あなたの職場には防犯カメラは付いてますか?
カメラを設置していれば、何かトラブルがあったときに決定的な証拠を残すことができます。最近はセキュリティのためにカメラを取り付けている会社は多いでしょう。
ウチの会社も社内にカメラが設置されています。職場全体を見渡せる絶好の位置にレンズをキラリと光らせています。
これで我が社のセキュリティも万全...とはなりません。なぜならウチの会社のカメラは防犯のために付けているわけではないからです。
では何のために付けているかというと社員を監視するためです。
社員がサボってないかを、社長が逐一チェックしてるんですよ!カメラを使って!気持ち悪いでしょ!?
なのでうちの会社にあるカメラは防犯カメラではありません。監視カメラです。
カメラに見張られながら、まるで獄に入れられたような気分で働いているわけです。それじゃ仕事する気にならねーって。ストレス溜まりまくり。
今回は監視カメラのストレスから逃れる方法について考えてみたいと思います。
このような職場で働かされることになったら、一体どうしたらいいんでしょう?
マジでストレスだよ!一日中、カメラで職場を監視する社長
まずは僕がどのような環境で働いているかを聞いてください。あまりに異常すぎてビックリしますよ。
今回は同じことで悩んでいる人の参考になればと思ってこの記事を書きましたが、異常すぎて参考にならないかもしれない。
今どきはセキュリティカメラなんてそこら中に設置されているものだし、オフィスにも付いているのも理解できますよ。
しかし本来は防犯のために付けているカメラを、監視のために使うのはいかがなものか。
しかもね、そのカメラを見ている社長の行動が異常なんだよ。マジで気持ち悪い。
ストーカーレベルの粘着で不快感MAXですよ。
社員の行動を見ては何回も会社に電話をかけてくる
仮にあなたがカメラを使って社員の行動を監視するとします。どれぐらいの頻度で画像をチェックしますか?
こっちだって暇じゃありません。ずーっと見とくわけにもいかないから、録画している動画を早送りでばーっと確認するぐらいになるかと思います。
でもね、ウチの社長は録画なんて確認しません。なんとカメラをリアルタイムで見て行動をチェックしてるんです。
そして気になることがあれば、即、電話ですよ。
例えば席を立って、一時、戻ってこなかったとするでしょ。そしたら社長から本人の携帯へ直電です。
「今、どこにいるんだ」
そしてこんな電話がしょっちゅうかかってくるの。
「長い時間、誰と電話してるんだ」
「さっき会社に来た奴は誰だ」
「なぜ席を何回も離れるんだ」
マジで気持ち悪いよ、暇人かよ。
マジでずーっとカメラばっかり見てるんでしょうね。じゃないとそんなに細かいところまで目が行き届くわけない。リアルにストーカーやん。
そして、このカメラのタチが悪いのが、スマホで見ることができるんです。PCに飛ばしたり、専用のデバイスで見るわけじゃないんです。
これで、いつどこにいても社内の様子を監視することができるというわけ。まったくたまらないよ。
トイレに行く回数すら制限された僕
異常なまでの監視のもとで働いているわけですが、そのチェック項目はトイレの回数にまで及びます。
人のトイレの回数をいちいち数えてるんですよ?頭おかし過ぎるでしょ。
もちろん回数が多ければ注意の電話がかかってきます。「トイレに行きすぎだぞ」と。
僕なんて「それ以上、トイレに行くな」とまで言われたことがある。
まさかのトイレ禁止令ですよ。気は確かか?
確かにトイレに行く回数は多かったかもしれないけど、それでも3時間に1回ぐらいのペースですよ。禁止するほどのことじゃなくない?
それに僕がトイレに行ってたのは、尿意のためだけではありません。仮眠をとるためでもあるんですよ。連日の長時間労働がキツイので。
それすら禁止してくるとは...
奴はどれだけ僕らをこき使えば気が済むのか...
職場に監視カメラを取り付けるのは違法ではありません
僕がどれだけ異常な職場で働いているか、分っていただけたでしょうか。
「そんな気持ち悪い会社辞めろよ」なんて声が聞こえてきそうですが、会社を辞めるのは簡単ではありません。だから悩んでいる人も沢山いるわけで。
しかし監視カメラで社員の行動を逐一チェックするなんて、パワハラとかで訴えられそうですよね。見張られるストレスは半端ないし、プライバシーもあったもんじゃない。労基法に引っかかりそう。
だからちょっと調べてみたんですよね。すると残念なことが分りました。
結論から言うと、監視カメラの設置自体には違法性はありません。結局は我慢するしかないみたい。
監視カメラや録音機の設置は可能?
可能です。会社内にこうした機器を設置すること自体は問題ありません。現に多くの店舗や工場には防犯カメラが設置されていますし、大手コールセンターや金融機関等でサービス向上のために電話の通話内容を録音することも一般的に行われていることです。
改めて考えてみたら、オフィスにカメラを付けるのは”普通のこと”ですからね。
ウチの場合はそれを見ている人の行動があまりに気持ち悪いから「違法じゃないの?」と思ってしまいますが、お金や備品が盗まれないように取り付けるのは当然のことです。
でも、その用途があまりにも精神的な苦痛を与えることになればパワハラにもなるみたい。
誰にも知られたくないシーンを録画したところを、みんなに見せびらかされたりとか。
ウチの場合はどうだろう?グレーゾーンかな?
とにかく、いくらストレスになっていようが我慢するしかないようですね。そんな会社に就職してしまった我が身を呪うしかない。
仕事を監視されている職場でストレスから逃れる方法
違法でないと分かったところで精神的負担が軽くなるわけではありません。「じゃあ仕方ないよね」とも思えない。
だってめちゃくちゃストレス溜まりますもん。社長の異常なまでの粘着気質には本当にビックリしますから。
しかも、本人はそれで仕事してるつもりなんでしょうね。「社員を監視するのもマネジメントの一つだ」ぐらいに考えてそう。あー嫌だ。
これも雇われの身の厳しいところですよ。こんなクソみたいな職場でも我慢して働かないといけない。
執拗に監視される職場でストレスから逃れるにはどうしたらいいんだー!
ということで対応策を考えてみました。同じ境遇で苦しんでいる人の気持ちが少しでも楽になれば幸いです。
対策1.仕事だから仕方ないと割り切る
しょっぱなから対応策になってねー。
でもね、仕方ないですよ。アレコレ言ったって状況は変わりません。ならば我慢するしかない。
監視されるのも仕事の一部だと思って割り切ろう。我慢も給料の内だと思えば、いくらか気持ちが楽になる。
正直、腐らず真面目に仕事するのが一番の対応策かもしれませんね。業務さえキチッとをこなせばカメラに何が映っていようがアレコレ言われる筋合いはない。
後ろめたいことがあるから監視されることがストレスになるんですよ。隙を見せなければいくら見られても恐れるものは無い。
とは言え、監視カメラで社員をコントロールしようとするような奴のために仕事を頑張ろうとは思わないですけどね。ハッキリ言って癪です。
対策2.上手にごまかす
真面目に仕事をするとしても、何時間もぶっ通しで集中することはできません。
特にうちの会社はブラックなので、仕事時間はだいたい15~16時間に及びます。どこかで息抜きも必要です。
僕の息抜きは、youtubeを見たり、まとめサイトを見る、といったネットサーフィンが主ですが、しかし監視されていたらそれもできません。
そこで登場するのがディスプレイの保護フィルムです。これで覗き見を防止し、カメラでズームされても何を見ているのか悟られません。
監視されている中でも上手に息抜きできる方法を探しましょう。探せばカメラの死角になっているところや、席を離れても怪しまれない口実があるはずです。
僕的にはネットサーフィンなどはサボってても仕事をしている風に見えるのでおススメです。
対策3.カメラを監視するタイミングを読む
ずーっとカメラで見張られているように見えても、目を離す瞬間は必ずあります。当然です。向こうも24時間ずっと見ているわけにもいかないんですから。
監視状態が続くと、カメラを見ていないタイミングというものがだんだんと分ってきます。
うちの社長の場合で言うと
- 昼食時
- 人と会ってるとき
- 飲み歩いてるとき
- 女と遊んでるとき
この4つのタイミングです。
監視者のスケジュールを把握して、目を離しているタイミングを予測しましょう。そうすれば息抜きできる時間も、比較的、簡単につくることができます。
対策4.仕事を辞める
これを言ったら元も子もないですが、結局は辞めるしかないですよ。社員を監視でがんじがらめにする会社なんて、一時のストレスからは逃れられても、精神的な負担はずっと付きまといます。
そこまでの異常性を発揮する会社だから、何があっても今後変わることはないと思います。辞めるか我慢するかの二択。状況が改善されることは期待しない方がいいでしょう。
さて、以上が仕事を監視されているストレスから逃れる方法ですが、参考になったでしょうか?
もちろんなりませんよね。
僕も早くこんな会社辞めてーーー。
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