働いてみて分かった!ブラック企業の経営者が精神論好きな理由

ブラック企業の精神論 ブラック企業
  • ヤル気
  • 根性
  • 人間性
  • 意識
  • 責任感

etc…

 

僕が働いている会社の社長からよく出る言葉です。

ブラック企業の経営者って本当に精神論が好きですよね。

 

うちの会社だけでしょうか。

あなたの会社の社長や上司はどうですか?

上記のような言葉を発したりはしてません?

 

ちなみに僕は、普段、社長の説教なんて全然真剣に聞いていません。

ガミガミ怒鳴ってる横で「あ~、また何か言っとるわ~」ぐらいにしか思ってないです。

真面目に聞いても意味なくメンタル削られるだけなので。

 

ブラック企業の特徴を上げろと言えば、必ずといっていいほどこの『精神論』が出てきます。

例にもれず、うちの社長も精神論・根性論が大好きです。

 

でも何でなんでしょうね?

なぜ労働環境が悪い職場ほど、この精神論が飛び交うのでしょうか。

まったくもって不思議です。

 

でもこの精神論とブラック企業の関係。

ちょっと気になったので僕なりに考えてみました。

 

とはいえ、考察というような立派なものではなく、ただ社長の悪口が言いたいだけの偏見に満ちた一方的な意見となっております。

つまりは、あなたにとっては何の役にも立たない駄文です。

暇な人だけ読んでください

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結局、精神論しか話すことがない

結論から言うと、精神論を多用するのは「社員に対してそういう指導しかできないから」だと思うんです。

簡単に言えば「頭が悪い」

頭が悪いがゆえに、精神論に逃げるわけです。

知識がないので具体的な話ができない

普通、経営者なら会社を運営していく上でいろいろ勉強するものですよね。

あらゆる場面で知見を広げる必要性が出てくるので、その都度、インプットしていくものだと思います。

自社のサービスや商品についての知識がないと適切な判断はできませんし、人を使うにしてもマネジメント能力が問われます。

 

でもうちの社長は勉強なんてこれっぽっちもしません。

典型的なオレ様思考で、自分の考えこそがベストアンサーだと思っています。

自己評価がえげつないほど高く「何もしなくても自分はできる」と勘違いしてるんですよ。

 

結局は、勉強はしないし知識がまったくないので「精神論でしか人を指導することができない」んですよね。

「意識」や「ヤル気」や「根性」という漠然としたもので言いくるめるしかないんです。

 

でも結果につながらなければ、さすがにやり方を変えようとするんじゃない?

 

そう思うでしょ?

でもそう思わないのがブラック企業の社長なんですよ。

 

売上が悪いのはすべて現場の責任。

俺のやり方が悪いんじゃなく、お前らの能力が足りないというわけ。

で、自己追求しないまま、精神論で責め立てるしか能がないブラック社長の出来上がり。

精神論は頭がからっぽでも言える

精神論は言おうと思えば誰でも言えます。

専門的な知識なんて何一つ必要ありません。

「お前は本当に精一杯、努力してるか?」

「少しもサボってないって言いきれるか?」

「努力する余地があるならもっと真剣に取り組むべきだろ」

このように最終的には本人のやる気や考え方のせいにすればいいだけですからね。

すごく楽に相手を相手を追い詰めることができます。

 

まっとうな反論をしてもブラック社長からすれば全て”言い訳”あつかい。

「そうやって人の責任にするから結果が出ないんだ!」

「他人のせいにして自己追求を怠る奴に結果が出せるか!」

具体的な改善策も立てず、ヤル気や意識だけのせいにしてもキリがないって。

でも上司からこのように押し切られたら、下の人間の立場では仕方なく受け入れるしかありません。

 

結局、精神論って楽なんですよ。

特別な知識いらないし、手軽に指導してる気分になれるから。

部下を上から押し付けるには有効な手段なんです。

精神論は社員を洗脳するのに便利

精神論って、一見、立派なことを言ってる様に思えるんですよね。

ストイックに自己を追求しろってことだから、否定もしにくい。

これがブラック企業の特徴である『社員の洗脳』にも大いに役に立つんです。

精神論を振りかざせば簡単にマウントが取れる

精神論は、ある意味、仕事における理想の姿だったりします。

「とにかく仕事を優先しろ」という教えは、仕事で結果を出すという点に限って言えば、正論なわけです。

「努力が足りないんじゃないのか?」

「結果を出せないなら出せるまで努力しろ!」

「まだ甘えがあるんじゃないか?」

「結果が欲しいなら休む間も惜しんででも働け!」

現実的かどうかは別として、結果が出ないなら膨大な仕事量でカバーするのは正解の一つです。

なので、理不尽だと思っていても言い返しにくいんですよね。

 

反論するということはつまり

  • 頑張りたくない
  • 努力したくない

ということにつながりますから。

そこに上下関係が加わると、なかなか言い返せないです。

 

よって社員を上から押さえ付けたいときは精神論を多用するわけです。

簡単にマウントが取れるから。

理不尽なことも理想と一緒に押し付けられれば受け入れざるを得なくなります。

理不尽な理想論が心に響く層もいる

さっきも言いましたが、精神論は一見、立派なことを言っているように思えます。

聞いてると自分を成長させてくれるような気になっちゃうんですよね。

なので、たとえ中身が無かったとして、それに洗脳されてしまう人がいます。

それも結構な割合で。

 

僕もちょっと前まではそうでした。

「確かに自分の意識が低かった!」

「もっと志を高く持って仕事に打ち込まなくては!」

なんて思ってました。

 

このように、精神論を「未熟な自分を正してくれる言葉」としてありたがる人が多いんです。

  • マウントが取りやすい
  • 社員を洗脳しやすい

このあたりもブラック社長が精神論を好む理由の一つです。

精神論を多用するブラック企業を信用するな

精神論や根性論ばかり言ってくる経営者の言葉は信用しないのが一番ですよ。

かたくなにそればっかり押してくる経営者って

  • アホだから明確な指示が出せない
  • 言葉で言いくるめようとしている

単にこういった人なんです。

 

確かにやる気や努力は大事ですよ。

でもそれって正しい方向に進んで行かないと、時間と労力をムダにするだけです。

 

そのあたりのかじ取りをせずに、個人の意気込みに丸投げする経営者はハッキリ言ってダメ経営者です。

早々に会社を見限った方がいいかもしれません。

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