企業のホームページを見てみるとさ。
代表者からのメッセージで「事業を通じて社会貢献を~」とか「地域の発展のために~」とか言ってる社長さんがいますよね?
それを見るたび僕はこう思うわけです。
うさんくせーな、こいつ。
心にもないキレイごとばかり言ってんじゃねーよ。
正直、僕は綺麗事を言う人間を信用していません。
ウソくさいというか、その裏側にあるドロドロした本音の部分を想像してしまいます。
というのも、綺麗事ばかり言っては行動が全く伴わない人間が身近にいるからです。
その人間とはウチの社長。
ウチの社長って「人への気遣いは大事」とか「思いやりる気持ちを忘れてはいけない」とか、そういうキラキラした言葉が大好きなんですよ。
でも口ではそうは言いながら、人への気遣いなんてまるでない。そして社員を思いやることもできないクソ野郎なんですよね。
言ってることと、その行動があまりに違い過ぎてマジで気持ち悪い。
このような人間を近くで見ているから、キレイごとばかり言う人間が信用できないんです。
ブラック企業の社長であるほど綺麗事ばかり言いたがる
あなたの身近にも綺麗事ばかり言う人がいるなら、その人のことをあまり信用しない方がいいかもしれません。
僕の経験上、そう言う人って嘘つきのハッタリ野郎である人が多いからです。
ブラック企業に勤めるようになって本当にそう思います。
社員をコキ使う経営者って綺麗事を言う人がめちゃ多いんですよ。
その会社がブラックであればあるほど、なぜかそこの社長は「誠実」とか「感謝」とかいう言葉を使いたがります。
不思議なんですけど、今まで出会ってきたブラック経営者は皆そうでした。
自分の会社も含めて、まわりの企業を見渡しても全員がそう。
あなたの会社は大丈夫?
もし意識高い系のキラキラワードを多用する人が社長だったら、その会社はブラック企業である可能性が高いです。
綺麗事ばかり言うのは社員を洗脳して搾取するためです
ブラック企業は、社員をできるだけ安い賃金で働かせ、限界に近い目いっぱいのノルマを課せようとする。
それが一番コスパが良いと思っているからです。
社員に成果を出してもらいたければ、それに見合った報酬や環境を与えればいいだけなんですけどね。でもブラック企業はそれをしません。
”待遇”ではなく”言葉”で人をコントロールしようとするんです。
社員を会社の都合のいいように働かせるには、体のいい言葉で洗脳してしまうのが手っ取り早い。
「謙虚」だの「優しさ」だの綺麗事をよく使うのは、低賃金で社員をこき使うためなんですよ。
- 謙虚さのない人間はダメだ。人の言うことを素直に聞けない奴は成長しない。
- 感謝の気持ちを忘れるな。受けた恩は必ず返して周囲から好かれる人間になれ。
このような言葉を頻繁に投げかけてきますが、これらは決して本人の為を思って言っているわけではなく、洗脳するためです。
「謙虚」とか「感謝」とかキレイな言葉でコーティングされていますけど、その意味は
- 自分の考えは捨てて黙って言うことを聞け!
- 働かせてやってる借りは必ず返せよ!
ということなんですから。
一見、立派なことを言ってる様に見えますがダマされてはいけません。
言われた言葉を真に受けて「そうだ、もっと素直になろう」「会社から受けた恩に報いたい」なんて思ってたら、都合のいいように使われて終わりです。
人間性を高める言葉は、それを聞いている人間からすると自分を成長させてくれるような気になる。確かに聞こえがいいです。
でもその目的は自分の操り人形にするため。
ブラック企業の社長ほど人間性について語りたがる理由はソコです。
そんな綺麗事に引っかかって洗脳されてしまうと、社畜としての人生を歩むことになってしまいますよ。
ロクでもない奴ほど綺麗事を語るのは人間の性らしい
聞くところによると、人間は実態がともなっていなくても、理想とするイメージに触れているだけで「自分はそういう人間だ」と思い込むものだとか。
例えば、あなたも自己啓発本を読んだだけで仕事ができる人間になったような気がすることってないですか?
意識の高い考え方に触れただけで、自分も意識の高い人間になったつもりになってしまう。そういった感覚になったことありますよね。
人間はこの様に、実際は何もしていなくても、そういった情報に触れるだけで「自分は仕事ができる人間だ」「俺って意識が高い」と勘違いしてしまうもの。
これって綺麗事ばかり言う社長にも同じことが当てはまると思う。
人間性なんてこれっぽっちもなくても、人間性ついて語ってるだけで「自分は素晴らしい人間だ」と勘違いしているわけです。
元々ブラック企業の経営者は自己顕示欲の塊です。
もっと自分が素晴らしい人間だって知ってほしい。周りの人間にアピールしたい。
このような心理から、綺麗事をこれほどかというほどまき散らすようになるんじゃないでしょうか。
人間は「このような人間になりたい」と理想の姿を意識すればするほど、それを周囲にアピールしてしまうもの。
賢い人間は自分からは得意げに知識を見せびらかしたりはしませんが、頭が悪く「賢いと思われたい」と望んでいる人間ほど「俺って頭良いだろ?」とアピールしてしまうものなんです。
だから人間性がない人ほど人間性を語るようになるんでしょうね。
ブラック企業の社長ほど綺麗事ばかり言うのは
- カッコつけたがり
- 自分を「スゴい」と勘違い
こういった心理が働いているのも、その理由だと思います。
綺麗事ばかり言う経営者の会社に入社してしまったら
人間性について語る人は一見すばらしい人に思えますが、そんなものはメッキです。
中身はただのインチキ野郎なのでダマされてはいけません。
もしあなたが入社した会社の社長が「情」だの「思いやり」だのを頻繁に言うような人だったら危険信号。洗脳を受けている可能性があります。
一度、自分の置かれている立場を振り返ってみた方がいいですよ。
まずは自分の待遇を冷静に判断してみてください
あなたは会社から正当な評価を受けていますか?
給料は?
労働時間は?
休みの日数は?
人間性という言葉に言いくるめられて、理不尽な環境を強いられてはないでしょうか。
もし待遇が割に合っていないと感じるなら、そのような状況でも我慢するように洗脳を受けている証拠。
そんな会社からはダッシュで逃げた方がいいです。そのまま在籍していては搾取され続けることになる。
経営者のウソつき癖は絶対に治りません
働いている会社がブラック企業だからと言って、簡単には辞められません。
再就職できるかどうかも分からないし、できれば何とか環境を改善させて、このまま働き続けたいと思うかもしれない。
でも職場の改善は期待はしない方がいいです。
綺麗事ばかり言う人って、もはや人をダマすことが当たり前になってるんですよ。
ウソをつくことに罪悪感なんて無いし、もしかしたらウソをついている自覚すらないかもしれません。
虚言癖ってちょっとした病気なんです。
ハッタリかまして搾取することしか考えてない人が、社員のために環境を改善してくれるとは思えない。
「嫌なら辞めろ」とそう言われるのがオチだと思います。
話の通じない相手と変に争っても疲れるだけです。
とりあえずペコペコしながら、転職する準備を進めつつ、時期が来たらスパッと辞めるのが一番です。
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