとしたファーストフードから居酒屋などの酒の席など、とにかくご飯を奢りたがります。

 

「食費が浮くからいいじゃん」と思うかもしれませんが、これがなかなかウザいんですよ。

『奢ってもらう』というより『無理やり食わされる』という感じです。

 

借りを作りたくないから、断るとするでしょ?

そしたら「人の好意を素直に受け取れ!」とブチギレ。ゴリ押しで食べさせてきます。

 

その行動が好意からくるものだったら、そりゃもちろんありがたく受け取りますよ。本当に『好意』だったらね。

 

でも奴のは「奢ってやった」という既成事実を作りたいだけ。

そして、その既成事実を盾に偉そうにしたいだけなんです。

 

すでにこっちが食事を済ませた後でも「少しぐらいなら食べられるだろ」と言って、無理やり食わせてきますからね。

こっちはもう腹が一杯なのに、マジでありがた迷惑ですよ。

 

嫌がってる相手に無理やり食べさせて、何が”思いやり”だよ。単に自分の思い通りに人を動かさないと気が済まないエゴイストじゃねーかよ。

執拗に感謝を強制してありがたみを分からせようとする

社長にご飯を奢ってもらったら、翌日、「昨日はありがとうございました」とお礼を言うのが、我が社の恒例行事となっています。

 

こっちは食べたくもない物を無理やり食わされてるんだから感謝もクソもないんだけど、とりあえずお礼を言っとかないと、後からゴチャゴチャうるさいんですよね。

 

「人間性が無い」だの「謙虚さが足りない」だの、うっとうしい説教が始まるので、上辺だけでも感謝の姿勢を見せないといけない。

  • 店を出たときに「ごちそうさまです」
  • 家に着いたらLINEで「先ほどはありがとうございます」
  • 翌日、会社で会ったら「昨日はごちそうさまでした」

これが基本的なワンセットで、どれか一つでも欠かすと説教です。

 

1回の奢りで3回もあいさつさせるって、どれだけ感謝に飢えてるんだよ。自己顕示欲ハンパねーな。

 

さらにウザいのは、奢ったことを引き合いに出して、後からいろいろ要求してくることです。

「~してやったんだから、~して当然だろ?」みたいに。

 

奴の「人への気遣い」は、本当の意味の気遣いではなく、単なる見返りを強要するための道具に過ぎません。

押し貸ししておいて後から莫大な利息を要求する悪徳金融みたいなもんですよ。マジでタチが悪い。

「~してやってる」は相手を支配したいときに使う言葉

結局、してやってる感を出してくる人って言うのは、「良い事をされたらお返しをしないといけない」という人間の心理を利用して、人をコントロールしようとするクズなんですよ。

 

もし身近にこういった人がいたら相手しちゃダメですよ。いい人を演じてるだけで腹の中は打算だらけなんですから。

恩を感じさせることで洗脳しやすくする

「受けた恩は返す」

これは常識的な人だったら、誰もが持ち合わせている感情です。

 

何かをしてもらったら、こちらも何かしてあげたくなるというのは人情。やっぱり、やってもらってばっかりというのは気まずいですからね。

 

”してやってる感”を出してくる人って、こういった人の感情を逆手にとっているわけですよ。

「やってもらった」という相手の負い目につけ込んで、自分の言い分を通そうとしているわけです。

~してやったんだから感謝しろ!

感謝してるなら行動で示せ!

このようにマウントを取って、相手を操ろうとしているんです。

 

これは『返報性の法則』と言って、人間の心理を語るときにもよく登場します。

先に小さな貸しを作っておくことで大きな見返りを得ようとするやり方は、マーケティングでも広く利用され、営業の戦略でも頻繁に使われてます。

 

ウチの社長はこれを社員を支配するために使っているわけ。

「恩を受けた」と相手に思わせて、断れない状況を作る。そして自分の思うがままに操ろうという算段です。

 

なので、好意を押し付けてくる人間を簡単に信用しちゃダメですよ。さらに大きな見返りを求められて、とんでもない犠牲を払わされることになります。

本当に優しい人は見返りを求めない

そもそも好意で動く人って、いちいち見返りを求めないものなんですよ。

 

例えば、あなたもコーヒーの一杯ぐらいたまに同僚に奢ったりすると思いますが、それに対して見返りって求めますか?

計算で動いているわけじゃないですよね。あとから「あのとき奢ってやったのに!」なんて言わないでしょ?

 

人が好意で動くときって、見返りを求めないものなんです。ましてや感謝を強要したりしません。

 

本当に優しい人は打算で動いたりはしない。「してやった感」を出す人は、はなから好意で動いてなんかいなんです。

してやってる感を出す上司は相手にしないでください

以上のことからハッキリと言えます。

してやってる感を出してくる人間は例外なくクソ野郎です。

 

もしあなたの会社に”してやってる感”を出してくる上司がいたら、絶対に相手しちゃダメですよ。

受けた親切もすべて打算で、あなたを都合よくコントロールしようとしているだけ。信用しちゃいけません。

上辺だけは感謝している態度を取っておいて、後からつけ込まれないように気を付けましょう。

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