会社の雰囲気ギスギスしすぎ!社長が従業員の人間関係を規制した結果

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会社に勤めていると、人間関係の悩みの一つや二つありますよね。

とあるデータによると、会社を辞める理由の中で一番多いのは人間関係らしいですよ。

 

やはり考え方が違う人同士が集まったら、意見の衝突はあるものです。

性格の合わない人とギスギスしてしまうこともあるでしょう。

 

僕の職場も他の会社と同じように人間関係のこじれはあります。

ただウチの場合は事情がちょっと違うんですよね。

 

通常、会社の人間関係の問題って、社員同士の性格の違いや立場の違いから起こるものですよね?

「あいつとは仕事のやり方が合わない」

「上司が自分の考え方を押し付けすぎ」

このような不満がぶつかって、ギクシャクしていくものだと思います。

 

ウチの会社の人間関係がこじれている原因は、そんな理由じゃなくて社長が社員の交友を規制しているからなんです。

 

え?言ってる意味がちょっと分からない?

そうですよね。常識で考えると、社長が社員同士の交友に口出ししてくるなんてあり得ません。

でもウチの会社は違います。

従業員の人付き合いの仕方にまで干渉してくるんです。

その結果、社内の雰囲気がめちゃくちゃギスギスしているわけです。

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会社の人間関係すら自分の思い通りにさせようとするワンマン社長

ウチの社長は典型的なワンマン社長です。

会社のことは何でもかんでも自分の思い通りにしないと気がすみません。

 

そして、それが社員同士の人間関係にまで及ぶんですよ。

なんと仲良くする相手を社長が決めるんです。

「お前ら二人で飯でも食べに行って距離を縮めてこい」

「もっとあいつの話を聞いて親身に接しろ」

このように付き合う相手を支持されるんです。

意味が分からないでしょ?

しかし、社長が人間関係をコントロールしようとするのには驚きの理由があるんです。

人間関係をコントロールするのは洗脳教育をしやすいため

社員の人間関係にまで口を出してくるそ理由は、ズバリ社員の洗脳が解けないようにするためです。

洗脳はブラック企業の特徴の一つですが、ウチの場合はそれが特にヒドイんですよね。

毎日のように精神論・根性論を叩き込まれ、考え方ばかりでなく、行動までをもコントロールしようとしてきます。

向上心持って仕事しろ!

向上心を持ってたら、普通は夜中まで仕事するだろうが!

夜中まで残らないなんてやる気がないのか!?

このような説教が、日常的に繰り広げられるわけです。

 

考え方を叩きこむ

その考えに基づく行動を無理やり取らせる

言う事を聞かない社員をドン詰め

 

このように社員の行動を規制し、社員を自分の操り人形にしようとしてきます。

しかしその洗脳教育を邪魔するものが、社長と考え方が違う社員の存在です。

自分の考えとは違う価値観が広がって、それにまわりの社員が影響を受けると、社長の洗脳が解けてしまうかもしれませんからね。

 

だから人間関係にまで口を挟もうとしてくるんです。

邪魔者は排除し自分の言う事を聞く社員同士で仲良くさせて、より効率よく洗脳しようという魂胆なんです。

えげつない社員コントロールの方法

社長の人間関係の操作は、本当に本人のクソ意地の悪さが出ています。

「そこまでするか?」と思うようなことを、普通に指示してきます。

「今、あいつの考え方がズレ始めてるからお前の方からも注意しろ」

「2人で飯でも食べに行って、そのときにこういう話をしろ」

「いたらないとろこがあれば、全員で指摘し合え」

「考えがズレてる様子があれば、俺に報告してこい」

誰と接するか、そして接するにしてもどのような接し方をするのか、そこまで事細かに命令してきます。

本当にどこまで人をコントロールしようとすれば気が済むんだよ。

 

もし勝手に社員同士で飲みにでも行こうものなら「誰と行った?何を話した?あいつは何て言ってた?」と尋問です。

そして自分の気に入らないことがあれば「俺の許可無しに話すな!お前のせいであいつらの意識が低くなったらどうする!?」と激詰め。

 

はっきり言って独裁者ですよ。

個人個人の考え方なんて無視で、全て自分のやり方を押し付けてないと我慢ならないんですから。

人間関係にまで口を出してくるなんて異常ですよね。

誰も信用できない状態の中でギスギスしだす社員たち

こんなイカれた環境ですから、社員同士の関係はおかしくなっていきます。

話す内容は社長に指示されたことばかり、そして話した内容は社長に報告。

これじゃあギスギスするのも当たり前です。

チクられると面倒なので誰にも本音を話せない

社長は社員同士で話した話題を、頻繁に確認してきます。

「あいつには何て話した?」

「それに対してあいつは何て言ってた?」

このようなチェックが入るので、同僚と話す内容にも細心の注意が必要です。

万が一、もらした社長への不満が本人の耳に入ろうものなら大変ですからね。

 

なので会社では、基本的にあたりさわりのない会話しかしません。

適当な世間話と、社長の思想に反さない事柄だけ。

 

お互い腹の探り合いで、誰が味方で誰がスパイかを見極めてからじゃないと本音は洩らせません。

どこから話が漏れるか分りませんから。

 

僕も本音で話せてグチり合える同僚は2人だけです。

ポロッと言ったことで、相手に弱みを握られることになりかねないので、下手に話せませんよ。

 

会社の雰囲気がギスギスしてるどころの話じゃないね。

本当に終わってるよ、こんな会社。

ギスギスした人間関係の中で生産性も低下

社員同士はこのような仲ですから、もちろん協力し合うなんてことはほとんどないです。

自分は自分、人は人みたいな。

 

みんな自分に被害が及ばないことで精一杯。

下手に他人に関わって社長に目を付けられたら面倒ですからね。

また、そいつの口から自分の秘密が漏れたりするのも嫌ですし。

 

社長が社員の人間関係をコントロールしようとした結果、社内は殺伐とした雰囲気がただよっています。

常に信用できる相手と、信用できない相手を探り合っています。

 

こんな状況じゃ仕事の効率も良くならないですよね。

むしろ足の引っ張り合いですもん。

 

でも当の社長は、社内のギスギスした雰囲気にまったく気付いていません。

なぜなら「社内の和を乱すな!人に気に入られる人間になれ!」というのが社長の教えだからです。

 

なので表面上は和気あいあい、一見、とてもアットホームな感じの職場となっています。

いろいろと救いようがないな、ウチの会社。

人間関係が悪い職場では、割り切って人付き合いをしましょう

ここまで終わってる職場も珍しいと思いますが、人間関係が悪い職場は「そういうもの」と割り切って深く考えない方がいいですよ。

仲良くしよう、悪い雰囲気を変えよう、なんて思うと疲れます。

 

人って簡単にコントロールできるものではないです。

相手に変わってもらうなんて無理な話。

自分と合わない人がいても「そういう人だから仕方ない」と、距離を保ちながら付き合う方が楽です。

 

ウチのバカ社長も、たいがい人をコントロールしようなんて考えるなよ。

自分の洗脳が上手くいってると思ってるかもしれんけど、みんな面倒くさいから言うこと聞いてるフリしてるだけなんだって。

お前のせいで会社の人間関係はグシャグシャだよ。

本当にこんな会社、サッサと辞めてー。

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