仕事の愚痴を言いたいときは我慢しない方がいい

仕事術

仕事の愚痴を言いたいときにとるべき行動

 

社会人をやっていれば、誰でも不満の一つや二つは持っていると思います。

「めっちゃ腹立つ~!愚痴を言いたい!」

そんなとき、あなたはどうしますか?

 

世間では『愚痴を言う人=性格が悪い』みたいなイメージを持たれがち。

だから愚痴を言いたくてもあまり言わない方がいいと考えている人も多いのではないでしょうか。

 

それにしても、愚痴ってそんなに悪いことですかね?

僕はある程度なら、愚痴を言いたいときは言ってしまった方がいいと考えてます。

というか、実際にガンガン愚痴ってます。

 

あなたも言いたいことがあるなら我慢せずに言った方がいいですよ。

言いたいこもと言えない世の中はポイズンです。精神衛生上良くない。

愚痴を言うことは精神的なメリットにもつながります。

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愚痴を言うことで精神的な健康が得られる

会社なんてものはストレスの宝庫です。

理不尽なこともいっぱいあります。

何の不満もなく働いている人なんていないでしょう。

 

我慢しきれないムカムカや苛立ち。

それをずーっと我慢し続けてたらどうですか?

はっきり言って仕事のやる気もなくなりませんか?

 

不満をためてモチベーションが下げるぐらいだったら、一度爆発させて気持ちを切り替えた方がいい。

そっちの方が仕事にも集中できます。

 

愚痴の良いところは、溜まり溜まったストレスを発散されられるところです。

正直、人の文句を言ってる瞬間って、とても気分がいい。

 

「課長の奴、自分のことは棚に上げてフザけんなよ!」

「人には偉そうに言うくせに、自分はどうなんだよ!」

 

不満やうっぷんをぶちまけることで、気持ちがスカッとします。

気持ちをリフレッシュさせるためにも、不満を吐き出すことは必要ですよ。

適度に愚痴を吐いた方が、精神的な健康が維持できます。

愚痴には良い愚痴と悪い愚痴がある

「愚痴を聞いてるのは気分が悪い」

「愚痴を言う人って信用できない」

そう言う意見も分ります。

人間の醜い部分をさらけだすわけですから、不快に感じる人もいるでしょう。

 

でも愚痴にも良いものと悪いものがあると思うんですよ。

人から嫌がられるときって、ただの悪口で終わっている場合なんですよね。

その人から何かされたわけでもないのに、単なる自分の気分で相手のことを悪く言うタイプの愚痴です。

「あの人って調子に乗ってるよね~」

「少し仕事ができるからって偉そう」

このように、何の根拠もないけど、ただ自分が気に食わないという理由で悪口を言うケース。

 

相手の印象を傷つけるだけの話って、聞いていて正直、僕も気分が良いものではないです。

愚痴ってきた本人のことは信用できなくなりますし、距離を取りたくもなってきます。

 

一方で良い愚痴というのは、話の目的がストレス発散にあるんです。

「相手を傷つけたい」という思いからでなく「自分が受けたひどい仕打ちを誰かに理解してもらいたい」という衝動からくる場合です。

言い終わったらそれで終わり。気分をスッキリさせることができたら、それ以上はグチグチ言いません。

 

理不尽な出来事や、納得ができない扱いに対しての不満だったら、相手にも共感してもらいやすい。

それに「それは怒っても当然だ」というようなことだったら、文句を言っても性格が悪いとも思われないです。

内容を考えてグチれば、あなたの評価が下がることもないです。

ストレスが多い現代では我慢のしすぎで心が病む場合がある

普段の生活の中で愚痴る必要がないならそれが一番いいと思います。

誰だって、わざわざ人の文句なんて言いたくはありませんから。

でも僕が「愚痴を言いたいときは言った方がいい」と思うのは、仕事で受けるストレスって本当にハンパないからなんです。

 

他人には想像もつかないような、理不尽な扱いを受けることもあるでしょう。

意味不明なことで怒鳴られ、なじられ、場合よっては暴力を受けるもあるかもしれません。

 

そんな環境の中で、文句を一つも言わないような聖人君子でいるなんて無理ですよ。

言いたいことも言わずに我慢し続けたら、きっといつか爆発します。

 

精神的にキツイときは、誰かに甘えさせてもらうことも必要です。

どんどん愚痴って、溜まった不満を吐き出した方がいいですよ。

 

充実した毎日をおくるためには、精神的に健康であることが必須。

追い詰められて、メンタル病んで、体まで壊したら元も子もありません。

精神的ダメージに耐えられなくなる前に、溜まった毒素は抜いておきましょう。

「フザけんな!コノヤロー!」

「いい加減にしろ!あのハゲ!」

日頃の不満をぶちかまして、気持ちを切り替えてください。

愚痴をこぼして元気になれば、また頑張る意欲が湧いてきます。

愚痴を言いたいときに気を付けるポイント

以上のように、僕は溜まった不満は愚痴るように推奨していますが、ただ愚痴るときも注意が必要です。

何でもかんでも不満をぶちまければいいというものではありません。

信用できる相手にしか愚痴ってはいけません

まず文句を言うときは、その相手を慎重に選ばないといけません。

なぜなら愚痴ったことによって、自分の弱みを握られてしまうかもしれないからです。

 

例えば、上司の文句を言って、その文句が本人の耳に入れば、あなたの立場は非常に悪いものになりますよね。

そのような弱みを信用できない相手に握らせるのは、とても危険です。

「こいつなら秘密を漏らすことは無い」と信用できる相手にしか本音は言わないようにしてください。

 

僕が相手を信用できるかどうかを判断する基準は次の3つです。

  • 相手も僕に対してガンガン愚痴ってくる
  • お互いに利害関係がない
  • 仕事以外でも仲がいい

この3点に当てはまる人にしか本音は話しません。

 

愚痴を言えば弱みを握られるのは、相手だって同じこと。

自分に対して愚痴ってくるということは、こちらを信用しているということです。

お互いに弱みを握り合った者同士だったら、裏切ることもないですしね。

 

あと、自分が干されることによって、相手が得するような立場だったら注意が必要です。

こちらから聞き出した弱みを、自分がのし上がるための武器にされるかもしれません。

 

また、仲が良い同僚だったら、僕を売ることもないでしょう。

仕事以外でも付き合いがある人間は信用度も高いです。

 

このように、後から「言わなきゃよかった」と思わなくても済むように、相手は選びましょう。

後悔先に断たずです。

言い過ぎには注意!聞き手になることも必要です

愚痴というものは、つまりは他者への攻撃ですから、あまりに言いすぎると聞き手も疲れます。

言いたい気持ちは分りますが、ほどほどにしときましょう。

 

いくら本音を言える相手だからって、ずーっとネガティブなことを言い続けてたらさすがに嫌われます。

たまにはあなたの方も聞き手になって、相手の憂さ晴らしに付き合ってあげてください。

ギブ&テイクの精神で、バランスのとれた関係を保ちましょう。

 

自分本位な態度ばかりとっていると、せっかく本音を言える相手だったのに離れていってしまいますよ。

ブラック企業では親身になってくれる人との付き合いは貴重ですから、大切にしましょう。

「言いたいことは言う」精神でブラック企業を生き残れ!

先ほども言いましたが、ブラック企業での仕事とはストレスの溜まり方が尋常じゃありません。

体が震えるほどの怒りを覚えることもあります。

そんなときには、定期的に愚痴ってストレス発散。

言いたいことは言って、メンタルを上手く保ちながら、この激動のサラリーマン生活を生き残りましょう。

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