ブラック企業で生き抜くには不真面目さが必要

ブラック企業で生き抜く方法 ブラック企業

社会人生活、頑張ってますか?

やりがいを感じて仕事に打ち込んでる人もいれば

「こんなブラック企業、やってらんねーよ!」

と、不満を言ってる人もいるでしょうね。

 

かく言う僕も、職場に不満を爆発させてる人間の一人です。

  • 毎日夜中までの16時間労働
  • 月休は二日あればいい方
  • 横行するパワハラ・モラハラ

このような劣悪な労働環境の中で「社長、死んでくれないかな~」なんて毎日のように思ってる。

 

こういった話をすると

「そんな会社辞めて転職しなよ」

「もっと自分を大切にした方がいいよ」

という言葉をよくもらいます。

でもね。

 

分ってんだよ!そんなことは!

辞めたいけど辞められないんだよ!

 

いずれは辞めるつもりですが、それにしても先立つものがないと辞められません。

  • ある程度の貯金
  • 転職先の見通し

それらがないことには、辞めたところで一気に生活が困窮することは目に見えています。

不満を持ちながらも、ブラック企業で生き抜くために奮闘するしかないわけです。

 

近年では「ブラック企業は撲滅すべし」みたいな風潮がさらに強まり「仕事辞めよーぜ」「転職しよーぜ」的な声が増々強くなっています。

それができるに越したことはないんですけど、僕みたいに仕方なく働き続けるしかない人って絶対多いと思うんですよね。

 

あなたも「いつかは辞めないと」と思ってながらも辞められずに働き続けてません?

そういった人に必要なのって「転職した方がいいよ~」という安易な言葉じゃないないです。

いつか来るべき会社を辞める日まで「どのようにして生き抜くか?」だと思うんですよね。

転職した方がいいのは本人が一番よく分ってるんだから。

 

今回は、不満を垂らしながらも劣悪な職場で働き続けることによって身に付けた

『ブラック企業で生き抜くコツ』

をお話ししようと思います。

 

同じような境遇に耐えている人は、ぜひ参考にしてください。

会社を辞める環境が整うまで、図太く生き残ってやりましょー。

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ブラック企業で生き抜くのに最も重要なのはメンタルの維持

ブラック企業で働いていると、キツイことが数えきれないほどある。

  • 上司から受ける理不尽な説教
  • 達成不可能なきついノルマ
  • 終わりが見えない連続勤務

仕事ばっかりの生活に、ふと虚無感に襲われたりもします。

俺の人生って、一体、何なんだろう?って。

 

そんなキツイことだらけのブラック企業ですが、その中でも何が一番辛いかっていうと『精神面がやられること』だと思うんですよね。

正直、メンタルを削られるのが一番しんどい。

 

ブラック企業にもいろんなタイプがあるだろうから、これはあくまで僕の場合ですけどね。

正直、肉体面でキツイと思ったことはほとんどないんですよ。

夜中まで働こうが、休みが無かろうが、睡眠時間を4時間ほど確保できれば意外と健康的に働けてしまうものです。

 

ただメンタルだけはそうはいかない。

一旦、気持ちが落ち込み始めると、だんだんと精神が蝕まれていく。

「上司の顔を見たくねー」

「もう会社に行きたくない」

「朝、起きるのもダルい」

「もう生きてるのが嫌だ」

みたいにね。

すべてが嫌になっていくわけです。

 

「元気があれば何でもできる」なんて言葉があるけど、あれって本当にそうだと思う。

気持ちが前向きなときは肉体的な辛さってあまり感じない。

例えば、やる気があるときは徹夜して仕事しても、肉体的な辛さよりも達成感の方が勝ってたりもする。

 

逆に気持ちが落ち込んでるときは、何もかもがきつい。

ちょっとした嫌な事にも滅入ってしまい、すべてに対して意欲がわかない。

まさに「元気がなければ何にもできない」わけです。

 

そしてこれが進行しすぎると「あぁ、死にてー」てなっちゃう。

なので、ブラック企業で生き抜くために、最も重要なのは『メンタルを正常に維持する事』だと思うんです。

 

健康を疎かにしてもいいってわけじゃないですよ。

体を壊して倒れたりでもしたら、元も子もないですからね。

ただ、僕が働いている職場のように上司のパワハラやモラハラが横行している会社では、やっぱりメンタルの維持が重要になってくる。

不真面目になると全てが楽になります

メンタルを維持しようにも、ブラック企業なんてものは「ストレスの玉手箱や~」状態です。

精神攻撃をくらうイベントが盛りだくさんですからね。

上司の怒号ひとつで、たやすくぶっ壊されたりもする。

「これぐらいのことができねぇのか!?お前は病気か!」

なんて怒鳴られた日には「ヒエッ」てなっちゃうわけです。

 

パワハラ上等の我が社では、上司に怒鳴られるのは日常茶飯事。

そのたびに落ち込んでいては、マジでメンタルやられます。

 

じゃあ、どうすりゃいいの?ってことなんだけど答えは簡単。

もっと不真面目になればいいんです。

 

【不真面目】ふまじめ

《名ノナ》まじめさが欠けるさま。

 

会社の仕事に真剣に取り組むのを止めましょう。

上司から怒鳴られることがあっても「また何かゴチャゴチャと言うてるわ~」ぐらいに思っときゃいいんです。

 

いちいちまともに反応するからきついんですよ。

人のことを「ゴミ」だの「カス」だの言う奴の言葉なんて聞くに値しません。

スルーしときましょう。スルー。

 

僕なんて上司の説教なんか全然、聞いてませんよ。

「はい、はい、また出たよ」みたいに聞き流してます。

まぁ露骨に聞いてない態度を取ると火に油を注ぐので、顔だけは「申し訳ないですぅ」みたいな表情作りますけどね。

  • 上司の怒鳴り
  • 理不尽な説教
  • 過剰な人格否定

このあたりを聞き流せるようになるだけで、精神的にすごく楽になりますよ。

言葉の暴力をスルーできるようになれば格段に生きやすくなります。

ブラックな職場では真面目な人ほど精神を病む

会社から理不尽な扱いをされて気が病んじゃう人て、結局、真面目すぎるんですよね。

「アホ!」「馬鹿!」「無能!」なんかの罵倒を、そのままに受け取っちゃう。

また、どう考えても終わりそうにない仕事に対しても責任もって終わらせようとしてしまう。

真面目すぎるんですよ。

 

ふざけた労働環境なんだから、もっと不真面目でいいと思うんですよね。

ハッキリ言って、頑張ってもロクなことにならん。

更に仕事量を増やされるだけですもん。

それで給料が上がればいいけど、どうせ残業代なんかも出ないし。

 

ブラック企業では『有能な奴』と思われると、仕事を振られる量が増えて精神的な負担も一気に増えます。

ダメ社員の烙印を押されながら、適当にこなす方が正常なメンタルを維持しやすいです。

 

使えねー奴と思われると、嫌事を言われることも増えるかもしれない。

でもそこはサラサラ~っと聞き流しておきましょう。

 

クソ会社のクソ上司が発するクソ説教なんて、真面目に聞くだけ無駄です。

この先、人生を生きていく中で、1ミリたりともあなたの役に立つことなんてない。

上手に精神的ダメージを和らげて働き続ける方法

「不真面目になろう」と言われても、今までの習慣って簡単に抜けるもんじゃないです。

僕も今でこそ上司の戯言を聞き流せるようになりましたけど、ちょと前まではダメージ受けてましたからね。

 

またクソ上司の言葉の選び方が秀逸なんですよ。

蛆虫だの、病気だの、親もクズだの、よくそんな言葉が思いつくなと。

ステータスを悪口に全振りしてるんじゃないかと思うぐらい。

 

でも考え方一つで精神的ダメージは和らげるものです。

僕がメンタルを守るために意識していたポイントは次の3つです。

仕事はこういうものだと割り切る

社会人として働いている以上は、その仕事ぶりを評価されたいもの。

また評価されたことに対しては「給料」として還元されてほしいものです。

「会社に認められたい」

「仕事ができるようになりたい」

「今以上に稼ぎたい」

しかし、そういった理想があなたを苦しめることになります。

 

ブラック企業なんて理不尽の連続です。

「使える奴」だと思われたら、さらに重いノルマを課せられて都合よくつかわれるだけ。

しかも給料なんて増えることがない。

頑張っても自分の負担が増えるだけの「ハイリスク・ノーリターン」なんです。

 

僕は今の会社に対して何の期待もしていません。

いずれは辞めるつもりですし「上司の期待に応えたい」「もっと結果を出したい」なんていう向上心も持ち合わせていないです。

ただ「仕事とはこういうものだ」と思って、言われたことだけを淡々とこなす駒に徹しています。

 

仕事をしていれば

「もっとこうすればいいのに」

という提案や

「結果を出したんだから評価してくれよ」

というような、会社の考えと合わないことも出てきます。

 

でも僕はそれを表に出すことは一切ありません。

雇われている以上は考え方も雇い主に合わせるのも仕事の内

このように考えて『自分の我』を表に出すこともないです。

仕事はお金をもらうための手段に過ぎないと割り切って、変な期待は持たないようにしています。

必要以上に結果を出さない

僕が個人的に思うことなんですが、いくら仕事がキツくても働いた分だけ給料がもらえるなら、それはブラック企業じゃない気がします。

  • 残業代が出る
  • 休日出勤手当が出る
  • ボーナスに反映される

自分の頑張りが報われるわけですからね。

労働時間が長くても、給料に跳ね返ってくるんだったら頑張ろうと思えますよ。

 

我らブラック企業の社員は頑張りが報われることはありません。

サービス残業は当たり前。

残業代なんてもはや都市伝説。

どれだけ働いたところで給料が上がることがないんです。

 

まさに定額使い放題。

月給20万で働かせ放題ですよ。

この前、給料を時給で計算してみたら500円切ってました...

 

頑張ったところで給料は変わらないんだから、楽するために上手にサボりましょう。

僕なんかはわざと仕事のスピードを遅くして、提出物は期限ギリギリにしか出しません。

 

早く終わらせたら、その分、楽ができるんならいいですよ。

でもスピードを早めると新しい仕事をふられるだけですからね。

ただ、ただ、しんどいです。

 

それに『使える奴』だと思われたら、集中して仕事をふられるハメになります。

それだけは勘弁してほしい。

  • 言われたこと以上のことは絶対にしない
  • 必要以上に仕事を早く終わらせない

ブラック企業を上手に生き抜くなら「仕事のできない奴」だと思われて、責任のない仕事を適当にこなしておくのが一番です。

怒られることに慣れる

向上心を持たず、最低限の仕事しかしなければ、上司に嫌事を言われる機会も増えると思います。

「この無能が!何だったらできるんだ、お前!」

「小学生以下だな!本当に学校出たのか!?」

「頭大丈夫か?こんなことも理解できないの?」

このような暴言をぶつけられることも出てきます。

 

でもいちいち気にしなくていいです。

相手はこちらを都合よく使おうとして怒鳴ってるだけですから。

罪悪感にかられる必要はないですよ。

 

怒られることに慣れていない人は傷つくかもしれませんが、やがて平気になってきます。

表情は「すいません」みたいな顔をしておきながら、内心では「はいはい」と流せてきます。

 

聞き流すコツは、相手を同じ人間だと思わないこと。

人間として扱うと「どうして分ってくれないんだ」「もっと意見を取り入れてくれよ」という不満が出てきます。

でも言葉が通じない別の生き物だと思うと、不思議と冷静に聞き流せますよ。

 

評価が下がることが心配かもしれませんが、そう簡単にはクビになりません。

こんな劣悪な環境で働ける人間の代わりなんてそうはいませんからね。

「お前なんて辞めちまえ!!」と怒鳴ってはきますが、辞められて本当に困るのは向こうなんですから。

適当に聞き流しておきましょう。

ブラック企業を生き抜くなら、不真面目になって傷つかない自分を作ること

ブラック企業で最もやっちゃいけないのは、真面目に頑張ることです。

頑張ったところで奴らは搾取することしか考えてないんですから、ハッキリ言って無駄です。

最低限やることだけやって、あとはうまくサボりましょう。

 

ブラック企業で働き続けるコツとして「上手にストレスを発散すること」みたいな記事を見かけたりもします。

それも大事だと思いますが、それよりも重要なのは「傷つかない自分を作る」ことです。

 

傷ついた自分をリカバリーさせるのは大変です。

それなら最初から傷つかないように自分を守ればいいんです。

 

あなたも不真面目になってブラック企業を生き残りましょう。

会社はあなたを都合よく使おうとしてきますが、あなたも都合よく居座り続けて転職に向けて頑張ってくださいね。

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