「こんなクソ会社辞めてやるー!」
そう言い続けながらも辞められない人っていますよね。
そういう人の話を聞いてみると、給料は安いし、労働環境は悪いし、上司はクソだし、なぜサッサと辞めないのか不思議じゃないですか?
「辞めたい」と口では言いながら、当の本人は中々辞めようとしないんですよね。
そう、それは何を隠そう僕の事です。
僕も「ブラック企業辞めたい」と言い続けて結構な年月が経ちますが、いまだに辞められていません。
行動がともなわない口だけ番長です。
しかし一方で、辞める人はスパッと辞めます。
それも僕のように会社の悪口をグチグチ言う間もなく、本当にあっという間に。
この「辞められる人」と「辞められない人」の差ってなんでしょう?
長年、ブラック企業で働き続けて思うのですが、無能な人ほど辞められずに会社に残っているような気がします。
逆に有能な人ほどサッサと辞める。
考えてみたら、これって能力の差が会社を辞めるスピードに関係してる様に思うんですね。
そう思う根拠もちゃんとあります。
ソースは無能代表のこの僕。
自分のことを振り返って「無能な人ほどブラック企業を辞められない」と思うその根拠についてお話ししたいと思います。
無能な人ほどブラック企業が辞められないと思う5つの理由
僕が思うに、仕事ができない人ほど「会社を辞めたい」と言いながらも会社辞めません。
なぜなら「仕事ができない人の特徴」こそが、会社を辞められない原因だからです。
1.自分の考えがなく周りに流されやすい
僕は自分の意見をあまり表に出す方じゃないです。
仕事をするときも、言われたことだけを淡々とこなして、自分なりのアイデアというものを出そうとしません。
これって無能な人の特徴の一つです。
仕事をより良いものにしようとする考えがなく、ただ人の言われた通りにだけしておけばいいと思ってる人。
この様な人って、往々にして人の意見に流されやすいです。
自分の考えがないので、上司の言うことにもすぐに染まりがち。
そして自分の考えがないと、どのような弊害があるかというと、会社からすぐに洗脳されちゃうんですよね。
洗脳はブラック企業が従業員を都合よく働かせるためによく使う手ですが、この洗脳に引っかかっちゃうんです。
僕も以前は会社からの洗脳にかかっていました。
クソみたいな会社なのに「ここは僕を成長させてくれる場所だ」ぐらいに思って、進んで社畜の道を歩んでいたんです。
周りに流されやすい人は、会社から言いくるめられて、中々、仕事を辞めることができません。
仮に洗脳が解けていても「辞めたいとは言いづらい」「僕が辞めたら周りに迷惑がかかるかも」なんて考えてしまい、結局は残ってしまうんです。
2.辞められない理由から考える
仕事ができない人は「こんなこと出来るわけがない」という否定的な思考から入る、と聞いたことはないですか?
逆に仕事ができる人は「絶対にできる」と考えて仕事に取り組みます。
「絶対にできる」と考えている人は、できる方法を探すので、成果を出すスピードが早いです。
しかし「できない」と決めつけている人は、できるための行動を取ろうとしないので、いつまでたってもできません。
これって「辞められる人」と「辞められない人」にも当てはまると思います。
僕は辞められない理由から考え出す典型的な「仕事ができない人」のタイプ。
- 貯金がないから
- 転職先がないから
- 上司に止められるから
いろんな辞められない理由を上げて行動にうつさない、まさに無能な人間の特徴がそのまま当てはまります。
あーだ、こーだと言い訳だけをゴチャゴチャ言う人って、口だけで結果がともなわない人が多いです。
「できない」「無理」「辞められない」という思考が先行する人は、いつまでたっても辞めません。
3.辞められないことを環境のせいにしている
辞められない人っていうのは、その原因を人のせいにしてるんですよね。
貯金がないのも、転職先が見つからないのも、上司に反抗できないのも、自分のせいなのに「周りのせいでこのような現状に置かれている」と考えているんです。
仕事で結果を出す人は、基本的に身の回りに起こることは全部、自分が原因だと考えています。
渋滞に巻き込まれて会社を遅刻したときも
「もっと余裕を持って家を出なかった自分が悪い」と考え、
相手の勘違いが原因で仕事に支障が出たときも
「分りやすく説明しなかった自分のせいだ」と考えるわけです。
自分の中に原因を探して改善していくので、それが結果にもつながります。
しかしこれが周りのせいにばっかりしてる人はどうでしょう?
自分の行動を変えようとしないので、結果、環境が変わることもありません。
つまり「辞めたい」と言いながらも辞められない原因を人のせいにしている人は辞められないというわけです。
辞める人は原因を自分で解決させて、サッサと辞めます。
- お金がなければ頑張ってお金を貯める
- 転職先が無ければ必死で仕事を探す
- 上司の引き止めがあれば本気で抵抗する
環境のせいにする人は行動がともなわないので、一向に前に進むことができません。
4.自分に自信がない
仕事ができない人というのは、消極的な人が多いです。
- 進んで仕事を手伝わない
- 自分から発言しない
- 言われた仕事だけをする
一方で、仕事ができる人というのは積極的です。
- 進んで仕事を手伝う
- 自分から意見を言う
- 言われた以上ことをする
積極的な人と消極的な人とでこれらの違いが生まれるのは『自信の差』が原因です。
自分に自信がないと、失敗したときのことや怒られるときのことを考えてしまい、行動に出せません。
一方、自信がある人は自分から動いて結果を出すので、評価もされやすいです。
会社を辞めるときも一緒です。
「辞めてどうなるんだろう?」
「次の会社でも上手くいくとは限らない」
「もし就職先が見つからなかったら」
自信がないので辞められないというわけです。
サッと行動に出せる人と、出せないい人には「自分に自信を持っているか」が大きく影響してきます。
5.口先ばっかりで行動力が無い
結局、会社を辞められない人って行動力がないだけなんですよね。
そして、その行動力の無さを作っているのが1~4の部分。
- ①自分の意見がない
- ②できない理由を探す
- ③すぐに人のせいにする
- ④自分の行動に自信がない
まさに無能な人の典型だと思いませんか?
僕も自分で言ってて、改めて「これって僕の事じゃん」と自身を見つめ直す機会になりました。
辞められない人って、結局はあれこれ言い訳をして行動がともなわない人なんです。
無能な自分を自覚して早くブラック企業を辞めよう
有能な人ほどサッサと辞めて、無能な人ほど会社に残る
本当に自分に当てはまりすぎて耳が痛い。
でも会社を辞めるための第一歩って、今の自分を分析するところから始まると思います。
- 言い訳だけになってないか?
- 本当に無理なことなのか?
- 楽な方を選んでるだけじゃないのか?
これらを自分に言い聞かせて、ブラック企業を辞めるために踏み出しましょう。
いきなり頑張らなくてもいいと思います。
- ちょっとずつお金を貯める
- 転職サイトを登録してみる
わずかながらでも前に進めば、いつかはきっと結果が出ます。
僕もそう信じて会社を辞めるために頑張っています。
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