ブラック企業での労働は眠気と戦いです。
朝から夜中までの長時間働いて、睡眠時間を極限まで削っているんです。そりゃ眠たくないわけがない。
しかしこのような過酷な状況にあるとはいえ、仕事中に眠たそうな顔はできません。
上司にあくびをしている姿を見られた日には「気を抜くじゃない!」と怒鳴り散らされることになる。
というわけで、ブラック企業で働いていると仕事中の眠気対策が必須です。少なくとも上司の前では「全然、眠たくありません」という態度を取らないといけない。
なので僕も今までにいろんな眠気覚ましの方法を試してきました。
カフェインの錠剤を摂取したり、ガムを噛んだり、スクワットをしたり、いろんな方法に挑戦した。
で、その結果思ったんですけど、
やっぱりいくら眠気対策をしようとも睡眠時間を増やさないことには何の解決にもならないですね。
一瞬は目が覚めるかもしれませんが、数時間後にはまた眠気と戦うことになる。どの方法もその場しのぎにでしかありません。
ということで、会社に拘束されてロクに睡眠時間がとれないという人は、仕事中に仮眠をとるようにしましょう。
それ以外の方法は、ハッキリ言って意味がないし、自分の体にも良くない。
眠たくなったら仮眠をとれ!小手先の眠気対策なんて役に立たない
数々の眠気対策を実践した結果、僕が行き着いた先は『仮眠』です。
上司の目を盗んでは、仕事中のところどころで少しの間だけ寝るんです
正直、これが一番効果的で、かつ『睡眠不足』という根本的な問題の解決にもなる。
だからあなたも睡魔に襲われそうになったらちゃちゃっと寝ちゃいましょう。コーヒーで軽減できる眠気なんてたかがしれてる。
それが長年のブラック企業生活で僕が導き出した答えです。
仮眠は短時間だけでも効果がある
ブラック企業は休憩時間すらまともに取らせてもらえないところも多い。
なので、仮眠をとりたくても「そんな時間ない」という人もいるかもしれない。
僕の会社もそうです。
『休憩=サボリ』みたいな空気があるので、休み時間なんてとることができません。
でも安心してください。仮眠は短時間でも十分効果はあるんです。
まとまった時間なんていりません。1時間も2時間も寝ないといけないわけじゃないんです。
仮眠はわずか10分でも、夜の睡眠1時間分に相当すると言われています。
たった1分間でも効果があると言われているんですよ。
いくら忙しいとはいえ、数分程度の余裕はあるハズ。
わずかな隙間時間を見つけては、ガンガン仮眠をとっていきましょう。
狙い目は昼休みとトイレ休憩
僕もまともに休憩時間をもらえない会社に勤めていますが、それでも仮眠の時間は確保できています。
主に昼の食事休憩とトイレの時間を活用しているんですが、それで十分仮眠は取れてます。
まず、昼ご飯を買いに行くときにコンビニの駐車場で一眠り。車の中で10~15分ほど眠ります。
車がない人は公園のベンチでもいいでしょう。
とりあえず外に出る機会を見つけて、会社を離れたときに少しだけ寝ます。
会社にいるときはトイレに行くと見せかけて、個室の便座の上で5分ぐらいの仮眠を2~3回とります。
トイレは行き過ぎるとウンコキャラのイメージが付いてしまうので多用はできませんが、それでも昼休憩と合わせて一日の合計で20~30分は寝られます。
たったそれだけの仮眠時間ですが、とるのととらないのとでは全然違います。
ガム噛んだり、フリスク食べたりして耐え忍ぶより、ササッと仮眠をとった方が断然眠気が取れますよ。
睡眠不足を軽んじるバカな上司の言うことなんて聞かなくていい
睡眠時間が圧倒的に足りてないだけなのに、上司は部下が眠そうにしてると「気が抜けてるぞ!」と怒鳴ってきます。
気が抜けてるも何も、こう残業が毎日続いたら睡眠不足にもなるだろ...
しかしこの様な正論も「眠気は甘え」という超絶理論の前には吹き飛んでしまう。
眠気なんて気分の問題だ、というのが奴らの言い分なんです。
眠気は気分でどうにかなる問題ではない
いくら気合いを入れようとも眠いものは眠い。
しかしこういうと、奴らは次のように言ってくる。
じゃあ、寝たら殺されるとして、お前はそれでも寝るのか?
人間は極限状態になれば眠気なんて吹き飛ばせるんだよ。
もう言ってることがめちゃくちゃです。
そりゃ生命の危機を感じるぐらいの緊張があれば、眠気なんて吹き飛ぶでしょう。
でもそれはあくまで緊急時の話であって、そんな極限状態なんて続けられるわけがないっての。
そのような極論と現実の話を一緒してくるような上司とは会話するだけ時間の無駄。
「人間は寝てなければ眠くなる」
これは当たり前のこと。そんな至極当然の生理現象を精神論とをゴッチャにしてくるようなアホな上司の話なんて聞き流しましょう。
常識が通用しない相手と言い合ったところで時間の無駄です。
眠気を我慢してコスパを下げる奴は無能
人は眠たくなると集中力が低下します。また、判断力も鈍り、考える力も無くなってきます。
睡眠不足は仕事の効率を悪くさせるんですね。
当然と言えば当然です。
シャキッとした状態で業務に取り掛かるのと、モヤモヤした頭で仕事するのとでは仕事の成果には大きく差が出る。
だから眠たくなったら、眠気を我慢し続けてダラダラ仕事するより、いったん休憩をはさんでリフレッシュした状態で取り掛かった方が絶対に良い。
息抜きを入れた方が社員のコストパフォーマンスは上がるんです。
それなのに「楽させたくない」というワケの分からない感情で、仕事の効率を下げてでも休憩させまいとする上司は無能としか言いようがない。
こんなことも分らない上司はアホ決定なので、何を言われても気にしないでください。
「またバカなこといってるな」と聞き流して、しれっと仮眠をとるようにしましょう。
睡眠時間もとれないような会社は辞めた方がいい
さて、今回は仮眠についてお話ししましたが、結論を言うと寝る暇もないぐらい働かされる会社は辞めた方がいいです。
長時間労働でしか成果が出せないような会社には将来がありません。
今後も非効率なやり方で、時間だけをかけて何とか運営していくことになるでしょう。
そしてその負担は社員が背負わされるわけです。
厳しい未来しか見えないですよ。
それに社員の健康も気遣わない会社なんてロクでもない会社です。
ボロボロになるまで働かされて、体を壊してたら大事です。
そうなる前に寝不足を強いられるような会社は辞めた方がいい。
とりあえず仮眠で今を耐え抜いて、転職する準備を進めましょう。
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