ウチの会社ヤベェ!歴代の経理がみんな横領がバレて辞めてる件

経理が横領 ブラック企業

現在、僕は会社で経理を任されています。

僕が受け持つようになるまでの経理の担当者は、配属されても数カ月で辞めてしまうということを繰り返していました。私が知っているだけでも3人辞めています。

しかしその辞める理由というのも独特でしてね。みんな会社のお金を横領したのがバレて辞めさせられてるんです。

 

まあ、辞めさせられる言うよりクビですね。そりゃ会社のお金を盗ったらアカンでしょ。

 

それにしても、みんながみんな横領してるって、ウチの会社って相当ヤベェですね。一体どうしたらそんなことになるの?って感じです。

 

しかし横領がダメだというのは大前提にあるんですが、ウチの会社の場合は盗られる側にも問題があるかのように思います。

労働環境があまりにも悪すぎるので、横領されても仕方ないかな~とも思わされるわけです。

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問題は経理を一人に任せている管理体制

ウチの会社って事務的作業を一人の人間にさせてるんですよね。それが横領を生む大きな原因となっている気がします。

 

従業員数20人程度の小さな会社なので、そこまで内勤の人間を雇えないのは分りますよ。

営業と違って利益を生むわけでもないですしね。会社としてはデスクワークの人間は必要最低限に留めておきたいところなんでしょう。

 

しかしそのような管理体制にしているせいで横領が発生しているわけです。

チェックする人間を二人にすれば不正は減る

人間って欲に弱い生き物です。規制するものがないと、とことん楽な方向を選んでいってしまうものなんです。

 

例えば資料の作成を頼まれていたとして、提出期限が定められていなければ、つい延ばし延ばしにしちゃうってことないですか?

「明後日までに提出して」と期日を決められないと、ズルズルと先延ばししてしまうものです。

 

このようにルールや縛りがあって、人間の自制心というものは保てるものなんです。

経理を一人の人間に任せるということは、その権限をその一人が持つということ。つまりルールや縛りが無い状態です。

 

つまり、したい放題なわけですよ。そうなると自分の欲を満たそうとする心理が働きます。

 

先ほども言ったように、どんな状態であっても横領はダメですよ。でも全てが自分の思うようにできるとなったら、甘い誘惑に負ける人間も出てくると思う。

 

このような人為的過失を防ぐなら、個人の自制心に任せるのではなく、横領できない管理体制をつくること。「人」ではなく「仕組み」で対策することです。

 

単純な話、もう一人、事務員を増やせばいいんですよ。二人体勢で経理を回したらいいんです。

 

監視役がいたら出来心も芽生えないでしょうからね。お互いを見張るような形にすれば横領は起きにくくなります。

人件費をケチって事務員を増やそうとしない

経理の人員を増やせば横領が生まれる可能性はグッとさがります。二人にすることで不正が起きにくい状況を作ることができるんです。

 

しかしウチの会社は新しく事務員を雇おうとはしないんですよね。あくまで余計な人件費はかけたくないという姿勢。

 

それならそれでいいんですけどね。でも今まで何人も会社のお金を盗ってるのに、一向に仕組みを変えようとしない神経が分らないです。

 

このようなザル管理をしてたら、またその内、横領が生まれるような気がします。

でも経営者が仕組みを変えようとしないんだから仕方ない。そのために人件費を余計にかけるのもバカらしいという考えなんでしょう。

社長が恨まれ過ぎているのも横領が生まれる原因の一つ

いくら横領しやすい環境にあるからって、歴代の経理担当が皆お金を盗るという状況は、はっきり言って異常です。

いくらなんでも全員が全員お金を盗むか?って思いますよね。

 

このような状況が生まれているのは、ひとえに『社長への恨み』が原因の一つとなっています。

 

ウチの社長って社員からめちゃくちゃ恨まれてるんですよ。だからその憂さ晴らしにお金を盗まれちゃうんです。

理不尽な説教で社長への不満はMAX

経理の人間って、基本的には社内にずっといます。用事がない限り外出することはありません。

 

すると社長とずっと一緒にいることになるんですね。社長のデタラメな指示やワガママを一日中聞かされるわけです。

 

このブログでも何度か紹介していますが、ウチの社長って控えめに言っても頭がおかしいんですよ。キチ○イを地で行く人なんです。

 

理不尽なことで起こられることもしょっちゅうある。そんな人間と一緒にいたら神経が疲弊しますよ。もう嫌で嫌で仕方なくなる。

 

そして、その感情はやがて怒りへと発展していくわけです。

「すぐに人をパシリやがって。ふざけんなよ!」

「訳の分からないこと言ってんじゃねーよ。クソが!」

こんな気持ちが芽生えてくる。

 

するとねー。会社のお金に手が出てしまうのも分らないでもないんですよね。

ストレスがハンパないわけです。仕返しというか、憂さ晴らしに経費を盗っちゃうのも分るんですよ。だって、マジでムカつきますから。

社長の気分次第で給料を減らされる

ウチの会社には罰金制度というものがありまして、社長の気分次第で給料を減らされます。

 

私も月に1~2万円ぐらい罰金払ってます。気に食わないことがあればガンガン減らされていくんです。

 

ただでさえ給料少ないのに、さらに減らされたらたまらないですよ。それも社長の気分一つで。

ストレスがハンパない上に、意味の分からない減給までされたら、そりゃお金盗りますよね。

 

私も今のところは自制心が働いていますが、今後、さらに理不尽な扱いをを受けたら盗らないとも限らない。

こうして歴代の経理担当者もお金を盗っていったんだろうな~。

社員に不義理な行いをするから仕返しをされるだけ

横領はダメ!これは絶対です。

でもウチの会社の場合は自業自得のような気がします。盗られても仕方がないと思ってしまう。

 

非人道的な扱いをするから、その仕返しをされてるだけですもんね。正直、同情の余地がないよ。

 

人間は鏡と言うか、社員をぞんざいに扱えば、それは会社に返ってきます。その考え方を変えない限り、このような人為的過失は減らないでしょうね。

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