会社に行きたくないときの対処法を現役社畜の僕がを教えます

会社に行きたくない ブラック企業

労働って辛いですよね。僕なんて働くのが嫌で、毎日のように会社に行きたくないと思ってます。

しかし給料が無くなれば困るし、転職だって簡単じゃない。たとえ行きたくなくても我慢して行くしかないのが現実です。

 

ぶっちゃけ、あなたも仕事が楽しいなんて思ってないでしょう?本音では辞めたいと思っているのに、生活のために仕方なく働いているわけですよね。

 

しかし気を付けてくださいね。その我慢っていつまでも続くものじゃない。無理をしていると、いつかは心が壊れます。

 

実際、僕も我慢しすぎて病んでいた時期がありました。精神的に追い込まれて、体調を壊すまでになっていたんです。

 

おかげさまで、現在では普通に働けるまで回復したんですけどね。今はもう職場には見切りをつけて転職に向けて準備をしている最中です。

 

今回は、会社に潰されかけた僕がどのようにして立ち直ったのかについてお話しします。あなたも同じ苦しみで悩んでいるのなら、いつかくるべき転職の日までどうにか生き抜いてください。

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会社に行きたくない気持ちから立ち直るには”仕事の辛さ”を軽減させること

病みまくっていた当時の僕は「どうしたら会社に行かずに済むのか」ということを毎日のように考えていました。

「このまま車にひかれたら今日は休めるかな」

「いっそのこと事故っちゃおうかな」

このようなワケの分からないことを考えるようになるまで追い込まれてた。

 

そのうち寝られなくなり、一晩中、時計を眺めながら出社までの時間をカウントダウンするという奇行まで現れる始末。

あと2時間58分で会社に行かないといけない...

あと2時間57分で会社に行かないといけない...

あと2時間56分で...なんてことを真っ暗な部屋で夜通し数えてました。マジでヤバいですね。

 

この苦しみから逃れたかった僕は、ネットの力を借りようとしました。

  • 会社に行きたくないときの対処法
  • ストレスの発散の仕方
  • 仕事のやる気を出す方法

少しでも気持ちが楽にならないかと思い、このようなワードを片っ端から調べまくったんです。

ネットに書いてある対処法を試してみた結果

結論から言うと、ネットに書いてあるような情報はこれっぽっちも役に立たなかった。見るとこの手の改善策ってキラキラした前向きなワードばっかりなんですよね。

  • 仕事が終わったら自分にご褒美をあげる
  • ゲーム感覚で仕事に取り組む
  • 休みを取ってリフレッシュ

このように「会社に行きたくないときは気持ちに切り替えてヤル気を出しましょう」みたいなことばっかり書いてあるんです。でもそれって本当に追い込まれている人間にとっては所詮はキレイごとなんですよ。

 

そんなんで行きたくなるんだったら誰も苦労しない。パワハラが横行してるような職場でゲーム感覚になれるはずがないし、休日でリフレッシュしようにも、そもそもその休みが取れません。

 

「月曜日は働く気にならな~い」というライトな悩みの人達にとってはそれでも良いんでしょう。しかしバリバリのブラック企業で働いている僕にとっては全く価値がない情報でした。

無理に前向きになろうとしてはいけない

そもそも会社に行くために前向きになろうというのが間違いなんです。ネガティブ要素しかない最悪な環境だから、会社に行きたくないと思ってるのに。

 

僕が会社に行きたくないのは気持ちの問題ではなく仕事が辛いと感じる現状があるからです。まずはそれを何とかしないと意味がない。

中途半端にやる気になっても上司の罵声一つで気持ちが冷めちゃいますよ。「バカか!お前は!」と怒鳴られたら、やっぱり帰りて~、てなるんです。

 

本当に必要なのは仕事の辛さを取り除くこと。ヤル気を出して頑張ることじゃない。

 

ということで、精神的に疲れている人は前向きになろうなんて考えちゃいけません。そんなことをしたって落ち込んでヤル気を出しての繰り返しになるだけです。

真面目すぎるのはダメ!気持ちを軽くする2つの心構え

仕事で心が病む人にはある共通点があります。それは真面目すぎること。

僕も自分で言うのもなんですが、それまでは極めて従順な社員でした。業務には責任もって取り組むし、上司の言うことにも素直に従う模範的な従業員だったんです。

 

でもそれがアダとなったんですね。たとえ理不尽なことを言われても自分が悪いんだと思い込み、きついノルマも無理してこなそうとする。そんな性格が災いして自分で自分を追い込むことになったんです。

心構えその1.必要以上に仕事を頑張ろうとしない

真面目であろうとすると、過剰な要求にも応えようとして精神をすり減らすことになります。僕は心の負担を減らすために、ある時から頑張ることを止めました。

 

はっきり言って、ブラック企業の仕事を頑張ったところで何もいいことなんて無いですよ。百害あって一利なし。

早く終わらせたからと言って帰られるわけでもないし、さらに仕事を押し付けられるだけですからね。給料も全然上がらないし。

 

頑張ってるフリだけして、サボれるところはサボってました。どうせ見返りなんて何もないんだから。

 

上司から嫌ごとを言われることもあったけど、全部スルーです。気に入らないことがあればどのみち怒鳴ってくる生き物なんだから、気にするだけ無駄。

 

社内の評価も気にしなくていいです。むしろ辞めたくても辞められないのがブラック企業。評価が下がったところで簡単にはクビにならないです。

 

あなたも仕事の重圧に耐えられそうになかったら、もっと不真面目になってください。どのみち転職するまでの付き合いでしかないんです。最低限のことだけやって、あとは適当に手を抜きましょう。

心構えその2.上司・社長は宇宙人だと思え

次に改めたのは、上司や社長に対しての考え方です。

僕の場合、仕事が辛い一番の原因は上司や社長の存在でした。毎日のように怒鳴られ、なじられ、時には暴力も受けていたので、彼らに対しての拒否反応が凄かったんです。

 

でもその嫌悪感もあることで軽減されました。

それは相手を宇宙人だと思うことです。

 

相手は言葉の通じない宇宙人。そう思うことでストレスがかなり無くなりました。

 

まなじ言葉が通じるから傷つけられるんですよね。吐き出される暴言も、その言葉の意味を理解できるから辛いんです。

 

数々の罵声も宇宙人が訳の分からない言語で叫んでいると思えば気になりません。例えば犬に吠えられたからと言って、メンタルがやられる人はいないでしょ?それと同じです。

 

それに相手が人間だと思うと、変に期待してしまうんですよね。「こちらの都合も分って欲しい」と考えてしまうんです。

でも理解されるはずもないので、それに対しての余計な不満も出てくる。「何で分かってくれないの?」という葛藤が生まれるわけです。

 

ところが上司を宇宙人だと思うとどうでしょう?そんなストレスは生まれません。

だってしょうがないです。相手は言葉が通じない地球外生命体なんですから。そう割り切れるようになる。

 

上司に威圧的な態度に耐えられそうにないのなら、相手を同じ人間だとは思わないでください。言葉の通じない宇宙人だと思えば、その嫌悪感もかなり軽減されます。

仕事だけが全てじゃない。もっと自分の生活を大切に

社会経験が浅かった僕は、どんな仕事に対しても「社会人である以上、責任もって取り組むべきだ」と思い込んでいました。そしてその思い込みが「この状況からは逃げ出せない」と、自分を追い込む原因となっていったんですね。

 

しかし従業員を都合のいいコマとしか考えていない会社のために、誠意で答える必要なんてないんです。「目には目を」じゃないですけど、ブラック企業にはブラック社員で対抗しましょう。

  • 手を抜けるところは手を抜く
  • 上司の言うことは気にしない

僕もこう思うようになってから、ずいぶんと気持ちが楽になりました。あなたも転職するまでの腰掛として割り切ってみてはどうでしょう?会社に利用されるのではなく、こっちが利用するんです。

会社のためにあなたが犠牲になることはない。もっと自分を大切にしましょう。

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