モチベーションを維持するのに最も有効なのは『怒り』という感情だ

モチベーションを維持する方法 仕事術
  • 何か新しいことを始めたいけど、なかなか行動に移せない。
  • ヤル気があるのは最初だけで、その後が続かない。

こんなことってよくありますよね。

立てた目標より面倒くささの方が勝っちゃって、結局、サボってしまうというパターン。

 

で、後から振り返って自己嫌悪におちいるわけです。

「何で俺はあのとき、行動できなかったんだー」って。

 

そしてまたヤル気を出そうとするんだけど、やっぱり同じことの繰り返しちゃうんですよね。

モチベーションって維持・継続するのが難しいです。

 

僕もかつては「退職するために副業頑張るぜ!」と意気込んでいましたが、そのヤル気が続かずにサボることがよくありました。

やらないといけないと分っていても、どうしても楽な方を選んじゃうんですよ。

だって、しんどいじゃないですか。家に帰るのは夜中だし、それから副業を頑張るってハードですよ。

 

モチベーションが維持できずに、一時、ダラダラ~としてたんですが、しかし今では継続して取り組めるようになりました。

そのきっかけとなったのは『会社への怒り』です。

会社への怒りが芽生えることで僕は行動力が格段にアップしたんです。

 

あなたもやる気を出せずにいるのなら、何かに対して怒ってみてはどうですか?

怒りの感情は人間を行動へと突き動かす原動力として、非常に有効です。

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モチベーションを維持したければもっと怒れ!

モチベーションを維持する方法を調べてみると、次のようなキラキラしたワードがよく出てきます。

  • 成功した未来の自分を想像する
  • 小さな成功を繰り返して達成感を味わう
  • とりあえず行動すれば気持ちは後から付いてくる

これらも間違いじゃないんでしょうけど、どうも行動する動機としては弱いんですよね。

2~3日ぐらいは維持できますが、一週間もすれば「やっぱ面倒くさーい、もうどうでもいいー」となっちゃいます。

 

正直言って、プラス思考からくるモチベーションってなかなか続かないんですよ。

強制的に前向きになろうとするのは結構なストレスです。

 

もともと「やりたくない」と思ってることを、考え方一つで「やりたい」と思わせようなんて、最初から無理。

僕の意志の弱さを舐めんなよって話です。

感情から沸き起こるモチベーションは行動に直結しやすい

言葉で自分をダマしながらモチベーションを維持するのは難しいです。

行動に移したいのなら、もっと感情に訴えかけること。

感情こそが人間を行動へと突き動かす原動力となるんです。

 

頭の中で無理に作ったモチベーションなんて維持できませんよ。

喜び、怒り、悲しみ、楽しい、といった自分の感情から湧き起こった意欲の方が、素直に行動に移せます。

 

例えば、あなたがダイエットをするとして、

「こんなスタイルになりたい」

と痩せた姿を想像するのと

「絶対、あいつらを見返してやる」

とバカにした奴らへの復讐心をバネにするのと、どっちの方が意志が固そうですか?

「見返してやる」という思いの方が、より強いですよね。

 

このように、人間って感情から沸き起こるモチベーションの方が行動に移しやすいんです。

なかなか行動に出せないでいるのなら、手っ取り早いのは感情に訴えることです。

負のエネルギーの方が動機付けてとしては強い

人間を突き動かすのは『理屈』より『感情』ですが、その感情の中でもドロドロとした悪意の方が動機づけとしては強いです。

  • ムカつく!
  • イライラする!
  • 我慢ならない!

このような負の感情からくる意欲の方が、人間はサッと行動できるしモチベーションも持続できます。

 

実際、喜怒哀楽の中でも、一番、我慢がきかない感情って『怒』だと思うんですよ。

普段の生活の中でも、相手のことがムカつき過ぎて感情が顔に出てしまうなんてことないですか?

抑えきれない怒りが態度に出てしまうことってよくありますよね。

 

逆に嬉しいことや楽しいことで、抑えきれないほど感情が高ぶることってあまりないです。

プラス思考のモチベーションより

  • あいつを見返してやる!
  • いつか負かしてやる!

このような負のエネルギーの方が強いです。

 

それに怒りは持続性もありますからね。

ハッピーなことってその場だけの感情だったりしますが、イライラした経験は後にも残るでしょ?

喜怒哀楽の中でも『恕』の感情はモチベーション維持に適してるんです。

怒りをモチベーション維持に昇華させる方法

では実際に僕がどのように怒りをモチベーションに変えているかを紹介します。

僕の目標は転職のために副収入を作ることですが、怒りの元は会社・社長に対してです。

 

奴隷のように働かされる日々や理不尽な扱いに対して

「見てろよ!いつか会社を辞めて見返してやる!」

という感情で動いています。

ムカついたことをメモにとる

ウチの会社のような労働環境の悪い職場で働いていると、毎日のようにストレスにさらされます。

「ふざけんなよ!何でもかんでも押し付けんなよ!」

「いいかげんアホな考えで人を振り回すのヤメロ!」

このような出来事が頻繁に起きます。

 

我慢ができないことが起これば怒りケージを貯めるチャンス!

忘れないようにノートに書き留めます。

 

怒りがおさまらないことをズラーッと箇条書きにして、イライラをどんどん貯めていきます。

負の感情が大きくなればなるほど「絶対に見返してやるからな」という気持ちが強くなり、その反発でヤル気が出ます。

メモしたノートを毎日見る

怒りは感情の中でも後に残りやすいものではありますが、それでも人間って時間が経てば気持ちも落ち着いてしまうものです。

何日か後には「まあ、いいか」となってしまいます。

 

自分が何のために頑張っているのかを振り返るためにも、メモしたノートは毎日見直すようにします。

「そういえば僕ってこんな扱いを受けてたんだ」と思い出すことによって、イライラを風化させないためです。

 

定期的に思い出すことによって「こいつらいつか見てろよ」という感情を維持することができます。

怒りを効果的にモチベーションへと昇華させるためにも、ノートを見直すのは有効な手段です。

毎日続ければそれが習慣になる

最初は怒りをモチベーションにして続けていた作業も、毎日続けばそれが習慣になります。

習慣になってしまえば「頑張ろう」とか「やらなきゃ」という無理にヤル気を出さなくても自然と続いてしまうものです。

 

ただ、惰性で続けるのとヤル気を持って続けるのとでは目標への達成スピードは違ってくるので、引き続き怒りは貯め続けますよ。

でも一番の問題は継続させること。

あなたも怒りをブーストにして、まずは習慣化させてしまってはどうでしょう?

思った以上に作業がはかどること請け合いです。

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