話が通じない上司は相手にしない方がいい。その対処法と心構え

話しが通じない上司 ブラック企業

あなたの会社に話が通じないモンスター上司はいませんか?

何を言っても聞き入れてもらえず、ちょっと言い返しただけで「俺の言うことを聞け!」と怒鳴り散らしてくる人。

 

このような人の部下だと本当に苦労しますよね。こっちの都合を一切聞かず、一方的に意見を押し付けてくるのでストレスが半端ない。

 

「働きやすい職場は上司次第」なんて言葉もありますが、本当そう思う。

特にウチの会社の場合はトップである社長がまったく話が通じない人なのでめちゃくちゃ苦労します。

 

理不尽な事で怒られるのは日常茶飯事。デタラメな指示で振り回されるのもよくあることです。

長年、このようなモンスター社長の下で働いていると、やっぱりこう思いますよ。

 

「話が通じない相手には何を言っても無駄だな」

 

もう理解してもらおうとしない方がいいです。言い聞かせようとすると余計にストレスがたまる。

 

あなたも話しが通じない上司に悩んでいるのなら、身に付けるべきはコミュニケーション能力よりも鈍感力。上司の身勝手さを受け流すスキルです。

下手に意見を出して反感を買うより、感情を捨ててペコペコしてた方がストレスなく働けます。

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話が通じない上司には何を言っても無駄です

結局ね。話が通じない相手にアレコレ言ったところで無駄な努力なんですよ。何の意味もない。

頑張ったところで精神的に疲れるだけです。今の会社で働いて本当にそう思いました。

 

例えば売上が下がった理由を聞かれ、その理由を答えれば

「そんなものは言い訳だ!お前の努力が足りないだけだ!」

と、頭ごなしに怒鳴る。

売上が下がった原因を社員の努力不足のせい。具体的な改善策を指示することもなく、ただひたすら根性論を叩きこむ。

 

仮にこちらがデータに基づいた施策を出しても

「お前の考えたアイデアなんてダメだ!俺の言う通りに動け!」

と、聞く耳を持たない。その場で考えた単なる思い付きのアイデアを押し付けてくる。

 

思い付きのアイデアで動いても上手くいくはずないわけで、とりあえず社長の指示通りに動いても

「お前が無能なおかげでこの事業も失敗だ!どうしてくれる!」

と責任転嫁。このようなことの繰り返しで前向きな話し合いが全くできません。

 

何を言っても無駄なので、自分でアイデアを出して仕事をがんばろうなんて気持ちはもう消え失せました。考えても疲れるだけ。

言われたことだけやって、理不尽なことで怒られても気にせずにスルーしておくのが一番精神的に楽です。

話が通じない原因は上司にある!その特徴を解説します

自分の話がなかなか理解してもらえないと、その原因は自分にあるんじゃないかと思うかもしれない。

  • 自分の話し方が悪かったのか?
  • コミュニケーション力がないから?

そんなことはありません。話が通じない原因はあなたではなく上司です。

 

僕が働いている会社はバリバリのブラック企業なので、話が通じない上司がたくさんいます。むしろ話が通じる人の方が少ない。

その経験から分かったことですが、そういう人たちって話が通じない原因となる共通する特徴があります。

 

だからあなたががんばって改善しようとしたところで意味がないのです。原因はその上司の特徴にあるわけですから。

特徴1.自己評価がバグっている

話が通じない上司の特徴としてまず挙げられるのが、自分の評価を大幅に間違っていることです。自分が有能で賢いと思い込んでいる。

自分が賢いと思い込んでいるから人の話を聞き入れないんですよね。「自分の方が正しい」と言って聞かない。

 

この手の人間に話を理解させようとしても無駄です。

相手より自分の方が賢いと思っているので「自分が正しい、相手が間違っている」という姿勢を変えようとしません。

 

客観的に見ればただのバカなんですが、自己評価がバグっているがゆえに自分を正しく評価できていません。

これはちょっとした病気のようなものなので、あなたが何を言っても治らないです。

いくら相手を正そうとしても無駄な努力で終わります。

特徴2.部下をバカだと思っている

話の通じない上司は自分のことを賢いと思い込んでいます。そして相対的に相手をバカだと思ってます。

 

相手をバカだと思っているから話を聞こうとしないんですね。「バカな奴の考えより俺の考えの方が結果が出るに決まっている」と思ってるから。

 

部下を完全に見下していますから自分から折れることは絶対にありません。

格下の相手が言うことだから聞くに値しないと考えているんです。

 

あなたの意見に価値がないと思われているわけですから、そんな相手に何を言っても右から左です。つまり何を言っても無駄。

特徴3.そもそも人の話を理解しようとしていない

人の話を聞かない人って、最初から相手の話を理解しようなんて考えていません。

何を言おうが、どんな意見を持っていようが、他人に歩み寄ろうと元から考えていないんです。

 

この手の人が考えていることは一点のみ。

「俺の思い通りに人を動かす」

これだけです。

 

最終的には自分の意見を押し通したいだけなので、他人がどう考えていようと関係ないんですよ。思想が支配的なんですよね。

  • 俺が一番優れている
  • 反対する奴は許さない
  • 相手の話は聞く必要がない

このような思想に凝り固まっているんです。

 

こちらの意見が良いとか悪いとか関係ありません。どんなに良い意見を言っても「そんなの関係ない!とりあえず俺の言う通りにしないと気が済まない」と考えています。

 

だから、こっちがどれだけマトモなことを言っても「俺の言うことを聞け」としかなりません。いくら改善させようとも覆ることはない。

 

下手すればこっちを人間だと思ってない可能性もありますよ。

現にウチの社長は社員を人間扱いせず、お金を生み出すための道具としか考えていません。

 

そりゃ道具から何を言われても、何も気にならないでしょうよ。

「お前達は牛や豚の命乞いに耳を貸した事があるのか?」状態です。

しょせんは家畜がブヒブヒ言ってる程度にしか感じていないんでしょう。

 

はなから理解し合う気がない相手には『会話』という方法は何の意味も持ちません。労力の無駄です。

話を聞かない上司を相手にしてもストレスがたまるだけ

どんな人でもこっちの熱意が伝われば分ってくれる。

そう思いますか?

 

でも世の中には本当に人のことなど意に介さない狂った人間がいるんですよ。

サイコパスと言うか、「自分だけが良ければいい、他人はどうなっても構わない」と思っている人が現実にいるんです。

 

生まれ持ったものなのか、それとも育った環境がそうさせたのか、そういう奴は人の心が本当に分りません。そもそも「分かる必要がない」とすら考えている。

そのような、人の心を持たない奴に期待しても疲弊するだけですよ。

 

いくら熱意をもって接しても、それが伝わらず

「どうして理解してくれないの?」
「なぜ、そんなことを言われないといけないのか?」

このような不満が出てくるだけです。その傲慢で理不尽な態度に振り回されることになる。

 

だから話が通じないモンスター上司には、最初から分かってもらおうとしない方がいいです。

諦めの境地で「この人はこういった人だから仕方ないね」と冷めた考えでいい。

何も期待せず、感情を押し殺し、機械的に接するのが一番です。

話を聞かないモンスター上司の対処法

分り合えない人と分り合おうとすることほど不毛なことはありません。

所詮、話が通じない人にこちらの都合を理解してもらうことなんて無理なんです。なにをしようと問題を解決することはできない。

 

そもそも人の話を理解しようとしないモンスターが相手ですからね。解決のしようがない。出来ることと言えばストレスを軽減させることぐらいです。

 

なので、もし職場にモンスター上司がいたら分り合おうとしてはいけません。心に負担がかからないように相手にしないのが一番です。

上司のお守りも仕事のうちと割り切る

もし叶うのなら、できるだけメンタルを削られずに済む上司の下で働きたいものです。

しかし願い叶わず、モンスターがいる職場で働かないといけないこともあるでしょう。

 

その場合は「我慢するのも仕事のうち」と割り切ってください。

 

仕事は嫌なことや面倒なことがたくさんあります。

上司のお守りも、そういった面倒な仕事の一つとして割り切るんです。

わずらわしい書類の整理や、やっかいな資料の作成と一緒。これを我慢をすることで給料がもらえているんだと思いましょう。

 

仕事に期待や理想を持ち込むと、それが叶わなかったときにガッカリしてストレスがたまります。

逆に何の期待もしなければ、心へのダメージは少ないです。

 

上司に対しては何の感情を抱くこともなく、雑務と一緒で「これも仕事だ」と思って淡々とこなしてください。そうすればストレスを感じにくくなります。

相手のことは動物だと思いましょう

これは過去に何度も言っていることですが、話が通じない相手は「話が通じない存在」として認識しましょう。

つまり、相手を人間だと思わないことが一番のストレス軽減になります。

 

例えて言うなら、上司のことを犬や猫と同じだと思うんです。

仮にあなたが犬に吠えられたとしますよね。

そこで本気でイラついたり、心底傷ついたりしますか?しないですよね。犬がキャンキャン吠えてるな、ぐらいにか感じないと思います。

 

それと同じように上司を話しの通じない動物だと思うんです。

下手に人間だと思うから「分かってもらえるかも」「話しが通じるかも」なんて期待が生まれてしまうんです。

 

相手のことを動物だと思えば、理不尽に怒鳴られても「仕方ないな、動物だから」と割り切ることができます。

モンスターはモンスターらしく扱えばいいんです。対等な人間だと思う必要はありません。

モンスター上司に耐えられないなら転職を考えた方がいい

劣悪な人間関係の職場も「仕事上の付き合いだから」と割り切ることでストレスを軽くすることが出来ます。

嫌いな人とは精神的な距離を置くことで、心に防御線を張ることが出来る。

 

しかしそうはいっても辛いことには変わりありません。

一時的には我慢できても、この先ずっと耐えられるかと言えばそうじゃない。やがては限界が来ると思う。

 

人事異動が頻繁に行われる職場で、いずれは離れられる可能性があるなら、その瞬間だけ我慢するのもいい。

だけどその環境が改善される可能性がない、ましてやその相手が上司じゃなくて僕のように社長だったりする人は転職を考えた方がいいです。

 

話しの通じない上司は、徐々に部下の精神を蝕んでいきます。手遅れになる前に転職の準備を今からでも進めていきましょう。

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