反省文は文字数があれば形になる!行数を稼ぐコツを詳しく説明します

反省分の文字数 仕事術

反省文って面倒くさくないですか?

ウチの会社ではちょっとしたミスで「反省文書けー!」なんて怒鳴られますけど、正直、書いたところで何の意味があるのか分らない。

 

無理やり書かされた反省で意識が変わるわけないし、ミスを防ぐ抑止力にもなってない。

あんなもんは上司の自己満足ですよね。ただの罰ゲームにすぎん。

 

ということで、反省文を書くときは何も考えずにササッと終わらせちゃいましょう。時間をかける必要はありません。

 

もし書き方が分らないという人がいるのなら、今からお話しする『反省分の文字数の増やし方』をお読みください。

普段から怒られ慣れている僕が身に付けた反省分の書き方のコツについて書いてます。

 

会社に提出しないといけない書面だと思うと何やら難しそうな感じはしますが、コツをつかんでしまえば簡単です。

基本的な文面の流れがあるのでそれ沿って書き、後は文字数を増やすだけ。

これだけでちゃんとした反省文が書けるようになりますよ。

スポンサーリンク

反省文の基本的な書き方と文字数の増やし方

反省文って結局は文字数なんですよね。とりあえず行数を埋めればそれなりの文章に見えるし、反省しているようにも思えます。

 

慣れない人からすると、その文字数を稼ぐのが悩みどころなのかもしれません。でもそれも定型パターンに当てはめることで解決します。

 

反省文というのは書く内容がある程度決まってるんですよ。一から全部、自分で考える必要はなく、その定型パターンにそって文章を肉付けしていくだけでいいんです

では、その書く内容について一つ一つ説明していきます。

1.謝る

まずは素直に謝りましょう。一番最初に謝罪の文章を入れてください。

例えば、提出物を出し忘れたことに対しての反省なら

この度は、書類提出の期日が守れず、大変申し訳ありませんでした。提出が遅れたことにより皆さまにご迷惑をおかけして、深く反省しております。

こんな感じで書いてください。出だしはこれでOKです。

2.ミスが起きた原因・理由を書く

謝罪の文章を書いたら、次は「なぜそのようなミスが起きたのか?」について説明しましょう。

ミスなんてものはほとんどが気の緩みが原因ですが、さすがに「ボーっとしてました」とは書けないので

今回のミスは私の不注意によるもので、普段からの自己管理の無さがこのような失態を招いたのだと思います。

このように、ちょっと小難しく書いておけばビジネス文章っぽさが出ます。気が緩んでいたことを、できるだけ堅い表現で書いてください。

3.ミスを防ぐ改善策を書く

反省文は「反省だけ」では意味がありません。同じ過ちを繰り返さないようにするのが目的です。

なので、今回の件を受けて、この先どうするのかを書いてください。

今後は二度と同じ過ちを繰り返さないようにスケジュール管理を徹底し、依頼された業務を期日以内に完遂させます。

要は「気を付けます」ということなんですが、それだけじゃ味気ない。なのでここも回りくどい言い方でビジネスっぽさを出しましょう。

4.謝罪の文章で締める

最後にもう一度、謝罪の文章を入れてください。締めくくりの言葉と共に、もう一度謝って終わりです。

今一度、気持ちを引き締め、信頼を回復すべく職務に邁進致します。この度は私の不手際によって業務を滞らせることになり、本当に申し訳ありませんでした。

最初と最後に二度謝罪することによって”謝ってます感”が出ます。繰り返し謝ることで文字数も稼げますしね。

 

以上が反省分の定番のパターンですが、これをなぞって書くだけでそれなりの反省文が書けて文字数も稼げますよ。

では例文として全部つなげてみますね。

反 省 文

○○年○○月○○日

○○○殿

○○部○○課

○○ ○

この度は、書類提出の期日が守れず、大変申し訳ありませんでした。提出が遅れたことにより皆さまにご迷惑をおかけして、深く反省しております。

今回のミスは私の不注意によるもので、普段からの自己管理の無さがこのような失態を招いたのだと思います。

今後は二度と同じ過ちを繰り返さないようにスケジュール管理を徹底し、依頼された業務を期日以内に完遂させます。

今一度、気持ちを引き締め、信頼を回復すべく職務に邁進致します。

この度は私の不手際によって業務を滞らせることになり、本当に申し訳ありませんでした。

ね?それっぽく見えるでしょう?

これが反省分の基本パターンです。あとはそれぞれの状況に合わせて内容を変えて文章を肉付けしていくだけ。簡単でしょ?

言い訳がましくなってはいけません

反省文を書くにあたって注意すべきポイントは、絶対に言い訳をしてはいけないということです。

 

反論したい気持ちは分ります。「これだけ仕事を押し付けられたらミスの一つでもするよ」と思うこともあるでしょう。

でも下手に言い訳をすると「こいつ反省してないな」と思われて、余計ややこしいことになります。

 

つい先日も雨上がり決死隊・宮迫博之が書いた闇営業に関しての謝罪文が「往生際が悪い」と炎上してましたよね。

 

間接的ではありますが…宮迫博之の謝罪文に「往生際悪い」と非難

6月24日、雨上がり決死隊・宮迫博之(49)が“闇営業”騒動の余波を受けて謹慎処分になったと発表された。しかし、宮迫の往生際の悪さにネットでは非難轟々だ。

引用:livedoorNEWS

言い訳めいた謝罪は相手の反感を買いやすい。素直に謝っておいた方が物事が丸く収まるというわけです。

文字数を増やすコツは具体例を多用すること

さて、今回ご紹介させていただいた書き方でも、しっかりとした反省文が書けるようになるはずです。

しかし会社によっては「A4の用紙5枚以上は書け」というような、とんでもない量を要求してくることもある。

 

そんなときは具体例を出して文字数を稼ぎましょう。

例えば、先ほどの例文で

この度は、書類提出の期日が守れず、大変申し訳ありませんでした。提出が遅れたことにより皆さまにご迷惑をおかけして、深く反省しております。

という文章を出しましたが、この一文も次のように具体的に書くことで大幅に文字数を増やすことが出来ます。

この度、私○○は○○部長から通信事業に関する資料の提出を依頼されていましたが、期日である6月30日に間に合わず、3日も遅れて提出するという失態をおかしてしまいました。

資料の作成は一週間前に言い渡されていたにも関わらず、私の杜撰なスケジュール管理により大幅な遅延を発生させてしまい、大変申し訳ありませんでした。

今回の事業は私が作成した資料を基に進行させることになっており、私一人の無責任な行動によって事業そのものの進捗が遅れています。

○○部長だけでなく、この事業に携わる社員全員に迷惑をかけてしまい、心より深く反省しています。

どうでしょう?言ってる内容はほとんど変わっていませんが、具体的に書いただけで文章量が5倍ほどになっています。

 

もう一つ例文を出してみましょう。

今回のミスは私の不注意によるもので、普段からの自己管理の無さがこのような失態を招いたのだと思います。

この文章も具体的に書いてみます。

今回のミスは、資料作成を行うにあたってのスケジュールの立て方がずさんだったことが原因です。

自身の仕事量やそれにかかる時間をしっかりと把握できていないという私の不注意によるものでした。

資料作成にどれほどの時間がかかるのか?また、現行の仕事と並行して進めた場合にどれほどの時間を割くことができるのか?

そのあたりを綿密に考えていない自己管理の無さが「提出期日を守れない」という失態を招いたのだと思います。

ね?こちらも大幅に文章が増えたでしょう?

 

文字数は具体的に書けば書くほど稼ぐことができます。今回は例文として2つ紹介しましたが、他の文章も詳しく書くことを意識すれば、もっともっと文字数を増やすことは可能です。

 

行数の埋め方に困ったのなら、物事を詳細に書くことを心がけてください。そうすれば自然と文字数は増えますよ。

反省文は慣れ次第で簡単に書くことができます

文章を書くことに苦手意識を持っている人は「反省文を書けと言われても何を書いたらいいか分らないよ」と思うかもしれません。

でも反省文は、ちょっとしたコツで簡単に書けるようになるし、文字数や行数を稼ぐのも難しくありません。

 

最後に今回のおさらいですが、意識することは大きく2つ。

  1. パターンに当てはめて文章を構成すること
  2. 一つ一つを具体的に書いて文字数を稼ぐごと

たったこれだけです。

 

謝罪→原因→対応策→謝罪の順で文章を構成し、それぞれを事細かく書いていきましょう。

それだけで用紙を埋めることができなかったあなたも、簡単に反省文を書くことができるハズですよ。

コメント