社長が参加する会社の飲み会があまりにもうざい件

会社の飲み会に行きたくない ブラック企業

日本には『飲みニケーション』という独特な文化がありますよね。

お酒の力を借りて、職場じゃ言えないことをざっくばらんに話し合おうぜーってことなんでしょうが、これって百害あって一利なしだと思いませんか?

  • 酔っぱらった上司の説教
  • 気を使った愛想笑い
  • 盛り上がりの強要

無礼講なんて建て前で、はっきり言って仕事の延長上でしかありません。

場所が会社か飲み屋かの違いがあるだけ。

 

会社の飲み会なんてどこも似たようなものだと思いますが、うちの会社は本当にうざいです。

特に社長が主催した飲みの場なんてマジで勘弁してほしい。

 

本当にダルい!

 

マジでしんどい!

 

行きたくない!

 

万が一「飲み会が決まった」なんて聞けばその日はテンションだだ下がりです。

「最近の若い人は会社の飲み会を嫌う」なんて言いますが、そりゃそうですよ。

上司がえらそうに説教垂れて承認欲求満をたすだけの場所に誰も行きたいとは思いません。

 

飲み会に参加したがらない原因を部下せいにするんじゃねー!

お前らの話がクッソつまんないから行きたくないんだよ!

 

そのうえ強制参加だなんて、マジで残業代欲しいぐらい。

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飲み会なんて名ばかりで、社長を接待する場でしかない

先ほどはあのように言いましたが、僕はお酒が好きなので実は飲み会自体は嫌いじゃないんです。

ウザいのは『社長参加』の飲み会だけです。

 

社長一人が参加するだけで、楽しい飲みの場が鬱イベントに強制突入するんですよ。

飲みの場で上司を立てる文化はどの会社にもあるとは思いますが、うちの会社はそれが異常。

ただでさえ上下関係にバリバリ厳しいブラック企業ですが、社長に対しての社員の気の使い方が尋常じゃないんですよね。

 

お店に入るときは社員一同が入り口付近にビッシーと並んで社長をお出迎え。

そして次々に「おざーっす!!(お疲れ様ですの意)」との掛け声が飛び交います。

 

はたから見れば、本当に異様な集団ですよ。

そんな奴らが隣にいたらビクッてなる。

 

このようにうちの会社の飲み会は、社長への尋常じゃない気遣いからスタートします。

すでにこの段階で「もう帰りてー」てなる。

社長のくだらない自慢話しにみんなでヨイショ

異様な光景は店内に入っても続きます。

社長を中心に社員がズラリと席に座り、それから談笑が始まるのですが、その間、社員は全員ずっと社長の方を向いているんです。

 

なぜなら、社長の話は一字一句聞き逃してはいけないから。

 

もし他の従業員と話なんかしていたら「社長が話しているのに、何をよそ見してるんだ!」という雰囲気になる。

こんな様子なので、飲み会中は従業員同士で話すことなく、会話のキャッチボールは社長と従業員の間にのみ行なわれます。

 

正に社長・オン・ステージ!

社長のお言葉をありがたく聞く(フリをする)ディナーショーみたいなもんです。

ただ一人でペラペラと気持ちよ~くしゃべってもらうためだけの場。

 

社長がギャグを言ったら、みんなで笑ってあげる。

社長の自慢話には「スゴイっすね」とヨイショ。

もう全てが茶番すぎてその場にいるのが苦痛です。

 

また社長が話す話題もゲスいんですよね。

「どこどこの女とヤッた」とか「あの店の女とはもうすぐヤレそう」とか、本当にどうでもいい。

それに対して「さすがっすね」と社員全員で持ち上げるその場の雰囲気も気持ち悪い。

社長に気を使って変な盛り上がりを見せるあの空間が本当に嫌いです。

トンチンカンな説教をありがたく聞く

酔っぱらうと説教をし出す上司というものはどこの会社にもいると思いますが、うちの社長がまさにそのタイプ。

少し気に入らないことがあると、たちまち説教が始まります。

 

また説教する理由がくだらないんですよ。

  • 返事の仕方が暗い
  • 表情がぎこちない
  • 態度がよそよそしい

そりゃそうですよ。

みんな嫌々ながら付き合ってるんですから。

 

できるだけ演技はしますが、ふとした瞬間に本音が態度にでちゃったりするんですよね。

表情一つ、返事の仕方一つで相手へ人格批判が始まり、やがては仕事への姿勢の話にまで発展します。

「お前の性格の悪さが返事に出てる。だからお前は客に嫌われて契約が取れないんだ」

「いつもそんなにぎこちない笑い方をしてるのか?そんな根暗だと客からもよく思われないぞ」

誰も心の中では皆もはや「くらだねー」と思ってますが、社長に気持ち良くなってもらわないといけないので、そこは真剣に聞くふりをします。

「確かにそうでした、社長の言葉で気付かされました」みたいな。

 

さらにウザいのが、説教と自慢話とがワンセットなんですよね。

人をコケ下ろしたあとに「俺はこのような場でも人を楽しませるために意識して話している」みたいな自分自慢が始まるです。

そしてみんなは「さすが社長!」と、またヨイショ。

ね?本当にウザいでしょ?うちの飲み会。

社員の気配りアピールがウザい

うちの社長は精神論が大好きで

  • 気遣いができる人間になれ!
  • 思いやりの心を持て!
  • 謙虚な姿勢を忘れるな!

社員は上記のような人間性を磨く心構えを、常日頃からネチネチ言われます。

 

そして、それに反する態度をとれば社長からの説教を受ける。

なのでうちの社員は、社長の前では過剰に「気を使ってます」アピールをするんです。

 

例えば、料理が来たら率先して取り分ける。

グラスが空いたら、すかさずおかわりを継ぐ。

料理の注文を仕切ろうとする

 

これがね、本当にウザいんです。

普通の気遣いだったら、そりゃありがたいですよ。

「あぁ、すいません」と気持ちよく受け取れます。

 

でもうちの社員は気遣いが過剰なんですよ。

 

人の食べてるペースもお構いなしに皿に料理を盛ってくる。

グラスの飲み物が全然減ってないうちからおかわりを勧めてくる。

 

もはや気遣いではなくて『気遣いの押し売り』なんですよね。

結局、相手がどう感じてるかなんてどうでもいいんですよ。

社長に「気を使ってますよ~」とアピールするためだけにやってるんです。

 

これが一人、二人のことだったらいいんですが、社員全員でやるからマジでウザいです。

我先に料理を取り分けようとする様子は、本当に面倒ですよ。

「俺が取り分けますよ」

「いやいや俺が」

「そう言わずに僕がやります」

みんな気遣いができる風の人間を装うのに必死です。

 

こういったところも含めて、うちの会社は全てが茶番。

その場にいるのが苦痛でしょうがない。

次の日がキツイ

ブラック企業である我が社の終業時間は夜中です。

日をまたいで仕事することもしょっちゅうある。

なので飲み会を開くのも基本的に夜中なんですよね。

家に帰るころには、もう3時、4時ですよ。

 

で、次の日も普通に仕事。

寝てないわ、酒は残ってるわで、これがすごくキツイんです。

飲み会で繰り広げられる茶番もたいがいウザいですが、肉体的にしんどいのも参加したくない理由の一つです。

行きたくないウザい飲み会への対処法

急に決まった会社主催の飲み会。

「行きたくない」で行かずに済むんだったらいいですが、そうもいかないのが社会人。

 

強制参加で行きたくない飲み会に、無理やり行かされることもあるでしょう。

そういった場合はどうすればいいのか?

結局その場を楽しむしかない

もう逃れることができないんだったら、開き直るしかないですよ。

嫌がったところで飲み会が楽しくなるわけじゃないですからね。

 

少しでも精神的なダメージを減らしたければ、その場を自ら楽しむ方向で参加しましょう。

進んでお酒を飲んで、その場の雰囲気に流されるのが一番楽です。

 

「上司の話、くだらねー」「いい加減、早く終われよ」なんて考え出すと、よけいに疲れます。

ここは仕方ないと割り切って、自ら酔っぱらって無理にでも楽しんじゃいましょう。

そうするとメンタルへのダメージも少なくて済みます。

せめて酒代・飯代ぐらいは元を取る

「どうせなら楽しもう」と言っても、簡単に気持ちを切り替えられないこともあると思います。

どの道、苦痛でしかないのなら、せめて料理を食べて元をとりましょう。

 

タダ酒、タダ飯を食らって、少しでもウザい飲み会を意味あるものにしてください。

自分の金で飲み食いしたら2,000~3,000円ぐらいするところをタダだと思えば、少しだけ心が軽くなります。

 

強制参加させられる会社の飲み会はストレスフルなことばかり。

しかし嘆いたところで現状は変わらないので、その中でも自分が得できることを探してください。

  • お酒の好きな人は酔っぱらって少しでも楽しむ
  • 割り切れない人はタダ酒、タダ飯だと思って気を収める

上手く気持ちを紛らわす方法を見つけて、嫌な飲み会を乗り切りましょう。

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