就職活動中の皆さま、ブラック企業対策はしてますか?
会社選びは本当に気を付けた方がいいですよ~。就職先を間違うと、僕のように社畜人生を送るハメになる。マジで後悔することになりますよ。
僕も就活中はいろんな情報を見たりして、十分に気を付けていたつもりだったんですけどね。でも結局ダマされてブラック企業に入社させられることになりました。
あなたもネットなどで『避けるべき求人広告の特徴』といった情報を調べたりして対策しているのかもしれませんが、経験者から言わせてもらうと正直そんなんじゃ見分けることなんてできないです。
相手がブラック企業かどうかを確認できる方法はたった一つ。それは直接先方に電話して仕事の内容と待遇について詳しく聞くことです。
原始的かもしれませんが、結局は自分の耳で確認するという方法しかないんですよ。募集の内容だけ見て判断できるものではありません。断言していいです。
僕は求人詐欺に遭って今の会社に就職してしまいました。しかしこんな僕だからこそ、ブラック企業の内部から見た求人広告の見分け方をお教えすることができます。ぜひ参考にして頂いて、絶対に騙されないようにしてくださいね。
求人広告を見るだけではブラック企業と見分けることができない理由
相手がどんな会社か見分ける方法として、よく参考にされるのが『ブラック企業が求人広告で使うフレーズ特集』的な記事だと思います。
- 若い社員が活躍中
- アットホームな職場
- ヤル気を重視
「これらのフレーズは会社の実態を別の言葉にすり替えているだけだから気を付けろ!」というもの。
まぁ、あながち間違ってはないと思います。ウチの会社も実際にそのような言葉を使って募集をかけていたことがありますから。
しかしそのフレーズがないからと言ってホワイト企業とは限らない。一見、普通の会社に見えて実はブラックだなんてケースは山ほどあります。
僕が求人広告だけでは見破れないと断言するのは、次のような理由があるかです。
理由その1.ブラック企業の求人広告はウソだらけ
そもそもブラック企業って求人広告に本当のことを書かないんですよ。応募がたくさん来るように、ウソでいいから求職者にとって都合の良いことばかり載せるのが彼らの手口なんです。
休日なんて週一も無いのに完全週休二日と載せいていることなんて序の口。ひどいものになると、本当は営業を募集しているのに表向きは事務員を募集しているように見せかけることもあります。人気のない業種だと人が来ないので別の職種で釣ろうとしているわけです。
いちいち別の言葉でごまかそうだなんて思っていません。その掲載内容自体がウソにまみれているので、フレーズに注意するどころの話じゃないんです。
理由その2.募集の内容も巧妙化している
今では「未経験者でも高収入!」という、昔よく見た怪しげな求人を見ることは少なくなりました。というのも、ブラック企業側もネットの情報をチェックして、求職者が敬遠しそうなキーワードは外してきているからです。
出来の良いものになると本当に普通なんですよね。募集内容だけを見ると、どこにでもあるような一般的な会社に見える。
だからこそ直接電話して、その内容を詳しく聞いてくださいと言っているんです。求人広告には都合のいい上辺のことしか書かれていないので、見ただけじゃ絶対に分りません。
直接電話することで分かるブラック企業の見分け方
企業に電話したときの対応で、その会社の求人への考え方や姿勢が見えてきます。注意してほしいのは次のような対応をされたときです。
質問にあいまいに答える
相手がブラック企業だった場合、こちらが仕事内容や待遇について詳しく聞こうとすると、それに対しての返事があいまいです。言葉を濁して明確な答えが返ってきません。
そりゃそうです。掲載していることはすべてウソなので、ハッキリと答えられるはずがないんです。
こちらが質問したことにちゃんと答えてくれなかったら、ブラック企業を疑った方がいい。まともな会社だったら仕事の質問をされてもしっかりと対応してくれます。
とにかく面接に来させようとする
ブラック企業の手口は、ウソ求人でたくさんの人を応募させて面接に来たときに言いくるめるというやり方です。なので電話をしてみると、とくかく面接に来させようとする。
質問をしたときに「それに関しては面接で詳しく説明します」と言ってくるのは彼らの決まり文句です。そのセリフが出たら気を付けた方がいい。本当のことを言うとそこで逃げられてしまうので、その場での説明を避けているだけにすぎません。
掲載内容と違う説明をされたら即刻やめるべき
電話をかけた時点で相手がブラック企業だと分ればそれでいい。しかしその場では判断できずに、面接にまで行ってしまうこともあるかもしれない。
そのときに気を付けて欲しいのが、面接時に少しでも掲載内容と違う説明をされたら、その会社は絶対にやめた方がいい、ということ。
例えば「残業なし」と載せているのに、面接のときには「業務が終わっていれば帰っていいけど、残っている仕事をほったらかして定時に帰るのは無責任だよね」などと説明された場合。
これは正論のようにも聞こえますが、残業があるんだったらわざわざ広告に「残業なし」と書かなければいいワケで、明らか虚偽の内容をごまかそうとしています。
あとよくあるのが「事務員はもう決まっちゃったんだけど、営業の方なら欠員がいるからどうかな?」と別の職種を勧められるパターン。これって事務員募集に見せかけて本当は営業の方が本命だったりするんですよね。
面接に行って急に話が変わったり、求人広告と違う説明を受けた場合は、即刻、辞退しましょう。
「他に雇ってくれるところもないし、ちょっと怪しいけどここにするか」みたいな軽い気持ちで就職先を決めると後悔することになりますよ。
以上が、僕が思う『ブラック企業の求人広告を見分ける方法』でした。あなたがダマされることなく、ちゃんとした会社に就職できるように応援しています。
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