ブラック企業で働いてる人は日頃のパワハラ・モラハラを録音すべき

パワハラ・モラハラを録音 ブラック企業

ブラック企業で働いていると、社内に怒鳴り声が響くのは日常茶飯事。上司から罵声を浴びるのはよくあることです。

 

もしあなたの職場もこのような感じなら、今からでもやっておいて欲しいことがある。

 

それは日常的に受けているパワハラ・モラハラの音声を、証拠としてボイスレコーダーに録音することです。

 

ブラック企業の従業員は人間扱いされません。浴びれられる暴言も、人格を無視したようなものばかり。

「こんなこともできねぇのか!この無能が!」

「無能なんだから休みなく働くのも当然だろ!」

このような非人道的な言葉が日常的に使われます。もはや言葉の暴力です。

 

その様子を録音データとして隠し持っておいてください。

 

あなたもいずれは、このクソみたいな会社を辞めて転職する日が来ると思います。今は何とか耐えられているかもしれませんが、この先、不満や不安が積み重なって「もう無理だ」と思う日が必ず来る。

 

しかし退職しようと思っても、ブラック企業を辞めるのは簡単にはいきません。確実に揉めることになります。

 

そのときに役に立つのがその音声データです。いざ会社と揉めたときにパワハラ・モラハラの証拠があなたを守る武器となるんです。

 

会社は従業員のことを『都合よく使い潰す道具』としか思ってません。「道具にすらならない」と判断すれば、何をしてくるか分りませんよ。

 

争うことになったとき、自分の身を守れるのは自分だけ。会社に抵抗するために、日ごろの暴言や罵声を証拠として残しておきましょう。

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退職するときにパワハラ・モラハラ時の録音が必要となる

従業員を人として扱わない会社に、一生を捧げるなんて馬鹿げてます。あなたも近い将来「こんな会社辞めたらぁー!」と思うときが必ずきます。

 

しかし辞めるにしても、一筋縄ではいかないのがブラック企業。スムーズに辞められる可能性はぼぼゼロだと考えていい。もめることを前提に、こちらも準備しておかないといけません。

退職を申し出ると壮絶な嫌がらせにあう

ウチの会社では円満退社を見たことがありません。今まで辞めてきた人間は100%会社と揉めてました。

 

「恩を仇で返す気か!?」と怒鳴られ、ときには暴力も振るわれ、あの手この手で引き止められる。辞表がサックと受理され、退社の手続きがスムーズに行われるなんてことは絶対にないです。

 

あらゆる嫌がらせを受け、中々辞めさせてくれないので、最終的に『労働基準監督署に相談する』『会社を相手に訴える』ということも視野に入れないといけません。

 

そこで重要となってくるのが録音の音声です。

 

もしこちらが訴えたところで証拠がなければ「言った」「言わない」の水掛け論になってしまいます。

「これだけひどい扱いを受けた」という根拠がなければ、泣き寝入りになってしまう可能性だってあるわけです。

 

上司が怒鳴っているところや、理不尽な要求を強制しているところの音声があれば、それが動かぬ証拠となります。

会社と争ったときに、有利に話を進めることができるんです。

会社に有利過ぎる条件で辞めさせられる

ブラック企業を辞めるときに面倒なのは、辞める話をするときだけではありません。

退職が決まった後に、会社から嫌がらせを受けることになります。

 

例えば、ウチの会社では辞める人間に退社誓約書を書かせていますが、それがあまりにも会社に有利過ぎる内容となっています。その内のいくつかを抜粋しましょう。

 

まず辞める月の給料は支払われません。

迷惑料かなんか知らないけど、引継ぎが終わるまで無給で働けと言ってきます。

辞めることで会社に負担がかかるんだから、その責任を負うのは当然だろうという言い分です。

 

また、自分が担当していた顧客に何か問題があったとき、その責任を辞めた後も負わされます。

例えば、辞めた後にも関わらず、クレームが発生して損害金が出た場合、そのお金を請求されます。

その他、同業種への再就職を禁止するなど、あまりに会社にとって都合のいい内容になっているんです。

 

そもそもこのようなふざけた誓約書に法的拘束力はありませんが「無理やり書かされた」という証拠を残しておいた方が、後々安心です。パワハラの証拠を盾に、誓約書の記入を突っぱねることもできますからね。

 

自分が不利な状況で辞めさせれらないためにも、争うための武器は持っておいた方がいいです。

ブラック企業は退職者に対して何をしてくるか分からない

このような話を聞いて「会社もまさかそこまではしないでしょ」と思っている人がいるかもしれません。でも本当にブラック企業は何をしてくるか分りませんよ。

 

今までは利用価値があるから、まだギリ人としての扱いをしてきただけです。これが道具としての価値もなくなったとなったら、めちゃくちゃな扱いをしてきます。

 

マジで頭のおかしい連中ですからね。先ほども言いましたが、自分の身を守れるのは自分だけです。

相手を同じ人間だと思わない方がいいですよ。明確な『敵』だと思って接した方がいいです。

実際にパワハラ・モラハラの録音は物的証拠になるの?

録音を録ったとして、それが実際に証拠として役に立つのかと思う人もいるでしょう。

盗聴は犯罪ですし、隠し録りした音声は証拠として認められないということを聞いたりもしますからね。

結論から言うと仮に役に立たない可能性があったとしても録音は絶対に録っておいた方がいいです。

証拠が有るのと無いのとでは全然違う

まず無許可で録音をとることは違法ではありません。裁判で争ったときに証拠として提出することは可能です。

 

ただ、無理やり吐かせた会話を録音するなど、非合法な手段でとったものはダメですよ。でも普通に社内で怒鳴られているところを録音するだけなら大丈夫です。

 

裁判はお互いの主張があるので、録音があるからといって必ず勝てるとは限りません。無許可の録音が証拠として認められなかった実例もあります。

 

しかし裁判を起こすところまでいかなくても、労働基準監督署に相談するときの証拠として必要となってくるときがあります。

 

「備えあれば憂いなし」じゃないですけど、後で使えそうな武器はそろえておいた方が得策です。証拠があるのとないのとでは、会社への対応の仕方が全然違ってきます。

会社に対しての抑制力にもなる

裁判所や労基をはさまない場合でも、録音データがあれば会社との話し合いのときにとても便利です。

「こちらには証拠があるぞ」と思わせることで、相手を抑制できるわけです。

 

裁判を起こされたり、労基に相談されたりしたら、会社も面倒ですからね。言い方は悪いですが『脅し』として使えます。

会社との交渉を有利に進めるためにも録音データは有効なんです。交渉の材料として非常に使えます。

ブラック企業で働く人はボイスレコーダーで録音するクセをつけておこう

ただでさえ従業員の扱いがひどいブラック企業。働き続けていたら、今後もどんなひどい扱いを受けるか分りません。

 

いざというときのために、ボイスレコーダーを持ち歩くクセはつけておいた方がいいです。できれば、電話の会話も録音できるアダプターもセットで持っておいた方がいいでしょう。

 

理不尽なパワハラやモラハラを受けることがあれば、すかさず録音。自分の身を守るために、しっかりと証拠を残していきましょう。

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