社員のプライベートに干渉する社長なんてロクなもんじゃない

プライベートに干渉 ブラック企業

「昨日の休みは何してた?」

会社の上司からこう聞かれたら、あなたはどのように答えます?

 

大半の人は正直に答えるのかもしれませんが、ウチの会社では本当のことをそのまま伝えることはできません。

なぜならウチの社長はプライベートの行動にめちゃくちゃ干渉してくるからです。

 

「友達と遊んでました」と答えるなんて、もってのほか。「家でゆっくりしてました」と答えるのもNGです。

「自己追求のために、先週の仕事の反省すべき点を考えてました」

このように答えないとメチャクチャ怒られる。

 

意識高めのキラキラ系ブラック企業である我が社では、プライベートの時間でも常に仕事のことを考えるように要求されます。「休日は体を休めるためにある」という一般常識が通用しないんです。

 

これを聞いてどう思いますか?まあ控えめに言ってもイカれてますよね。

 

さて、社員への干渉具合からしてウチの会社は迷うことのないガチのブラック企業です。

しかしここまでじゃないとは言え、プライベートに口を出してくるところって結構、多いと思う。

 

正直、休みの過ごし方まで口を出してくる会社って、ロクなもんじゃないです。ハッキリ言って、そんな会社にはサッサと見切りをつけた方がいい。そのまま働き続けてもロクなことにならないですよ。

 

あなたの職場はどうですか?休みの日はちゃんと休めてますか?

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プライベートへの干渉は社員の士気を下げるだけ

ウチの社長は日頃から「向上心持って日々の追求を怠るな」なんてことをおっしゃります。常にスキルアップを意識して毎日を過ごせと。

 

確かに上を目指す姿勢というのは素晴らしいものですよ。「成長して仕事のできる人間になる」というのは、社会人としてとして目指すべき姿でしょう。

 

でもそれはあくまで”就業時間内”でやらせるべき。従業員としては給料以上のことを求められる筋合いはないと思うんですよ。

 

ましてや強制してまでやらせることでもない。みんながみんな出世したいと思っているわけじゃないしね。

 

しかしウチの社長はそれを強要してきます。考えろ、追求しろ、努力しろ、と押し付けてくるんです。

しかも休みの日まで。

 

その結果が「休日は自己追求のために、先週の仕事の反省すべき点を考えてました」ですよ。

プライベートの時間であっても自己追求を怠ると「何をサボってんだ!貴様!」と怒鳴られから、仕方なく努力している姿をアピールすることになる。

従業員をコントロールしようとするのは経営者の自己満足しかない

本人が望んでいないスキルアップを無理にさせようとしても、効果はさほど期待できません。

 

やりたくないことをやらせるわけですからね。

見返りがあるならまだしも、ウチはボーナスも無けりゃ残業代も出ないブラック企業なので、そりゃ上辺だけの行動になりますよ。

仮にスキルを身に付けたとしても都合のいいようにコキ使われるだけだから、誰も努力なんてしませんって。

 

結局、プライベートへの干渉って、本人の自己満足でしかないんですよね。何の利益も生まれない。

「寝てばかりいずに本の一冊でも読んだ方がいいぞ」

「休みの日の過ごし方で他人と差が出るんだぞ」

こんなことを言われても、言われた側はウンザリするだけです。「なるほど!確かに」なんて思うわけがない。特にウチの干渉のレベルが強制に近いので不満しかないですよ。

 

でも干渉してきた本人は「お前のために言ってやってるんだ」ぐらいに思ってるんですよね~。自分のおかげで相手が成長できてると勘違いしてる。救いようがないわ~。

間違った指導をする会社に未来はない

プライベートに干渉してくる職場は、社員にとって働きやすい環境とは言えません。そのうち嫌気がさしてモチベーションも下がっていくでしょう。

 

そんなことも知らず、経営者側は「俺が指導してるおかげで上手くいっている」と思ってる。

この両者の溝は、今後も埋まることはありません。そんな会社がこの先どうなるか?

 

ヤル気を失った社員は仕事にも身が入らず、やがて売上も減少していきます。

辞めていく人間も出てくるでしょう。次第に人手不足にもなっていく。

 

会社が先細りしていくことが、目に見えてるわけですよ。そんば会社で働き続けるのは愚策です。

 

何より精神衛生上、良くありません。一日の大半を過ごす会社がストレスだらけだったら、本当に人生損してるようなものです。

 

働いている会社が大企業で、安定が保証されている会社であれば、割り切って我慢するのもいいかもしれない。

でもそうじゃないのならサッサと見切りをつけた方がいい。ストレスはたまるし、行く先は不安だし、良いことなんて何もない。

休みの過ごし方にまで口出しされたらどうすべきか?

休日まで社員をコントロールしようとしてくる会社は間違いなく辞めた方がいい。でも今すぐに辞められるわけではないですよね。

 

働くにしても辞めるにしても、今、この瞬間は現状に我慢しなければならない。

そんなときのために、私が休みの過ごし方を聞かれたときによく使っていた『言い訳』を紹介します。

上手に返答して少しでもストレスを減らしましょう。

自己啓発本を読んでた

一番、使えるのが「本を読んでました」と勉強していたフリをすること。

おススメなのが自己啓発本を読んでいたことにする事です。

 

自分を見直す機会となる自己啓発本は”追求してましたアピール”を行うのに非常に有効的。

それに全部読む必要がないのも利点の一つです。自己啓発本って、どれも内容が似たり寄ったりなので、目次を見るだけでだいたいの内容が分ります。

短時間で休みの日のアリバイを作れる、とてもコスパの良い言い訳です。

歯医者or眼科に行っていた

体調不良を訴えるのも、自己追求をサボる理由としては定番の一つです。さすがに具合が悪い人間に「何を休んでるんだ!」とは言いませんからね。

 

しかし仮病というのは相手から突っ込まれる可能性が高い。「熱はあるのか?」「どういった症状だったんだ?」「薬はもらったのか?」など、いろいろ突き詰められてウソがバレかねないわけです。

 

そこで割とバレにくいのが『歯医者』『眼科』です。

 

「歯が急に痛み出したので歯医者に行った」と言えば、まず、バレることはない。風邪とかだったら体調の悪いフリをしないといけませんが、歯痛だったら見た目には分りませんからね。

 

あと、コンタクトをしてる人だったら「眼科に健診に行ってました」というのも使えます。実際、購入の際には定期検診が必要だったりしますし、突っ込まれにくいので、言い訳としては有能です。

奥さんの親が来ていた

言い訳の親戚関係を使うのは定番ですね。

ただ「祖父が倒れた」「祖母が亡くなった」というのはあまりにベタですし、一度使うと次からは使えないので、僕は「奥さんの両親が家に来た」という言い訳をたまに使います。

 

急に訪れた不可避な出来事によって時間を拘束されてしまったというのは割と受け入れられやすい言い訳の一つ。

「送迎までしてたので丸一日潰れてしまった」と言えば、仕方ないなと思ってもらいやすい。

プライベートに干渉する会社は社員を大事にしない

他人に干渉するのは、その人をコントロールしたいという気持ちの表れなんですよね。

結局、休みの日の行動を強制してくる会社というのは、社員を支配したいだけなんですよ。つまり人として扱う気が無い。

 

そんな会社で働いていても、不幸になることは目に見えています。

もし、あなたの職場が従業員をコントロールしようとする会社なら、早めに見切りをつけた方がいいですよ。

そういった会社って、辞めさせるのも続けさせるのも会社の自由だと思ってますから。本人の意思は反映されません。

 

以上、プライベートに干渉してい来る会社は間違いなくクソだという話でした。

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