社畜の人ほど実感してほしい会社の近くに住むメリット

会社の近くに住む 仕事術

あなたは通勤にどれだけの時間をかけていますか?

 

不動産情報サイト『アットホーム』が行なったアンケートによると、サラリーマンの通勤時間の平均は58分らしいです。

片道約1時間。往復で2時間も通勤に使っていることになります。

■5年以内に住宅購入した、都内勤務の子持ちサラリーマン。通勤時間平均58分。“理想”は35分。“限界”は86分。

引用:アットホーム

対象者がマイホームを購入した首都圏に住んでいるサラリーマンなので、地域や立場が変われば、また結果は変わるかもしれませんね。

 

でもこの通勤時間って考えてみたらものすごく無駄じゃないですか?毎日、毎日、移動の為だけに1~2時間も使ってるんですよ。

 

僕は通勤に時間をかけるの嫌なので、会社から車で5分もかからないぐらいのところに住んでいます。

実際に住んでみたら分りますが、会社の近くに住むのってめちゃくちゃメリットありますよ。

 

今回は会社の近所に住むことによって得られる利点についてお話しします。

特に僕のようにブラック企業で働いている人は、絶対、職場の近くに引っ越した方がいいと思います。

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会社の近くに住むメリット

ツライ社畜生活ですが、会社の近くに住むことでそのツラさを軽減することができます。

僕が職場の近所に住んで良かったと思える点は、次の4点です。

メリット1.使える時間が増える

なんと言っても一番のメリットは自由時間が増えることです。

通勤時間が無くなれば、一日に使える時間が1~2時間増えます。

 

これ考えただけでもめちゃハッピーでしょ。

  • プライベートの時間が増える
  • 睡眠時間も長くとれる
  • 朝も焦らなくていい

時間が増えることによって、生活に余裕ができるわけです。

 

その余裕のある生活が通勤時間のおかげで削られると思うと本当に地獄ですよ。

 

家に帰ったら寝るだけ。

睡眠時間もロクにとれない。

朝ごはんを食べてるヒマもない。

こんなんじゃ生きた心地がしないです!

 

会社と自宅とを往復すだけのロボットです。人間の生活じゃない。

自由な時間が増えることで、ブラック企業で働いていてもギリ人間らしい生活を送ることができます。

メリット2.すぐに家に帰られる

長時間労働が当たり前になっているブラック企業では、終業の時間がハンパなく遅いです。

日をまたぐことも珍しくない。

 

そんなとき、通勤時間が1時間もかかるところに住んでいたらどうでしょう?

「帰宅までまた1時間もかかるのかよ」てゲンナリしますよね。

 

終電を逃すようなことがあれば最悪ですよ。家にも帰れず、会社で寝泊まりすることも考えなければいけません。

 

でも家が近かったら、そんな心配は無用。夜中に仕事が終わっても自力で帰れますし、会社を出た数分後には家で休めます。

 

本当は残業がない会社で働くのが理想ですけどね。

でも残らないといけない以上は仕方ない。せめて通勤時間を削減して、身体への負担を軽減させましょー。

メリット3.経済的

通勤に電車やバスなどの交通機関を使えば、それだけお金がかかります。

普通の会社だったら交通費が支給されるんでしょうが、ブラック企業では自己負担。家が遠ければ遠いほど、お金がかかるわけです。

 

ただでさえ安月給なのにこれ以上の支出はキツイ。

でも家が会社に近ければ交通費はタダ。自転車でも十分に通えます。

 

一日数百円程度だとしても、一ヶ月分となれば1万円ぐらいしますからね。

会社の近くに住めば経済的なメリットもあるわけです。

メリット4.すぐに会社に戻れる

ブラック企業は仕事が終わって退社した後でも、招集がかかることがあります。

社長の逆鱗に触れるようなことや、家に帰った後に大きなミスが発覚した場合「何やってんだ!会社に戻ってこい!」なんてこともある。

 

こんなとき、会社まで1時間もかかるようなところに済んでたらどうでしょう?

戻るまでに1時間。仕事を終わらせて家に帰るのに1時間。

そして、もともとの退社時間が夜中だったりするわけです。

そうすると全部終わるのが3時~4時ですよ。たまりませんよね。

 

こんなときでも、家が近ければサッと会社に戻って用件を終わらし、またすぐに帰ることができます。

まあ、仕事終わりに招集がかかる職場自体がクソなんですが、被害を最小限に抑えられるという点ではメリットと言えるでしょう。

会社の近所に住むデメリット

さて、近くに住むメリットをあげてみましたがどうでしょう?

しかし一方でデメリットもあるんですよね。特に嫌なのが次の2点です。

使いっぱしりにされやすい

メリットの一つとして、会社に戻りやすい点をあげましたが、これがデメリットになるケースもあります。

家が近いことから、休みの日とかでも雑用を頼まれやすいんです。

「近所だからすぐ来れるだろ?」的なノリで使いっぱしりされちゃうんですね。

 

やはり家が遠い人には頼みづらいし、また、頼んだとしても来るまでに時間がかかるので、面倒なんです。てなると、やっぱりすぐ動ける方に頼もうとなるわけです。

よけいな雑用を引き受けないといけないのは会社の近所に住んでいる者の悩みですね。

会社の人と顔を合わせやすい

会社から歩いて数分のところに住んでいると、ちょっとした外出時に会社の人とよく会います。

これが同僚だったらまだいいんですが、上司だったら最悪です。

 

自分だけが休みで、向こうが休日出勤だった場合は、よけいな説教につかまることもあるわけです。

「俺ですら休みの日に仕事をしてるのに、お前にそんな余裕がどこにある!」てなもんです。

下手したら手伝わされたり、雑用を押し付けられることもあります。

 

なので外出するときは、会社の人と会わないように、周囲に気を配らないといけません。

堂々と家の周りをうろうろできないのは近くに住むうえでのデメリットですね。

できるだけ働きやすい環境づくりを

さて、メリットとデメリットの両方について紹介しましたが、どうでしょうか?

個人的にはデメリットがあったとしても、近くに住む利便性の方が勝っていると思います。

 

ただでさえブラック企業での労働は、身も心も疲れ果てます。

せめて通勤時間ぐらいは短縮させて、ゆっくりできる時間に回したいじゃないですか。

ということで、僕はブラック企業で働く人こそ、会社の近所に住むことをお勧めします。

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