ブラック企業で働き続けると、どんどん頭が悪くなってバカになるぞ

ブラック企業

辞める辞めると言いながら未だにブラック企業で働いている僕ですが、ここ最近になって一つ気付いたことがあります。

 

それはブラック企業で働き続けたおかげでメチャクチャ頭が悪くなっていたということ。

 

もともと頭が良くないのは自覚してますけどね。それでも最近は特に判断力、思考力、集中力も落ちて頭の回転が遅くなってることが自分でも分かる。

 

確実に脳が劣化してきてるんですよ。物忘れはひどくなってきたし、うっかりミスも増えた。それに対して何も感じなくってる自分もいる。

 

僕もそこそこのオッサンですし、老化が始まったかなとも思ったんですけど、それにしてもひどすぎる。

何でかな?と考えたところ思い当たるフシが一つあった。それはブラック企業で働き続けたことの弊害です。

 

劣悪な労働環境で働いていると、マジで頭が悪くなりますね。どんどんバカになっていく。

今回は自分の経験をもとに、その根拠となる理由について書いていこうかと思います。

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ストレスを軽減させるために思考を停止させるクセが付く

「ブラック企業で働くとバカになる」という結論に至ったのは、実際に最近の自分が物事を深く考えなくなっていたからです。本当に脳みそ使わなくなった。

 

なぜそうなったのかというと、その原因は労働環境にありました。

ブラック企業での労働は本当にストレスがたまる。理不尽なことで怒られるし、労働時間は長いし、意味ない仕事を押し付けられるし、ストレスを感じない日がない。

 

するとですね、考えることを脳が拒否するんですよね。だって考えれば考えるほどストレスが溜まるんだもん。

 

「何でこんな扱い受けなきゃならないんだよ」

「頑張ったところで、またワケの分らん修正がかかるんだろうな」

「アホなアイデアで社員振り回すんじゃねーよ」

 

嫌なことばっかりが頭の中をぐるぐる回って「わー!」てなる。発狂しそうになる。

このようなストレスから逃れるための一番の方法は「何も考えないこと」なんですよね。

罵声・暴言からメンタルを守るために感受性が鈍くなる

社畜に「ブラック企業の何が一番嫌か」と聞けば、大半の人はおそらく上司ことをあげると思います。少なくとも僕はそうです。

モンスター上司や社長から怒鳴られ、威圧され、ビクビクしながら仕事しないといけないのが一番メンタルにこたえる。

 

しかしですね。そこで何も感じない人間というのを演じることができれば、そのあたりのストレスをグッと軽減することができます。

どんな暴言を吐かれても、意味のない仕事を押し付けられても「何も感じません」というスタンスでいれば、精神的なダメージを受けなくなる。

 

ちなみに僕なんかは上司から怒鳴り散らされても野良犬が吠えてるぐらいにしか感じません。「あー、またワンワン言うとるな」ぐらいにしか思わない。

 

見事に「何も感じない人間」を演じることができているわけですが、これには弊害がありまして「演じている」つもりが、いつのまにか本当に何事にも感情が動かず、何も考えなくなる人間になってしまうことです。

 

僕は「何も感じない人間」を演じ続けていた結果、身の回りのちょっと嫌なことがあっても「まぁいいか、まぁいいか」で済ますようになっていた。そしたら何を言われても平気になった変わりに、物事に対して深く考えない人間になっていたんです。

 

上司の罵声や暴言からメンタルを守るには感受性を鈍くするのが効果的ですが、感受性を鈍くすることで普段の生活においても何も感じなくなってしまうという副作用がある。何も感じないことで何も考えなくなって、脳がどんどん劣化していきます。

「何を言っても無駄」という環境のせいで考えるのが面倒くさくなる

思考を停止させる原因は上司からのパワハラだけではありません。仕事に対しての姿勢も大きく影響してきます。

 

普通の会社で働いている人の場合は、何か仕事を与えられるとそれに対して自分なりに考えて、少しでも良い形にしようとしますよね。効率化を図ったり、クオリティを上げようとしたり、気持ちの大小はあれど周りの人間に認められようとすると思います。

そしてそれが結果となってやりがいにもつながっていく。

 

でもブラック企業にはそれがありません。仕事のやりがいなんてまったくない。言われたことを淡々とこなすだけになります。

 

自分の意見を出したら潰されるだけですしね。「俺の言うことを聞け!」と一喝されるだけ。もう面倒なので、自分の考えなんて出しません。

 

昔は僕も熱意を持って仕事に取り組んでいた時代がありました。クソ会社には違いありませんが、その中でも自分なりに効率化や結果を追及して頑張っていた頃があったんです。

 

でもそういう自主性はことごとく潰されてきました。

「勝手なことするな」

「余計なことを言うな」

「黙って言われたことだけしろ」

こんな扱いを受けると、もう自分で率先して何かしようなんて思わなくなります。何かしたところで怒られるだけだし、やる気出しても損するだけなので「言われたことだけやっときゃいいか」てなる。

 

やがて自主性は一切なくなり、何も考えずにただ作業を繰り返すだけのマシーンと化します。やはりブラック企業では人間らしい感情を持つのは難しい。

 

「何を言っても無駄だな」「考えるだけ無駄だな」と思うようになって、そのうち本当になーんにも考えなくなっちゃった。

ブラック企業の労働環境は感受性を失うだけでなく自主性すら奪っていきます。そしてバカ人間の出来上がり。

ブラックな環境に慣れると本当に何も考えなくなるぞ

以前、僕はブラック企業で働くのに必要なのは”鈍感力”だと言ったことがある。メンタルを守りながら働くなら鈍感になるのが一番いいと。

⇒ブラック企業で生き抜くには不真面目さが必要

 

その考えは今でも変わっていません。モンスター相手にまともな感情で接してたら、そのうち心が壊れちゃう。ハッキリ言って奴らを人間として扱わなくていい。

 

でもそれっていずれは辞めるのが前提の話なんですよね。一時的に身を守るための方法なんです。ずっと続けていいわけじゃない。

劣悪な労働環境にも慣れて社畜化してしまう

人って慣れる生き物です。慣れない環境にもやがては適応していき、そして日常になっていく。

これってブラック企業にも当てはまります。最初は「耐えられねー」なんて弱音を吐いていた人間も、やがては劣悪な環境に慣れてしまう。

 

またブラック企業って社員のマインドコントロールが上手いんですよ。耐えられるか耐えられないかのギリギリをせめて洗脳していく。言葉巧みにブラックな環境に慣れさせていくんです。

 

早めに見切りをつけて辞められたらいいんですが、変に耐えちゃうとその後もずっと働き続けるハメになる。社畜として生きていくことになってしまいます。

それが今の僕。文句を言いながらも現状に慣れてしまって辞められないでいる。感受性鈍って思考停止のまま奴隷として働き続けています。まあ、何も考えずに惰性で生きてたらこうなります。

奴隷で終わる前にもう一度自分の未来を考え直す

このままだとヤバい。この会社にいてたら本当に人生終わっちゃう。

奴隷生活に慣れてしまって、ブラック業から抜け出すことを諦めかけていましたが、もう一度、自分の将来を考え直そうと思う。

思考停止をやめて頭をフル回転させて絶対にこの状況から抜け出してやる。

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