仕事ってだるいいですよね。
できたら働きたくないですよね。
基本的に人間って楽をしたい生き物です。「仕事したくな~い」と思っている社会人は多いでしょう。
でも同時に仕事に気が出ない自分に自己嫌悪を感じてしまう人もいると思う。「社会人がこんなことでいいのか?」と感じちゃう人。
- 将来のために努力しないといけないんじゃないか?
- みんな頑張ってるのに自分だけやる気がないのはダメなんじゃないか?
あなたもそう考えて、無理に頑張ろうとしちゃってません?
それも立派な考えだと思いますが、でも個人的な意見を言わせてもらうと、僕は仕事を頑張れない人は別に頑張らなくていいと思うんですよね。やる気がなくて、どこが悪いの?って思う。
そもそも仕事を頑張れないことのどこが悪いのか?
世の中の風潮として「努力すること」は美徳とされています。勉強したり、練習したりして、人として成長することは良い事だとされている。
だから努力しないことが、まるでだらけているように感じてしまうかもしれないんですけど、それは違うと思うんですよね。
確かに頑張れる人は素晴らしいとは思いますが、だからといって頑張れない人が悪いかと言えば、そうじゃない。
給料分だけ働いたらそれで十分です
まったく働かないニートだったら困りものですが、嫌々ながらも仕事はしてるわけでしょ?それだけで十分立派な社会人だと思います。
『努力=美徳』とされている世の中だから、会社でも「仕事はやる気を持って取り組まないといけない」という空気が漂っています。やる気のない姿を見せれば「何をサボってるんだ!」と怒られることになる。
でもハッキリ言って、指示されたことさえやっていれば別に文句を言われる筋合いはないんですよね。だってそれ以上の給料はもらってないですから。
我々、サラリーマンは与えられた仕事をこなすことでお給料をもらっています。そこには「能力以上に頑張ること」は含まれていません。
だから仕事を頑張れないからと言って罪悪感を感じる必要もなし。無理に努力しようとすることはないんです。
やる気がある人は会社から搾取されやすい
会社というものは、どうにかして従業員を頑張らせようとしてきます。「社会人なんだからやる気を持って仕事に取り組め」なんて説教をかましてくることもあるでしょう。
でもそれを真に受けることはないです。「仕事は頑張らないといけない」というのは、ただの洗脳ですから。
そりゃ会社側からしたら、頑張ってくれる社員の方が都合がいい。勝手にコスパを上げてくれるのなら、そっちの方が楽です。
でも先ほども言ったように、会社員はもらっているお金の分だけ働けばいいんです。それ以上の仕事をして欲しいなら給料を上げろって話ですよ。
会社が「努力」や「根性」や「やる気」と言った精神論をぶちかましてくるのは、そっちの方が都合がいいからなんです。だから「頑張れない俺はダメな奴だ~」と思わなくていい。
最近では「やりがい搾取」という言葉もよく聞きますね。労働者に『やりがい』を意識させて、安い給料で使い倒そうとする会社は多いです。
「仕事は頑張るものだ」という雰囲気に流されていると、いつのまにか搾取されているだけの社畜になってしまうかもしれませんよ。
やる気が出ない原因はすべて環境にある
だいたい「仕事を頑張れない」と悩んでいる人って、意志の力だけでモチベーションをどうにかしようとしているですよね。それが無理な話なんですよ。
人間は理由もないのに頑張ることはできません。努力するためには原動力となる”何か”が必要なんです。何もないのに「さあ、やるぞー!」なんてなるわけがない。
ネットに転がってる「やる気が出る言葉」を見て頑張ろうとしている人も。「今を変えなければ、未来は変わらない」みたいな言葉に感化されることもあるでしょう。
でもそんなのって一瞬なんですよね。数日たてば、いつもの自分に元通りです。
「仕事を頑張れない」のなら、頑張れないその原因をなんとかしなければいけない。あなたのやる気を邪魔するものを取り除けば、モチベーションなんて勝手に上がります。
その場しのぎのやる気を出す方法なんて意味がない
モチベーションを上げる方法なんかを調べてみると、みんな小手先のものばかり。根本的な問題を何とかしようとせず、その場しのぎの方法でどうにかしようとしている。
- プライベートを充実させてみる
- 小さなご褒美を自分に与えてみる
- 遊んでストレスを発散させる
それって一時的にはやる気になるかもしれませんが、持続性がないので意味がないです。仮に休みの日にパーッと遊んでやる気を出したとしても、月曜の午後にはもう家に帰りたくなってますよ。
それって単に現実逃避してるだけなんですよね。根本的な問題が解決されていないので、現実に目を向けるとすぐに元に戻っちゃう。
「今日はやるぞー」という気分で出社したとしても、嫌いな上司の顔を見たらやっぱり「働きたくね―」てなるじゃないですか。
やる気になっていても、意味のない雑用ばかりやらされたら「やってられるかよ」てなるでしょ?
モチベーションを下げている原因を何とかしない限り、やる気なんて出ないんです。
なぜ仕事を頑張れないのか理由を考えて見てください
そもそも仕事のやる気が出ないのはなぜでしょう?
そう考えると、その原因のほとんどって環境のせいなんですよね。
- 上司と性格が合わない
- 仕事に興味がない
- 人間関係が面倒くさい
- 単純作業ばかりで面白くない
このような自分をとりまく状況によって、やる気が削がれているわけです。
だから手っ取り早くモチベーションを上げるのなら環境を変えてしまうことです。
- 上司が気に入らないのなら部署を変えてもらう
- 会社からの待遇に納得いかないのなら転職する
- 長い通勤で疲れているのなら近所に引越す
あなたのやる気を阻害しているものがない環境に身を置くことで仕事を頑張れるようになります。
だからやる気を出したいのなら環境を変えましょうということなんです。頑張れない原因がなくなれば自然とモチベーションは上がる。
「環境のせいにするな」は出来る側の人の意見です
「モチベーションを上げたいのなら環境を変えましょう」と言うと「環境のせいにするな」という人が出てきます。
「環境を変えたところで出てくる問題は一緒だ。嫌な上司はどこにでもいるし、仕事だって楽しいばかりじゃない」
こう言いたいわけです。
確かにそれも一理あるんですが、でもそれって『出来る側の人間』の意見なんですよね。
こういう人たちって生まれつき前向きに考えられる人達なんですよ。「どうしたらやる気が出るのか?」なんて悩むこともない。
言ったら「この会社で通用しない奴が、他の会社で通用するわけがない」と退職しようとしている社員を引き留めようとするブラック企業みたいなもん。こちらの気持ちなんて一切考えていません。
僕のように自分で環境を改善できない人間は、その環境そのものから離れるしかありません。変えられない現状の中で我慢し続けるなんて時間の無駄です。
行動できない人は、とりあえず副業でもしてみたらいいと思う
どうしてもやる気が出ない。でも環境を変えることもできない。そういう人もいるでしょう。
部署の移動を認めてくれない会社もあるだろうし、転職するのもそんな簡単じゃない。
そういう人たちは、とりあえず副業でも始めてみてはいかがでしょうか。
いろんな業種に手を出して、本気でやりたい仕事が見つかるまで、とにかくいろいろ試してみるんです。
そのうち熱中できる仕事と出会うかもしれないし、何より副収入があるというのは将来的にも安心です。
仕事を辞めたいけど転職できないでいる理由もお金だったりしますからね。給料以外の収入があれば行動の自由度が増します。
僕もアフィリエイトやフリマ、仮想通貨などいろいろやっていますが「今のままじゃダメだ」「何かを変えたい」というのであれば、副業はいい方法だと思います。
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