監視されながら仕事をするのって、めちゃくちゃストレスがたまりますよね。
「ミスしたら怒られるんじゃないか」
「文句を言われるんじゃないか」
そんなネガティブな気持ちを抱えながら仕事をしなければならない。
「監視」というその言葉を調べると『(悪いことが起こらないように)番をして見張ること。』と出てきます。本来は犯罪者など、悪さをする人が違反をしないためにあるわけですよ。
悪い事なんて何もしていないのに、仕事ぶりをじとーっと見張られたら気分が悪いのは当然のこと。モチベーションもだだ下がりです。
とはいえ雇われている以上は、そのような働きにくい環境でも我慢しないといけないのが現実ですよね。
今回は、上司から監視されながら仕事をしないといけない人に向けて、その対処法についてお話しします。
パワハラレベルの監視をされながら仕事してる人へ
会社から監視されるといっても、会社によってその程度は様々だと思います。
ちなみにウチがどれぐらいの監視レベルにあるかというと、社内に取り付けたカメラで、社長が社員の行動をリアルタイムで見張っているという具合です。
そして気になる行動があれば、直接社員の形態に電話をかけ説教。トイレの回数すら注意されるほど。
なので社員は常に社長の目を気にして働いている。さながら牢獄のような職場の雰囲気は下記の記事を見てもらったら分ると思います。
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まずは、僕のようにパワハラとも言えるぐらいのヒドイ監視下に置かれている人の対処法についてお話ししますね。
職場の環境が改善されることは諦めるしかない
結論から言いますと、パワハラレベルの監視をしてくる会社で働いているなら「会社を辞める」か「我慢して働く」のどちらかしかありません。
身もふたもない言い方になりますが、職場の環境が改善されて監視が無くなるなんてことは絶対にないからです。
「度が過ぎる監視は労基法に違反してるんじゃないか?」
「精神的苦痛を感じるレベルであれば訴えられるかも?」
そう思いますか?
だからといって会社を訴えるのは愚策です。パワハラだモラハラだと騒いだところで意味はない。
なぜなら、監視という手段で社員を拘束するような会社は、最初から労基法を守ろうとしていないからです。
社員はしょせん駒としか考えていないので、法令を順守する精神なんて持ち合わせてないですよ。意見したところで働きにくくなるだけです。「嫌なら辞めれば?」と言われて終わり。
なので、監視されながらの仕事が嫌なのであれば、転職するしか道はありません。それか我慢し続けて働くか、二つに一つ。
ただ我慢し続けることはお勧めしません。今は何とか耐えられているかもしれませんが、過剰なプレッシャーに我慢できなくなる日が必ず来るからです。
なので今すぐじゃないにせよ、この先、会社を辞めることは頭の片隅には入れておきましょう。いざというときのための準備はしておいた方がいい。
何を言っても上司の態度は変わりません。監視もなくなりません。下手に反抗すればさらに待遇が悪くなるだけなので、転職するしかない。
感情を殺してストレスを軽減させる
現状は変わることはないですが、気の持ちようによっては耐性を身に付けることは可能です。
転職するにしても、いろいろと準備も必要ですからね。会社を辞めるまでは、引き続き監視されながらの仕事に耐えなければなりません。
その間は感情を殺して、会社からの精神攻撃から身を守りましょう。上司から何を言われてもスルーして真に受けないようにするんです。
怒られたり、叱られたりして辛くなるのは「その現状に耐え続けなければいけない」と考えるからです。「仕事は嫌だけど生活のためには働かないと...」という変えようがない状況に希望を見出せなくなるから辛いんですよ。
どうせ続けるつもりのない会社なんです。怒鳴られても「そのうち辞めるつもりの会社だからな」ぐらいに考えて流しましょう。ガミガミ言われても「はいはい」とスルーしておけばいいんです。そうすれば心の負担はグッと軽くなります。
真面目な人ほど不条理な現状を真剣に受け止めてしまいがち。「怒られるのも監視されるのも給料のうちだからしょうがないよね」と意識を低く持てば楽に生きていけますよ。
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現状を我慢しつつ転職の準備をする
辞めると決めたのなら、できるだけ即行動した方がいい。転職に向けて準備を開始しましょう。
監視されながら仕事することに不満を持っているのはあなただけじゃないはず。やがて社員の不満が爆発し、会社の運営が傾くのは目に見えています。残された時間は少ない。
最近はネットからでも転職へ向けてのエントリーができますし、時間が無い社畜でも就職活動はできます。限られた時間を有効活用して、ブラック企業から抜け出す準備を始めてください。
転職する勇気がないのなら、副業から始めてみるのもいいと思います。
仕事を辞めるにしても再就職先が見つかるかどうかが不安ですからね。とりあえず副業で収入を安定させてから行動にうつすのも良いでしょう。
お金の不安は転職してからも付きまといますし、給料以外の収入があることで行動の選択肢が広がります。
辞めるまでに時間がかかってしまうかもしれませんが、安定をとるなら副業から入るのも一つの手です。
上司の監視からくるストレスを軽減させる方法
上記のような会社で働いている人だったら、転職する以外に道はありません。
でも「少し嫌な気がするぐらい」であれば、ちょっとした方法でストレスを軽減させることができます。
上司の仕事は部下を管理することですからね。まぁ多少の監視は当たり前と言えば当たり前。
文句を言っても始まらないので、気持ちを切り替えていきましょう。
上司から監視をされるのは信用されていないからです
そもそもなぜ上司が監視をしてくるのかというと、あなた一人に仕事を任せられないと思っているからです。不安があるから行動を逐一確認して口を出そうとしてくるわけですね。
もしこちらを信用しているのなら、余計な労力をかけてまでわざわざ見張ってきたりはしません。時間の無駄ですから。
上司の監視から逃れるためには、まずは上司に信用してもらわないといけない。「もう見張らなくても大丈夫だな」と思わせないといけないんです。
とはいえ、上司からすべて任されるほど仕事を完ぺきにこなすのは至難の業。まず不可能でしょう。
でも簡単なことで相手の不安を取り除くことができます。
それは「報告・連絡・相談」をしっかりすることです。
上司にあなたがどういった形で仕事を進めているのかを把握させてあげれば、わざわざ行動を確認する必要がなくなります。
部下が何してるか分からないから監視しようとしてくるわけですよ。だから逐一仕事の進行状況を説明すれば必然的に監視が緩くなるわけです。
監視されながら仕事をするのが嫌なのであれば、逆にひけらかしていきましょう。そっちの方が気分的に楽になります。
真面目に働いていれば監視も気にならない
上司から見張られて、いい気がしないのは「後ろめたさ」も理由の一つだと思います。
「サボってるのが見つかったらどうしよう」
「ミスしたのがバレた嫌だな」
この様な気持ちがあるから監視がウザく感じてしまうんですよね。
だったら、相手からつけ込まれるスキを無くせばいいんです。隠すことが無ければ、見張られようと平気なわけですからね。
監視のストレスを手っ取り早くなくす方法は、真面目に仕事をすることです。むしろ「俺の仕事っぷりを見ろ」というぐらいになれば、見張りも気になりません。
しかし実際は、そこまで意識を高く持てませんよね。その場合はメリハリをつけて仕事をしましょう。
- 見張られているときは頑張る
- 手を抜けるときは手を抜く
このようにメリハリをつけて仕事をすれば、気持ちの負担もグッと軽くなると思います。
上手く手を抜くコツは、頑張ったときの成果を小出しにしていくことです。
仕事内容のすべてを報告するんじゃなくて、ちょっと進行を遅らせながら報告する。そしてサボっているときい、そのストックしていた分を報告すれば手を抜いている様には見えません。
このようにメリハリをつけて、上司からの監視を逃れていきましょう。
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